鳥海山・長坂道コースから・・・しっかり堪能してくる予定でしたが・・・


- GPS
- 29:50
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 3,047m
- 下り
- 2,211m
コースタイム
天候 | 1日目:曇り時々小雨、2日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
・温泉へ寄る時間の余裕がなく、酒田駅トイレで更衣・化粧直し。悪天候のため飛行機の便を1日短縮変更する。 |
その他周辺情報 | 鉾立山荘に宿泊したが料金は安いが水・電気は十分使用できるし、ガス台・食器も揃っており、シャワーも浴びれます。自分にとっては贅沢な山荘でした。 出張用の荷物は酒田駅のコインロッカーにデポ。 |
写真
この後、あっという間に真っ暗闇に。ヘッドライトを付け鉾立山荘まで躓かないよう気を付けながら石畳を進みます
その後夕食を作り、食後の大人のジュースと北海道の珍味をつまみながら、管理人さんらと談話。
一緒に宿泊された男性二人組の方は、せっかくなので山頂まで往復するとのこと。私は計画のコースをショートカットし宿泊予定の避難小屋を変更することにし、途中まで一緒に行く事に。
二人組男性と相談し、今日はこれ以上の山泊は中止し、お二人のご厚意に甘え、山頂までの往復で下山することにしました。私の重い荷物の半分以上は小屋にデポさせていただきます。
新山はどこ?千蛇谷分岐部の標識で新山へのルートを見逃しちゃいました。でも、もうかなり雨がカッパを浸透し風も強く身体がかなり冷えたこともあり、3人で新山は諦めて小屋へ戻ることに。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
ポール
シェラフ
|
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備考 | 携帯用の防水カバーをもっていたにも関わらず雨に濡れ、ヤマレコMAPのGPS機能が途中から消えてしまい、それに伴い画像も半分位は消えてしまった。 |
感想
いつも頼りにしている「天くら」、鳥海山を2泊3日で計画したのに生憎の悪天候。
会の仲間や東北の知人などに相談し、家族からもそんな天候で行かない方がよいと言われ、一度は山行を諦めた。先にリュックを前泊予定のホテルへ送っていたのでそれを取りにホテルへ行き、やけ酒だぁ〜と言いながら近くのスナックで思い切り歌って飲んだ。寝て起きて空を見てるうちに「あれ?行けるんじゃないかな」→「いや、いけるに違いない」→「よし、行こう」ってな事になり支度を整え、計画より2時間遅れで出発。
山行中は午後から小雨に数回当たっただけで、基本的には曇り空だが紅葉が綺麗で感激しながら進むことができた。アオガエルや変わった配色のバッタやサンショウウオなど小動物には出会ったが、キノコ採りのおじさん一人以外とは全く誰とも会わないまま宿泊先へ。
宿泊先の鉾立山荘の管理人さんからは「地元の人間でも通る人はほとんど居ないルート」で、しかも「初めて入る山なのにこんなに真っ暗になって歩くとは」と呆れかえられた。他にも「何でも出てくるな〜」と私のリュックサックの中身を見て益々呆れかえられる。
2日目、起床するとすでに雨。計画を変更しショートカットし滝ノ小屋へ向かおうと思って出発したが、あまりの雨足と風の強さに断念、同行させていただいた二人組の男性のご厚意に甘えて、山頂まで往復し鉾立へ戻ることになる。
こんな悪天候の日に山頂目指すなんて私たち位だろうーと話していたが、なんと山頂近くで3人組×2、2人組×2とスライド、まだまだ物好きは居るようだ。
標識を見落とし新山へは行けなかったが、3人共身体の芯まで冷え切ったこともあり標高差10mだけの七高岳には到着したのでこれで良し!ということにし下山開始。
途中の御浜小屋で休憩をとるが、工事の方々が丁度休憩時間だったようでストーブが焚かれ、小屋の中は暖かく生き返った気持ちであった。
最後まで計画通りには行かなかったが、今回も東北の方々の温かさをしみじみと感じる事のできた有意義な山行だった。
おはようございます。
先日の日記には”来年に延期”と書いてあったので”実行”と聞いて驚きました。
それにしても340mからスタートとはすごいルートですね。
(shinobu49さんにとって)初めての山でこのルートを雨模様の中をヘッ電点けて19時まで歩き続ける体力、度胸に感服しました
私も30年程前鉾立山荘に泊まって鳥海山に登りました。
その晩の宿泊者は私達(+友人1人)だけ、そして管理人のおじさんと意気投合!
大宴会になり管理人さんは秘蔵の一升瓶を持ち出してきて深夜まで飲み、語り続けました。次の日の雨、強風の中の登山の辛かったこと・・。
まあ自業自得ですが(笑)
写真を貼っておきます、この管理人さんでは有りませんでしたか?
(もしそうなら現在は優に80歳は超えていると思われますが)
懐かしかったのでつい長文になり申し訳有りません。
お疲れ様でした
スーパーマンmumcharlieさん、貴重な思い出話をありがとうございます!
そんな昔からあったのですね、鉾立山荘は。って言うか、mumcharlieさん、若いですね〜〜〜
今は、管理人さんが4名いらっしゃって1日づつ交代しているそうです。残念ながら、画像の方ではありませんでした・・・。
私が宿泊した日の担当の方は、予約の電話を入れた時にも対応してくれた方で、山行ルートに迷っていた時だったので、簡単にですが私の計画を相談したら「そんなルートを取る人は居ないよ」とバサリと言われました。そんな事もあって、管理人さんからは、どんな山を登っているのか?どれ位の頻度で登っているのか?など色々聞かれました。しまいには「Mだな」ととんでもない誤解をされてしまいました( ̄▽ ̄;)
まあ、確かに今回は(今回も?)荷物が多く(要領が悪い?心配性?)両肩にアザが出来てしまう位の重さになってしまい、「M」と言われても仕方ないかも・・・💦
shinobuさん思い出に残る山行お疲れ様でした。ちょっと登って引き返したのかと思いましたが、なんと七高山まで登っちゃったのですね。オチがあるというのは、そういうことだったんですね!その向かい側が新山です!
写真を見る限り、人が飛ばされるくらいの雨風のようには見えないのは、七高山まで行けた証拠なんでしょうけど、やけ酒飲んだだけで帰るよりは七高山まで行けてよかったです。お疲れ様でした。休む間もなく、今週末の連休は、多分どこかの山ですね?
Goe730さん、ご心配おかけしました!
おっしゃる通り、やけ酒呑んだだけで帰るのは勿体ないですよね〜。
山歩きには全く興味のない我が娘には「街の中をその重いリュックサックを背負って歩いて、山へ行った気分に浸ってくれば〜〜」と何とも味気のない事を言われてましたので、本物の鳥海山を(一部ですが)歩けて良かったです!
画像で雨風の強さが伝わらないのは、多分画像自体を撮らなかった(いえ、撮れなかった)からでしょう〜。とにかく手足は、かじかんで浮腫みまくってましたし、冬山でないのにあんなにガチガチ震えることは、初めての経験でした(~_~;)
まあ、しばらくは鳥海山の余韻に浸り大人しくしてまーす!(笑)
shinobu49さん、こんにちは。
悪天候での登山、お疲れ様でした&無事帰還されてなによりでした。
遠方の登山での悪天候、確かに判断を悩むところですよね。
人の話を聞くと、なんでそんな無茶するんだろうと思うのですが、
自分のことになると、「せっかく来たのだから・・・」「次いつ来れるか・・・」等々考えてしまいますよね〜
NANBUさん、こんにちは!
そうなんです、そうなんですー
せっかく来たのだから・・・でも、こう言う思いが無理をして取り返しのつかない事故を起こしてしまう事も分かっているのですがー(-。-;
まあ、今回は親切な方と同行させていただいたおかげで、あれ以上の無理をせず引き返すことができたので運が良かったと思います。
今後は気をつけようと思います(^_^;)
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