紅葉・眺望♪の四阿山・根子岳
- GPS
- 06:51
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 961m
- 下り
- 932m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
牧場入口で入山料一人200円を支払う。三連休の真ん中だけあって朝7時半の時点で駐車場は7割がた埋まっており、上から三段目のNo.3に停めた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されており道を間違えることはない。 雨上がりだったので、熊笹の露や一部ぬかるみがあった。特に、四阿山・根子岳分岐から根子岳方面への下りは、急傾斜にぬかるんでおり木の根を踏むとよく滑った。 |
その他周辺情報 | 須坂長野東ICへの帰路、須坂でちょっと寄り道して「湯っ蔵んど」で疲れを癒す。ジェットバスに足を打たせて疲労回復、生き返った。これで自宅まで無事帰れます。 http://www.yukkuland.jp/index.php |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
GPS
保険証
携帯
サングラス
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感想
天気予報は良好、翌日は祝日で休み。これは山に行くしかない。好天予報に服装に迷うが、先週の寒さと標高を勘案し軽快さよりも防寒を考えた服装に。これが後に仇となった。
三連休の中日だから早めに家を出ようと準備を整えて就寝。。ところが例によって愛犬が言うことを聞かない。予定より15分遅れで出発。
途中の長野道では一部霧雨が残っていた。雨天では登らないので、単なるドライブか山行かどちらだろう?あがっていくことを信じて進む。
須坂長野東ICから大笹街道を経て菅平を目指す。紅葉の始まった渓谷を登り詰めると菅平。雲・ガスも切れ晴れあがっている。車通りも少なく快適なドライブだった。
三連休の真ん中だけあって、朝7時半の時点で駐車場は7割がた埋まっていた。3段目に何とか停めた。
菅平牧場登山口から中四阿道へ。ひろびろと牧場が広がり牛がのんびりと草を食む。背景にはこれから向かう四阿山と根子岳が広がり、この景色だけで気持ちがのびやかになる。登山道はよく整備されており問題はない。雨上がりだったので、熊笹の露や一部ぬかるみがあった。
陽射しが強くひなたはかなり暑い。樹林帯の中の沢筋の冷気が心地よい。前後に人の声を聴きながら進む。
子連れも多い。慣れている感じのお父さんと息子さん、ちっちゃな姉妹連れのご夫婦。今回の山行を通じて元気はつらつの子供の姿を多く見かけた。体力は大人の方があると思うが、体重の軽さは強い。彼らの姿を横目に減量を誓う。
尾根筋に出て眺望が開ける。浅間、八ヶ岳、南ア、中ア、北ア。南東から西北にかけての大パノラマ。遠くに富士山のシルエットも。
小四阿近傍にてパノラマを楽しみながら小休止。陽射しは強く暑い。加えて新しいズボンとタイツの組み合わせで負荷がかかる感じ。普段より筋肉の消耗が激しい。途中撤退の不安も沸く。
中四阿を巻いて尾根道を登る。たまにガスが流れるが眺望は素晴らしい。だが消耗しすぎて足元を見てしか歩けない。
四阿山・根子岳分岐のあたりで小休止して多少息を吹き返す。最後の木道の階段を何とか登り切り四阿山頂へ到達。
三連休の中日のためか人が多く、座る場所を確保するのも難しい。山頂では小休止にとどめ折り返す。山頂直下の岩場に腰かけて小一時間足を休める。何とか根子岳にも回れそうだ。
四阿山・根子岳分岐から根子岳方面へ下る。急傾斜の上にぬかるんでいて水びたし。木の根を踏むとよく滑った。ヤマレコおすすめコースではこの急傾斜故に四阿山→根子岳の順路を勧めている。従って大正解だった。
大スキマに出ると樹林が切れ熊笹が広がり視界が開ける。米子川谷筋から志賀にかけての紅葉と眺望に恵まれたとても開放感のある空間だ。
風景にパワーをもらってオーバーペースにならないようゆっくりゆっくり根子岳に進む。
目標となるちょっとした岩場で小休止しながら根子岳山頂を目指す。今日の調子との付き合い方がわかってきたためか、思ったより一定のペースで持続する。山頂手前の岩場を巻いて根子岳の祠に辿り着いた。
四阿山ほどは人も多くなくスペースも広いので、岩の上にザックを降ろして腰を下ろして大休止。北アの山並が見事で時間を忘れて楽しめた。
後は登山口まで約3km弱を下るのみ。ホッとしたのが浅はかだった。なだらかなザレの下りはボディブローのような太ももへのダメージ。途中休憩を頻繁にとり、だましだまし下る羽目に。
何とか樹林帯に辿り着きペースをつかみ東屋を越えて進む。最後の階段の下山路を足をかばいながら這う這うの体で登山口へ。登山口から駐車場までのアスファルトの下りが最後の試練。普通のなだらかな下り坂が、太ももが焼き付くとこんなに苦しいものだとは、初心者には強烈な経験だった。
帰路の「湯っ蔵んど」でジェットバスを足にあて、ジャグジーでマッサージして、ようやく生き返った。山行の後の温泉は何物にもかえがたい。
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