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記録ID: 1290024
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ハイキング
白神山地・岩木山

藤里駒ヶ岳(黒石沢登山口) 熊と紅葉

2017年10月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:10
距離
4.4km
登り
423m
下り
407m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:37
休憩
0:33
合計
3:10
7:34
7:34
71
8:45
9:18
71
10:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道自体は駐車場まで舗装されているので、普通の車やタクシーでアクセスできます。ただし、黒石沢林道はまれに通行止めになるので、事前に確認したほうが無難です。
道路情報;「あきたの道情報」http://road.pref.akita.lg.jp/modules/tinyd0/
コース状況/
危険箇所等
危険な個所はありません。
急なところは階段が設置されるなど、非常によく整備されていました。
その他周辺情報 1)白神山地世界遺産センター藤里館に問い合わせたところ、登山道の状況や紅葉の状況等を大変親切に教えていただきました。ありがとうございました。
http://www.shirakami-fujisatokan.jp/
2)黒石沢駐車場には立派なトイレがありますが、数が少ないので、岳岱自然観察林入口や峨瓏大滝の公共トイレの利用も考慮したほうがベターです。
3)藤里町にはコンビニが見当たりませんでした。
4)現在、秋田県側から釣瓶落峠に向かう林道は通行止になっていますが、紅葉は絶景ですので、開通したらいかれることをお勧めします。
黒石沢登山口に7時に到着。
10から15台程度駐車できそうです。
黒石沢登山口に7時に到着。
10から15台程度駐車できそうです。
駐車場にはきれいなトイレが完備。
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駐車場にはきれいなトイレが完備。
登山口の案内図です。登山ポストはありませんでした。
登山口の案内図です。登山ポストはありませんでした。
さわやかな林の中を進みます。
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さわやかな林の中を進みます。
すぐに旧道と新道の分岐。
右が田苗代湿原に行く新道。
すぐに旧道と新道の分岐。
右が田苗代湿原に行く新道。
田苗代湿原。
前方は、宮城県から来られた四人組の方々。
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田苗代湿原。
前方は、宮城県から来られた四人組の方々。
木道に複数の熊の足跡!!
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木道に複数の熊の足跡!!
四人組の方が、右の林に熊を発見。
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四人組の方が、右の林に熊を発見。
母子のようです。
しばらくすると林の中に消えていきました。
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母子のようです。
しばらくすると林の中に消えていきました。
ブナの林の中を登って行きます。
徐々に急になってきますが、きついというほどではありません。
蔦でデコったブナ
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ブナの林の中を登って行きます。
徐々に急になってきますが、きついというほどではありません。
蔦でデコったブナ
ようやく、後方に白神山地の山々が見えてきました。
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ようやく、後方に白神山地の山々が見えてきました。
尾根の分岐に到着
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尾根の分岐に到着
ようやく山頂が見えてきました
ようやく山頂が見えてきました
東側の紅葉
岩木山もくっきりと見えます。
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岩木山もくっきりと見えます。
山頂に到着。
北から北東方面の展望
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北から北東方面の展望
岩木山+紅葉
白神山地側の展望
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白神山地側の展望
陽が当たると
頂上から50mほど南に進んだ尾根の肩から南側の眺望。
かなたに男鹿半島の真山
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頂上から50mほど南に進んだ尾根の肩から南側の眺望。
かなたに男鹿半島の真山
森吉山、秋田駒
うっすらと八幡平が見えていますが、岩手山まで見えているのかどうかは判然としませんでした。
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うっすらと八幡平が見えていますが、岩手山まで見えているのかどうかは判然としませんでした。
下りは旧道を利用。
駒ヶ岳の北東斜面の紅葉。
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下りは旧道を利用。
駒ヶ岳の北東斜面の紅葉。
急な下りを過ぎると、落ち葉でモフモフの道
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急な下りを過ぎると、落ち葉でモフモフの道
黄色が爆発状態
駐車場に戻ると満車状態。
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駐車場に戻ると満車状態。
帰りに、黒石沢や太良峡の紅葉を鑑賞
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帰りに、黒石沢や太良峡の紅葉を鑑賞
岳岱自然観察林入口
岳岱自然観察林入口
岳岱自然観察林前の紅葉
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岳岱自然観察林前の紅葉
観察林は美しいブナの林になっています。
紅葉の盛りにはもう少しでしょうか。
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観察林は美しいブナの林になっています。
紅葉の盛りにはもう少しでしょうか。
白神山地世界遺産センター藤里館
登山以外に周辺の観光情報も入手できます。
白神山地世界遺産センター藤里館
登山以外に周辺の観光情報も入手できます。
藤里館に隣接する「森の駅」の食堂でいただいた「ラムクレ丼」。
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藤里館に隣接する「森の駅」の食堂でいただいた「ラムクレ丼」。
帰りの道から見た駒ヶ岳
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帰りの道から見た駒ヶ岳

感想

 今年は紅葉が当たり年のようで、栗駒山も八幡平も大賑わいでした。もう少しマイナーなところでゆっくりと紅葉を見ようと捜したところ、以前黒石沢林道が途中までしか行けず、アクセスしづらかった藤里駒ヶ岳が今は大丈夫そう。念のため、世界遺産センターに問い合わせたところ、「アクセス問題なし。ブナの紅葉が見ごろです。」と教えていただき決定。
 マイナーとはいえ、紅葉の時期なので、暗いうちに家を出て7:00に駐車場に到着したところ、他に一台もいなくて拍子抜け。支度をしているうちに、宮城県から来られたという四人組の男女が到着され、前後して出発。
 田苗代湿原に出たところで、木道に熊の複数の足跡が...。前方にいた四人組の方々が騒いでいたので、近づいてみたところ、100mぐらい離れた林に母子の熊が出ていました。自分は今年初めての目撃でした。しばらくじっと見ていると、母子は林の中に入って行きました。メデタシ、メデタシ。
 湿原を過ぎて、きれいな広葉樹の林の中を進んでいくと、四人組の方々はキノコ採りを始められたので、そこからは鈴を頼りにソロで進みました。徐々に道が険しくなってきますが、それほどの急登はなく、汗をかく間もなく尾根の分岐にたどり着きます。 
 分岐からほどなく頂上に着きましたが、低い標高にも関わらず素晴らしい展望に感激。北に岩木山が大きく見えているほか、東に八甲田山、田代岳、はるかに八幡平がかすんで見えていました。南には、秋田駒、森吉山、男鹿半島。西には白神山地の山々が望めます。近くの山々は、紅葉で彩られて燃えるようです。
 一人でゆっくりと景色を楽しんでから、旧道を下山。途中のブナ林の紅葉も快適。駐車場に着くと、満車になっていてビックリ。バスで団体で来られた人もいるようです。聞くと、ここ十年で最高の紅葉との情報が出ているそうです。林道を戻る時も、何台もの車とすれ違い、駐車場やそれほど広くない山頂を思うと、他人事ながら心配になってしまいました。
 林道沿いの紅葉や、岳岱自然観察林のブナ林を楽しみながら、世界遺産センターの隣にある食堂に入ると、10月の新メニュー「ラムクレ丼」。藤里町特産のラムを甘辛く味付けしたものと、同じく特産のクレソンを組み合わせた丼。トライしてみたところ、すごく美味。是非、定番メニューに加えていただきたい。

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