【宿は奥之院】七面山 北参道〜奥之院〜敬慎院〜希望峰〜表参道

2017年10月08日(日) 〜 2017年10月09日(月)

• GPS: 11:49
• 距離: 18.3km
• 登り: 2,071m
• 下り: 1,891m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:08

8:20 スタート地点
13:58 15:06 敬慎院
15:28 宿泊地

2日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:42

6:33 宿泊地
6:52 6:52 敬慎院
7:41 7:44 七面山（山頂標柱場所）
8:09 8:21 希望峰
8:38 8:38 七面山
9:17 9:17 敬慎院
11:09 11:10 七面山表参道登山口
11:15 ゴール地点

天候

くもり時々晴れ（9日の朝は快晴）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北参道は神通坊の女将さんにお願いして境内に駐めさせていただいた。
表参道は以前お坊さん方が駐車場にしていたスペース駐車。
両方とも余裕あり。

コース状況／危険箇所等

今夏、北参道を篤信者が整備したと聞いて参拝したが、登山道の階段や手すり、ベンチが新設されていた。

写真

10/8 8:33

神通坊の境内奥に温泉を採掘する設備がある。その横に5台ほど車を停められるスペースがある。今回は祖父の代からお世話になっている神通坊服部様に駐車の許可をいただいた。

今回は父と妹と北参道から登詣して奥ノ院に宿泊。翌日は八紘嶺を目指して縦走し、敬慎院に戻ったら表参道を下る予定。車はすでに表参道入口に駐車済み。ちなみに3人とも奥ノ院の宿泊は初めて。

10/8 9:00

神通道場の菩素さんが作成された板が丁目石の横に立ててある。法華経の第十六番目、自我偈の訓訳が刻まれている。おそらく40丁目の奥ノ院が「即成就仏心」になるはず・・・

10/8 9:06

首を怪我したモグラが登山道を這い回っていた。一生懸命潜ろうとするがなかなか土の中に体が入っていかずに苦戦していた。

10/8 9:21

表参道と比べて傾斜のキツい登山道を登ってようやく7丁目の休憩所へ。こちらは神通坊で以前管理していたが今は無人の模様。

10/8 9:24

10年近く前に登って以来だが、ここは以前と変わりない。

10/8 9:16

七丁目から先の登山道。この並木道は昔から好き。

10/8 9:53

先行した父が余裕の一枚。私は最後尾はゆっくり。

10/8 10:29

19丁目までの最後の登り。

10/8 10:38

19丁目安住坊に到着したが管理人は不在。前回来た時はおじさんがお風呂の設営してたのだが。

10/8 10:40

安住坊の別名は栃の木坊。伝説によれば日蓮聖人のお弟子の日朗上人お手植えらしい。

10/8 10:44

中間地点だがすでに父と妹はバテ気味。巨木を眺めながらおにぎりをひとつ頬張る。

10/8 11:23

表参道にはない雰囲気。

10/8 11:40

凄い急登。妹も私もカメラを見る余裕がない。

10/8 12:02

真新しい手すり。
そもそも今回北参道を登るきっかけが8月に整備したという登山道を見たかったから。これはその一部。

10/8 12:15

30丁目明浄坊。
ここも以前はお坊さんがお経を上げていた記憶があるが、今日は不在。

10/8 12:14

富士山は臨めなかったが、雲がアルファベットのかたち。

10/8 12:31

美味しそうなアケビが実っていた。

10/8 13:00

36丁目の雨畑ルートとの分岐。
七面山の西側登山道は雨畑集落から登る。以前1回だけ登ったことがあったが、ロープで道が塞がれていた。

10/8 13:07

トリカブトが美しい。

10/8 13:18

奥ノ院に到着。
別当の大滝上人は不在だが、今月末で交代される模様。

10/8 13:15

ここまで4時間半かかった。
日帰りなら6時半に登り始めないと日没に間に合わない。

10/8 13:18

今日はこのあと敬慎院に御開帳を受けに行くので余計な荷物は部屋に置かせていただく。

10/8 13:19

少しだけ紅葉が始まっているようす。

10/8 13:19

七面大明神が現影されたという影向石。
七回半周すると願いが叶うという。

10/8 13:48

敬慎院に向かう途中。
ニノ池に立ち寄ってお参りする。

10/8 13:50

独特な雰囲気はサルオガセのせいか。

10/8 13:51

ゆる〜い登りで余裕の足取り。

10/8 15:26

生ゴミ捨て場の近くで鹿に遭遇。
全く人を怖がらずに草を食べていた。

10/8 14:03

遥拝所から富士山は拝めず。

10/8 14:13

敬慎院へ。
今日は普段より4時間ほど到着が遅いのでお坊さんから珍しがられた。

休憩室は貸切状態。

10/8 16:37

奥ノ院に戻って一段落していたところ、西側の雲が動いたとの知らせ。外に出ると今日はじめての富士山が。

10/8 16:37

雲の動きが激しくて面白い画がたくさん撮れた。

10/8 16:23

雲海の中の富士を見るのは本当に久しぶり。

10/8 16:48

随身門越しの富士山が敬慎院の名物なら鳥居越しの影向石も美しい。

10/8 16:49

ようやく自宅に無事の到着を報告する妹。

10/8 17:02

今日は7−8号室に宿泊。

10/8 17:35

かけ布団を表裏逆に敷く妹。

10/8 17:37

翌朝は布団をかけたまま2回折って押入れにしまうように指示を受けた。

10/8 17:39

汗だくになった服を部屋に干しているので、室内がとても汗臭い。

10/8 17:54

2食付きで御開帳もついて5000円はお得だと思う。

10/8 18:38

部屋の中に越冬準備のオサムシ発見。
放っておいたら夜中に妹の首を這って大騒ぎになった。

10/9 6:06

雲海の中のご来光は人生初体験。

10/9 6:10

お彼岸には山頂から登ってきた太陽も今は右肩から出現。

10/9 6:03

影向石とご来光の組み合わせは奥ノ院でしか見られない。

10/9 6:18

普段は納豆1パックを父と分けて食べているので、1人1パックは贅沢な気分。

10/9 7:00

八紘嶺へ向かうために再び遥拝所へ。
ガスが上がってきて富士山は雲隠れ。

10/9 7:14

朝日を浴びるナナイタガレ。

10/9 7:14

コントラストが美しい。

10/9 7:14

日々崩落を続けるガレは登山道を侵食している。

10/9 7:29

再び富士山が雲の海から顔を出す。

10/9 7:30

今回のベストショット。
絶え間なく動き続ける雲の波に浮かぶ富士の島。

10/9 7:31

ガレもガスに包まれる。

10/9 7:48

七面山には142回登っているが、ちゃんと登頂したのは10回もないと思う。

10/9 8:48

山頂の眺望が良ければ足を運ぶ人も増えると思うのだが。

10/9 7:48

一応のタッチ。

10/9 7:48

八紘嶺まで4時間。
今日中に行って帰って表参道を下山したい。

10/9 8:04

とろろ昆布みたいにサルオガセが繁茂してる場所があった。

10/9 8:14

希望峰に到着。
西側のアルプスが一望できる。

10/9 8:15

右から北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳。

10/9 8:15

右から塩見岳、悪沢岳。

10/9 8:15

右から悪沢岳、笊ヶ岳、布引山。

10/9 8:20

右は聖岳で紅葉しているのがうっすら見える。
左の上河内岳は薄いガスを纏っている。
この時すでに8時を過ぎていて八紘嶺は諦めて引き返す。

10/9 9:18

紅葉と随身門。

10/9 9:33

和光門のベストアングルがなかなか見つからない。

10/9 10:11

表参道の29丁目からは甲府盆地が一望できる。

10/9 9:57

最後にヘビがお見送りしてくれた。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

D7000 ニコン

感想

zureo

この間、奥ノ院の大滝上人から北参道を整備したとの知らせを受けた。また、大滝上人の交代式が今月末ということで、このチャンスを逃すなと家族で意見が一致。父と妹とはじめての奥ノ院宿泊へ。10年近くぶりの北参道は相変わらずの急傾斜に苦戦したが泊まりだったので時間を気にせずのんびり登ることができた。翌朝のご来光は一面雲海の中からで初めて見る光景に全員おおはしゃぎ。その後八紘嶺に行く予定は見通しが甘く頓挫した。