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Yamareco

記録ID: 1280011
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

大朝日岳(祝瓶山経由)

2017年10月06日(金) 〜 2017年10月07日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
32:00
距離
24.1km
登り
2,504m
下り
2,503m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:35
休憩
1:00
合計
9:35
5:30
33
6:03
6:06
124
8:10
8:25
10
8:35
8:35
50
9:25
9:30
45
赤鼻
10:15
10:20
45
1319ピーク
11:05
11:10
43
大玉山
11:53
12:00
15
小国コース分岐
12:15
12:15
56
北大玉山
13:11
13:15
84
平岩山分岐
14:39
14:55
10
大朝日岳山頂
2日目
山行
5:30
休憩
0:06
合計
5:36
6:16
6:17
56
7:13
7:13
19
7:32
7:32
34
8:06
8:06
67
9:13
9:17
48
10:05
10:06
10
10:16
10:16
51
11:07
11:07
30
11:37
初日のログがうまくとれておらず手修正しています。
2日目は雨がひどく、赤鼻まで座っての休憩なしで歩きました。
標準コースタイムより長いコースタイム(2倍くらい)で表示されているようですが
これでほぼ標準タイムと思います。
天候 10/6 曇り 10/7 雨
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
木地山ダムから林道を20分くらい走ると祝瓶山荘(他3建)と駐車場(15台くらい)ありますが、ダムから先の林道は荒れ気味で、普通車は注意が必要です。
またgoogleマップでは、祝瓶山荘で指定しても木地山山荘までしか案内してくれません。早朝、しかも初めての場所のため少し悩みました。
コース状況/
危険箇所等
・祝瓶山荘から登山口まで10分ほど林道を歩きます。
・カクナラの吊り橋は踏み板が傾いていて歩きにくいです。
・祝瓶山の山頂直下は登るというより攀じる感覚でした。
・大玉山はどちらからの登り下りも厳しく体力を消耗します。
・大玉山~北大玉山間は稜線の東側が微妙に片斜面となり、少々藪っぽい箇所もあって歩きにくいです。なお、藪っぽいのはこの区間くらいで、他はきれいに手入れされてました。
・大朝日の最後の登りも疲れた体にこたえます。
・途中の水場は未確認です。
祝瓶山荘前駐車場。
これは帰りに取った写真です。
祝瓶山荘前駐車場。
これは帰りに取った写真です。
電話ボックスと思いきや、登山届はこの中にあります。
電話ボックスと思いきや、登山届はこの中にあります。
林道を10分ほど歩くと、
林道を10分ほど歩くと、
登山口の標識がありました。いよいよスタートです。
登山口の標識がありました。いよいよスタートです。
まずは吊り橋から。後で書きますか、この吊り橋、なかなか曲者でした。
まずは吊り橋から。後で書きますか、この吊り橋、なかなか曲者でした。
祝瓶山遠望。1400mの山とは思えない迫力です。
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祝瓶山遠望。1400mの山とは思えない迫力です。
桑住平到着。明日はここに直接降りてきます。
桑住平到着。明日はここに直接降りてきます。
尾根の取り付き。このあたり、まだまだ大したことありません。
尾根の取り付き。このあたり、まだまだ大したことありません。
だいぶ登ってきました。
だいぶ登ってきました。
少しずつ斜度がきつくなってきました。
少しずつ斜度がきつくなってきました。
登ってきた尾根を振り返る。この先、もっときつくなってきます。
登ってきた尾根を振り返る。この先、もっときつくなってきます。
山頂を見上げます。最後どこを登るんでしょうか?
山頂を見上げます。最後どこを登るんでしょうか?
山頂直下の壁。
壁の脇の登山道を登っていきます。このコース、桑住平から水平距離2kmで高度差800mだとか。
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壁の脇の登山道を登っていきます。このコース、桑住平から水平距離2kmで高度差800mだとか。
山頂直下で南にトラバースします。
山頂直下で南にトラバースします。
迂回したので少しは楽なコースと思ったのですが・・・
迂回したので少しは楽なコースと思ったのですが・・・
最後、攀じる必要がありました。
最後、攀じる必要がありました。
祝瓶山頂。360度の大展望を楽しめます。
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祝瓶山頂。360度の大展望を楽しめます。
これから歩くコース。距離よりもアップダウンが大変そう。
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これから歩くコース。距離よりもアップダウンが大変そう。
飯豊遠望。冠雪した姿が見て取れます。
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飯豊遠望。冠雪した姿が見て取れます。
北股岳と石転び沢。
大朝日岳山頂から見るより、圧倒的に近く飯豊を見ることができます。
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北股岳と石転び沢。
大朝日岳山頂から見るより、圧倒的に近く飯豊を見ることができます。
祝瓶山南面の紅葉。このあたりも非常にきれいです。
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祝瓶山南面の紅葉。このあたりも非常にきれいです。
大朝日方向への分岐。ピンクリボンが目印。真っすぐは小国口です。
大朝日方向への分岐。ピンクリボンが目印。真っすぐは小国口です。
このあと400m下ります。
このあと400m下ります。
赤鼻の分岐。明日はここから下ります。他の方のレコでは熊が齧ったとか。
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赤鼻の分岐。明日はここから下ります。他の方のレコでは熊が齧ったとか。
振り返ると祝瓶山の迫力ある姿が。左側の尾根を登りました。
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振り返ると祝瓶山の迫力ある姿が。左側の尾根を登りました。
黄葉と祝瓶山。
小国口からのルートの合流地点。今度は針生平からも歩いてみたいです。
小国口からのルートの合流地点。今度は針生平からも歩いてみたいです。
北大玉山南面。紅葉のピークは1400~1500m付近でした。
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北大玉山南面。紅葉のピークは1400~1500m付近でした。
平岩山手前の紅葉。
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平岩山手前の紅葉。
どこを見てもきれい。
2
どこを見てもきれい。
こっちも。
このあたり、足がなかなか進みません。
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このあたり、足がなかなか進みません。
平岩山分岐到着。平岩山はもう少し先ですが、今日はパスして大朝日に向かいます。
平岩山分岐到着。平岩山はもう少し先ですが、今日はパスして大朝日に向かいます。
平岩山から大朝日岳山頂にかけて、花崗岩のオブジェが目を楽しませてくれました。
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平岩山から大朝日岳山頂にかけて、花崗岩のオブジェが目を楽しませてくれました。
縦走路の南西側の紅葉が圧巻です。
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縦走路の南西側の紅葉が圧巻です。
手前がニセピークで奥が山頂。最後の最後、きつい登りがまっています。
手前がニセピークで奥が山頂。最後の最後、きつい登りがまっています。
山頂から今日歩いた縦走路を振り返りました。祝瓶山からなんとか歩きとおすことができました。
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山頂から今日歩いた縦走路を振り返りました。祝瓶山からなんとか歩きとおすことができました。
ようやく到着しました。いやあ、長かった。
ようやく到着しました。いやあ、長かった。
登ってきた縦走路を覆う滝雲。
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登ってきた縦走路を覆う滝雲。
小朝日岳と尾根を越える雲。
小朝日岳と尾根を越える雲。
山頂から小屋に下る途中、数日前に降った雪が残っていました。
山頂から小屋に下る途中、数日前に降った雪が残っていました。
金玉水。相変わらず冷たい水が湧き出しています。
金玉水。相変わらず冷たい水が湧き出しています。
金玉水からの大朝日岳と避難小屋。もう少し近ければ言うことなしですね。
金玉水からの大朝日岳と避難小屋。もう少し近ければ言うことなしですね。
2日目の朝の小屋。ガスガスで何も見えず、雨もひどく、このあとしばらく写真はお休みとなりました。
2日目の朝の小屋。ガスガスで何も見えず、雨もひどく、このあとしばらく写真はお休みとなりました。
赤鼻でようやく雨がやみました。
赤鼻からのコースはよく整備されていますが、急です。こんな鎖やロープが続きます。
赤鼻でようやく雨がやみました。
赤鼻からのコースはよく整備されていますが、急です。こんな鎖やロープが続きます。
大木が倒れていました。さすがにカットできないのか、迂回路が整備されています。
大木が倒れていました。さすがにカットできないのか、迂回路が整備されています。
踏み板が斜めなのが分かります。しかも、途中から手でつかむ側を変える必要があります。
踏み板が斜めなのが分かります。しかも、途中から手でつかむ側を変える必要があります。
祝瓶山荘のほかに個人所有でしょうか?合計4つの建物があります。水場は小屋の前、トレイも別棟であります。
祝瓶山荘のほかに個人所有でしょうか?合計4つの建物があります。水場は小屋の前、トレイも別棟であります。

感想

今年は順調に山行を重ねることができ、今シーズンの集大成として、朝日で歩いたことのないコースを検討してみました。三面、二ツ石、針生平(中沢峰、白滝もありますが)が未踏コースで、祝瓶山にも登ったことがなかったので、祝瓶と大朝日のセットで針生平からとほぼ決めていたのですが、土曜の天気が悪いことから、初日に祝瓶&大朝日を登るとなると、登山口の標高が高い祝瓶山荘が有利(楽)と、急遽変更しました。

祝瓶山荘から祝瓶山への直登コースは、祝瓶山への登山コースで最も急なコースであり、右手の岩壁の迫力と一歩一歩天に登るような登山は、これまで経験のない非常に爽快感のあるコースでした。山頂からは飯豊、朝日の両展望を楽しむことができ、大満足の登頂となりました。

その後、大朝日方面に進路をとりましたが、コースの核心部は大玉山付近のエグイ登降と、その後の素晴らしい紅葉でした。
大玉山も1400m程度なのですが、祝瓶側の鞍部からの標高差が400m、大朝日側も鞍部から200mの標高差があり、行きも帰りも体力を搾り取られました。
そのご褒美かもしれませんが、その先の北大玉山、平岩山までの紅葉は見事でした。高曇りで日光は差しませんでしたが、自分の朝日登山ではNo.1の紅葉でした。
この風景の一部になれて、無理して登ってきてかいがありました。

この日の宿泊者は4名のみ。土曜の悪天候の予報のためか、この時期としては寂しいくらいの状況で、のんびりとすることができました。

2日目はガス&強風&雨のため、ほとんど撮影もせず、ただただ歩きました。この日は朝から腹に鈍痛があり、登り返しのたびに立ち止まって痛みが引くのをまつ状態でした。だましだまし、何とか下山できましたが、胃薬をもってこなかったのは反省材料です。

なお、このコース、初日は大朝日山頂まで、帰りは小屋を出てから誰とも会いませんでした。

2日目の天気はいまいちでしたが、今年はこれで十分かなと思える、結果として大満足の山行となりました。

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