札幌から本州の山旅へ1 鳥海山(鉾立コース)憧れの山にやっと登った。
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,252m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2014年に岩手にいた時に始めた登山。最初は右足の古い怪我の痛みと基本的な体力不足で小さな山にしか行けないんだと思っていたが、色々な山に登っているうちに右足の痛みが消え、体力も少しづつ付いたのでたまには大きな山にも登れるようになった。
昨年から秋に東北・北関東の面白そうな山に登る旅行をしようと計画していて、9月21日にいよいよその旅行に出た。東北にいた時2度見た姿かたちの美しい、そして雄大な鳥海山をこの旅の口切に選んだ。
天気はこれ以上ない程の快晴、気温は低めで風もほぼ無し。絶好の登山日よりとなった。
登山コースは色々あるが自分には距離はきついが途中の風景の変化が一番多そうな鉾立コースで登ることにした。行きの七五三掛くらいまでは好調だったが千蛇谷に入ってからの登りで体が重たくなりはじめる。いつもなら二汗かく頃に体がすーっと軽くなる感覚があるが今回はそれがない。多分涼しいのでほとんど汗が出ないためでは?と思いつつガクンと落ちたペースのままようやく御室へ到着。
そして休憩してから巨大な岩の重なる山頂を登り始める。見た目は怖いがもし落ちても数メートルも落下しそうな箇所は無いので両手両足フル稼働で面白がって登っている行ける。楽しいワ! 気がつくと前後に色々なコースからやって来たのか思ったよりも多くの登山者がいる。山頂では見知らぬ者同士で狭い山頂の空き順番を譲りあったり、カメラのシャッターを切ってあげたりしている。ここから見える景色も良いがこうしたお互いを思いやる気持ちが素直に行動に出るのを見るのも嬉しい。
帰路は御室で十分休んで疲れがとれたせいか順調に歩きはじめたが、外輪部分から七五三掛へ降り始めるあたりで次の一歩の足の置き場の選択のミスで何度か足を滑らせてしまう。多分判断能力が低下しだしているようだ。何かの本で脳も勿論疲労するので栄養補給は必要だと書いてあったのを思い出し、甘い行動食を食べ、そしてドーピングをしてみる。
七五三掛以降は注意して歩かなくてはいけない場所は無いので、この山は今日が最初で最後かも知れないので歩くにつれて変わる山の姿をじっくり見ながらゆっくりと下山する。
気がつくと先行していた他の方々の姿が視界の外に消え、後ろから来た方にどんどん追い抜かれ最後尾の下山者になったようだ。少し夕暮れ時の色になりかけた雄大な景色を見ながら、もし地元に住んでいたら毎年必ず登りたくなる良い山だなあと思った。
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