北八ヶ岳 稲子岳南壁左カンテ
- GPS
- 08:13
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
天候 | 晴れ!途中、ちょうどよい眺めのところまで登ったときにちょっとガスってしまったのが残念でしたが、トップアウトしたらまた晴れ間が出てきました。 気温も高く風もなく、クライミングに最適でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路は渋滞が頻発し、16時すぎに稲子湯出発後、約5時間で帰京。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
久々の一般登山道歩きやすいアプローチ道。前日の雨のためか少々濡れていたものの、北八ヶ岳らしいと思いしっとりした森の中を歩きました。 取り付きまでは、「しらびそ小屋40分−中山峠40分」の木の看板がかかった緑のロープから。ほんとうはもっと手前から入ることも考えていたのですが、どこだろ、どこだろと歩いていたらあっという間に看板のところに到着してしまいました。 看板からは踏み跡明瞭。しかしガレ場にかかったところで、トラバースすべきガレ場を、誤って登っていってしまいました。WEBなどで、ガレたところを登っている人がいたよね・・・という記憶違い。GPSで確認した結果まったくの方向違いであるとわかり、トラバース復帰。下山時に確認したら、ガレ場渡り以外は、クライマーズ道とはいえ踏み跡明瞭でした。 |
その他周辺情報 | 稲子湯で日帰り湯をいただきました650円。泉質は硫黄感あふれ素晴らしいのですが、シャワーなく、蛇口も湯と水をそれぞれ押して使う旧タイプ。しかも湯量が非常に細く、髪や体を洗うには無理があり、湯おけからの汲み湯でしのぐ状態でした。汚れた体をしっかり洗うなら、車を走らせ、少し先にある「八峰の湯(ヤッホーのゆ)500円」に行くとよいと思います。安いし。 |
写真
感想
3連休で北岳バットレスに臨むはずだったのに、初日の雨天、師匠の急仕事などが重なり、北岳は諦め。じゃあ代わりに・・・と検討した結果、春に逃した稲子岳南壁に赴きました。3連休の山予定が1日だけになったのはちょと残念だけど、たまにはいいか。
クライミングは、拍子抜けするほど困難なく終えることができました。私は1,3,5ピッチ目をリード。トポでは細かく刻むと全7ピッチだが、1−2と5−6をつなげた結果5ピッチになりました。
落石や岩の剥がれに気をつける必要があるけれど、先週赴いた前穂正面壁の方がもっとやばかったので、相対的に気持ちは楽。剥がれそう・・・と思われたフレークも、意外やしっかりと張り付いていたりなど、多く人が入っているルートなのだと実感しました。
取り付き時点で、前にはわかるだけで2パーティ。直前のパーティには、ほぼ間を開けずにスタートした感じでした。我々の後も4人組パーティが入りましたが、前も後も、若干の渋滞が発生しつつもそれほどストレスなくに済みました。我々は途中、カム回収のロワーダウンなども行ったのですが、それがために後行パーティに迷惑を掛けることもなく。いろいろな意味で順調にトップアウトできました。
反省点は。
最終ピッチは7mの短いクラックルートでしたが、ここでまたも私はロープを交差させてしまい、重たくしてしまいました。短いピッチで助かりましたが、足股の下にある2本のロープの居場所をきちんと把握し流れを考えてクリップすることがどうもまだできず。また、ルートの流れと適切なぬんちゃくの長さをまだ考えて適切なスリングを使うこともできませんで、ロープを屈曲させてしまう。
「ここみたいな易しいルートで繰り返し練習することだね」と師匠からの指導を拝受いたしました。がんばりまふ。
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