百松沢山〜常次沢を遡り宮城の沢を下る
- GPS
- 08:49
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 927m
- 下り
- 957m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
10月25日は、42年前にひょんなことから一度下ったことがあるだけで未だ源頭・山頂まで遡行したことのない常次沢から百松沢山を目指す。
昨日同様いい天気。晴天が2日続いているので一昨日の雪も少しは減っているかと思いきや、さにあらず。沢の中はなかなか陽が当たらないし、東向きなので、あまり融けないのだ。
ブッシュがうるさいこの沢、とても真夏には登る気にならないので、行くならこの時期。滝と呼べそうなものは3つか4つしかない。1つめのナメ滝は、青々と苔むしたその苔がふかふかで、クワウンナイ川を思い出す。苔の上に落ち葉が載っかり、周りには雪もあって、寒々しいがいい雰囲気。そして最後に現れる大滝は、雪融け水で、この時期にしては増水していることもあってか、なかなかの迫力。岩はぬめって滑り、ヘルメットもないのでとても直登する気にならず、右岸を高巻く。高巻きルート自体は簡単だが、高校のときに1年生だけでよくここを下れたものだ。
沢の中と右岸の北向き斜面は雪があるが、左岸の南向き斜面の上の方は融けており、陽が当たって紅葉が綺麗で温かそう。そちらにエスケープしたくなる気持ちを抑えて沢中を行くと、雪が深くなってくる。雪の中を行くか、沢水の中を行くか、迷うところ。水の方が少々温いか。
水が涸れ、やがて笹のトンネルとなるが、その下の沢形の雪はさらに深くなり、膝下ラッセルとなる。時間がないので南峰はあきらめ、少々笹を漕いで稜線に出て、さらに薮を漕いで百松沢山本峰(北峰)へ。この山には20回ほど登っているが、夏道がないので、無雪期(今回は無雪とは言えないかもしれないが)に登ったのは、これが42年ぶり二度目。
帰りは、山頂に突き上げる緩くて滝のない宮城の沢の左股を下ったが、北面のためにさらに雪が深かった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する