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Yamareco

記録ID: 1288403
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ケ岳

2017年10月11日(水) [日帰り]
 - 拍手
yukorikai その他2人
GPS
--:--
距離
8.9km
登り
1,079m
下り
1,065m

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
0:50
合計
6:30
8:35
85
10:00
10:05
60
11:05
11:25
65
12:30
12:50
10
13:00
13:00
30
13:30
13:35
10
13:45
13:45
20
14:05
14:05
60
15:05
北沢峠
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
山梨側の入口芦安駐車場(無料)に停めて、広河原まで乗り合いタクシー1200円、広河原から北沢峠まで林道バス750円。乗り継ぎが面倒なのと、帰りは広河原で乗り合いタクシーがなくなりバス(1130円)になり、さらに時間がかかりました。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは芦安の駐車場にありました。危険箇所はとくになし。
その他周辺情報 芦安から竜王まで戻り、名取温泉にいきました。(500円)温泉王国山梨なので、ほかにも探せばありそうです。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
北沢峠から出発。
北沢峠から出発。
バス停のすぐ横が入口♪
バス停のすぐ横が入口♪
北岳のシルエットが近い〜!
北岳のシルエットが近い〜!
五合目、大滝ノ頭。すでにけっこうしんどかった。。。
五合目、大滝ノ頭。すでにけっこうしんどかった。。。
六合目を過ぎると視界が開けて振り返ると甲斐駒さんも近い〜!
六合目を過ぎると視界が開けて振り返ると甲斐駒さんも近い〜!
稜線歩き!ハイマツの道が気持ちいい♪
稜線歩き!ハイマツの道が気持ちいい♪
小仙丈ヶ岳についた!景色爽快!すごいっっ☆
2
小仙丈ヶ岳についた!景色爽快!すごいっっ☆
ワンツースリーを1枚におさめられる贅沢な景色♪
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ワンツースリーを1枚におさめられる贅沢な景色♪
小仙丈カールの優美な稜線、さすが女王さま!!
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小仙丈カールの優美な稜線、さすが女王さま!!
いよいよ目指す山頂が見えました!
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いよいよ目指す山頂が見えました!
最後の登りをひとふんばり!
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最後の登りをひとふんばり!
キター(^-^)v山頂、風と雲と青空、自然はすばらしい!
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キター(^-^)v山頂、風と雲と青空、自然はすばらしい!
甲斐駒ヶ岳とその向こうの八ヶ岳♪見晴らし最高!
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甲斐駒ヶ岳とその向こうの八ヶ岳♪見晴らし最高!
見上げた山頂にうっとり。でもバスの時間あるので巻きで下山!
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見上げた山頂にうっとり。でもバスの時間あるので巻きで下山!
沢をいくつか渡渉して飽きない山道。
4
沢をいくつか渡渉して飽きない山道。

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 地図(地形図) ヘッドランプ 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

絶好の登山日和にアルプスデビューです!
遠いイメージがあった南アルプスですが、山梨側からのアクセスが近いとのことで芦安の駐車場に集合、予定通り7時すぎに乗り合いタクシーの人数が揃って出発。
広河原につくと既に北沢峠行きのバスが来ていて、すぐにチケットを買い乗り込みます。
バスは景色のいい林道をゆっくり登り、運転手さんや放送のアナウンスも興味深く、このあとの山行がさらに楽しみになりました。
30分ほどで北沢峠に到着、トイレを済ませてからいざ女王様に会いに向かいます!
一合目から二合目までは少しずつだった登りも、三合目、四合目とひたすら高度を稼ぐ登り。つづら折りになる山道は歩きやすいですが、樹林帯で景色もないので呼吸を整えながらひたすら登ります。
四合目を過ぎたところで少し視界が開けて、北岳のシルエットが間近に見えました。
五合目、大滝ノ頭に到着。ちょっと早いペースだったのか、バテ始めたので少し休憩。2500を越えてくると、疲れるのも早いような。。
腿がパンパンで悲鳴をあげているかのようだったので、ここでストック登場。
こんなにもストックが楽なんだと感じるくらい、足への負担が軽減されました。
樹林帯を抜け始めたので振り返ると、甲斐駒ヶ岳の白い美肌が青空の中に輝いていました。
惚れ惚れするお姿をこんな間近で拝めるのは、感動です。
さらに進むといよいよハイマツの中をゆく稜線歩き。緑色の斜面が青空へと続いていきます。
気分は最高なのに、足が重くて中々前に進まなくなってきました。でも一歩一歩、ここまで来たら進むしかありません、素晴らしい景色を目指して前進あるのみ!
そしてなんとか小仙丈ヶ岳に到着!
そこで待っていたのは、まさに絶景!
富士山、北岳、間ノ岳のワンツースリーがはっきり見える最高のコンディション。
甲斐駒ヶ岳はますます大きく、その向こうには八ヶ岳の稜線がハッキリと見えます。
そしてこれから向かう仙丈ヶ岳方面にはきれいなカーブを描く小仙丈カールが、女王の風格でこちらを見下ろしていました。
おもわずため息がもれるほどで、疲れも一気に吹き飛びました!
一通り写真撮影を終えてから、少し先の平地でランチ。仙丈ヶ岳アタックの前に、エネルギー補給です。それにしても暖かい日で、日だまりは上着なしでも寒くありませんでした。
そしていよいよ稜線上を山頂目指して登っていきます。ガレた道を一旦下って登り返してからは、カールを正面に登ります。
やがて道はカールの裏側へとそれて、仙丈ヶ岳山頂のコブを捉えることができ、そのしたに広がる藪沢カール、底にある仙丈小屋も見えてきます。
めざす山頂まであと少し、力を振り絞り前進。
無事風がつよく吹きすさぶ山頂に立つことができました、長い道のりでした。
山頂からの景色は、天気にも恵まれて本当に最高でした。少し雲が多かったのですが、それすら絵になります。
さすが3000メートルを越える山は高度が違うので、ぐるりと見渡す景色は迫力満点。
写真撮影に夢中になってしまいますが、最終バスの15時30分に間に合うように戻らなくちゃいけないので急ぎ目に下り始めます。
仙丈小屋まで一気にガレた斜面を下り、カールの底で見上げる仙丈ヶ岳もまた堂々とした山容でかっこよかったです。
さらに馬の背ヒュッテまでノンストップで早歩き。
ここから大滝ノ頭までは緩やかにアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていく山道ですが、途中何度も沢を渡ります。
「南アルプスの天然水」だー♪などと思いながら、少し色づいた草の間を流れる小川の音にはすごく励まされました。
そして分岐点大滝ノ頭に戻ってきました。
このあたりで何組かに追い付かれましたが、なんとかバスにも間に合いそうなのでペースを保ちつつ残りの500メートルを下ります。
行きに結構辛かった登りですが、下るのはあっという間。
山の日没は早く、秋の日差しはすでに弱く優しい光に変わっていました。
そして北沢峠に到着。林の向こうに見えるこもれび山荘にはオレンジ色のランプが灯っていました。
一日歩ききったことに心が満たされましたが、同時に体は疲れに満たされていました。
バスで広河原まで下りるとかなり日も落ち少し肌寒いくらい。
そんな中、乗り合いタクシーが終わってしまったらしく、バスまでの待ち時間が40分くらいになってしまいました。
疲れた体には待ち時間がこたえます(泣)。
そして乗ったバスは椅子が固くて、揺れる度に腰にきます。登山口までのアクセスが長いのは、かなりネックだと感じました。
帰りには寝不足と腰痛改善のためにも、温泉王国山梨の力を借りるべく、インターに向かう途中の名取温泉でゆっくり休み、ついでにマッサージまで受けて体をほぐしました。
はじめてのアルプス洗礼は、いろんな経験をできて少し成長できたような気がします。

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コメント

お疲れ様でした!
はじめましてyukorikaiさん!
ちょうど、その時間、仙丈ヶ岳にいたものです!
女性3人グループの方々ですかね???
何とな〜く察しがつきます(^.^)
ホント天気に恵まれ最高の1日でしたね、
自分は藪沢カールを歩けなかったことが残念です(T_T)
また、どこかの山で出会えるのを楽しみにしてますね(^.^)
ちなみに自分も下山後、温泉パワーを貰ってから帰りました(*^_^*)
2017/10/15 23:02
Re: お疲れ様でした!
こんばんはです、コメントありがとうございます!山頂ではお騒がせしました(笑)。
ほんとに山日和で、いい一日でした!実は結構バテバテだったんですけどね(*_*)
you629さんはほんと健脚ですね〜、地蔵尾根かなりハードそうです(>_<)お疲れ様でした♪ヒルがいなくなる頃には丹沢にも出没したいので、またお会いできるといいですね♪
2017/10/16 0:31
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