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Yamareco

記録ID: 1298804
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

秋の高見山北尾根周回、気持ちの良い尾根歩き

2017年11月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:09
距離
17.3km
登り
1,060m
下り
1,044m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
0:57
合計
6:07
7:42
3
7:45
7:45
39
8:24
8:29
25
8:54
8:54
49
9:43
9:58
21
10:19
10:22
12
10:34
10:35
25
11:00
11:07
8
天狗岩
11:15
11:15
25
船峯山
11:40
12:03
7
昼食(伐採地)
12:10
12:11
32
12:43
12:43
41
13:24
13:26
2
滝野県道28号線出合い
13:28
13:28
3
13:31
13:31
16
13:47
13:47
2
13:49
たかすみの里(たかすみ温泉)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
たかすみ温泉駐車場に駐車。自転車を下山する滝野にデポ
コース状況/
危険箇所等
高見山から請取峠(台高尾根分岐)、西杉峠までの北尾根は歩く人も少ないせいで踏み跡は必ずしも明確でないが、基本的に尾根を外さなければ大丈夫(ビニールテープ有り)。但し、北尾根の特に黒石山から西杉峠間は尾根筋が曲がっている所が何か所か有るので誤って支尾根に入り込まないよう要注意(地図、GPSでしっかり確認)
北尾根は細かいアップダウンの繰り返しがある
その他周辺情報 たかすみ温泉(500円)木曜日定休
国道166号線から眺めた朝の高見山
2017年11月01日 07:15撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
3
11/1 7:15
国道166号線から眺めた朝の高見山
まだ陽も差さないたかすみの里に駐車。平日だし車も少ない
2017年11月01日 07:42撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2
11/1 7:42
まだ陽も差さないたかすみの里に駐車。平日だし車も少ない
たかすみ温泉の建物の奥から川沿いから前方に見える赤い橋を渡った登山口に行けるんですね
2017年11月01日 07:46撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 7:46
たかすみ温泉の建物の奥から川沿いから前方に見える赤い橋を渡った登山口に行けるんですね
登山口から暫くは木の階段で整備された登山道を登る
2017年11月01日 07:57撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
1
11/1 7:57
登山口から暫くは木の階段で整備された登山道を登る
40分ほど登った沢沿いの杉林の中に避難小屋が見えてくる
2017年11月01日 08:27撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 8:27
40分ほど登った沢沿いの杉林の中に避難小屋が見えてくる
周りの植林の杉とは二回りも三回りも大きさの違う高見杉
2017年11月01日 08:28撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 8:28
周りの植林の杉とは二回りも三回りも大きさの違う高見杉
更に30分で杉谷側からの小峠経由の登山道と合流。ここで尾根に乗る
2017年11月01日 08:57撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2
11/1 8:57
更に30分で杉谷側からの小峠経由の登山道と合流。ここで尾根に乗る
今までの暗い植林帯から明るい尾根道へ
2017年11月01日 09:01撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:01
今までの暗い植林帯から明るい尾根道へ
丁度良い塩梅に色付いた木々
2017年11月01日 09:02撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:02
丁度良い塩梅に色付いた木々
神武天皇も登られたと伝えられる国見岩
2017年11月01日 09:12撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 9:12
神武天皇も登られたと伝えられる国見岩
明るい尾根の登りが気持ち良い
2017年11月01日 09:17撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:17
明るい尾根の登りが気持ち良い
黄葉が綺麗。。
2017年11月01日 09:18撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:18
黄葉が綺麗。。
笛吹岩
2017年11月01日 09:35撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 9:35
笛吹岩
岩の頂部は展望台。台高の山並みが続く。右奥は大峰
2017年11月01日 09:35撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:35
岩の頂部は展望台。台高の山並みが続く。右奥は大峰
もう山頂近く。。冬になればこの辺りは霧氷のトンネルになるところ
2017年11月01日 09:43撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:43
もう山頂近く。。冬になればこの辺りは霧氷のトンネルになるところ
山頂の手前の開けた所から曽爾高原の方角が良く見えた
2017年11月01日 09:45撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:45
山頂の手前の開けた所から曽爾高原の方角が良く見えた
目を凝らすと倶留尊山と尼ヶ岳の中間ずっと遠くにうっすらとではあるが御嶽山の姿が見て取れる
2017年11月01日 09:47撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:47
目を凝らすと倶留尊山と尼ヶ岳の中間ずっと遠くにうっすらとではあるが御嶽山の姿が見て取れる
高見山山頂の高角神社
2017年11月01日 09:49撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:49
高見山山頂の高角神社
直下の展望台からの台高山脈の連なり。とても天気が良い
2017年11月01日 09:51撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:51
直下の展望台からの台高山脈の連なり。とても天気が良い
西側には音羽三山と竜門岳。奥には金剛山、葛城山と紀泉の山並み
2017年11月01日 09:53撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:53
西側には音羽三山と竜門岳。奥には金剛山、葛城山と紀泉の山並み
大峰の山並みは大普賢の特徴的なピークが目を引く
2017年11月01日 09:53撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:53
大峰の山並みは大普賢の特徴的なピークが目を引く
山頂からの展望を楽しんで、北尾根へ回るために三峰山方面の尾根へ下る
2017年11月01日 09:55撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
1
11/1 9:55
山頂からの展望を楽しんで、北尾根へ回るために三峰山方面の尾根へ下る
少し下った地点から山頂を振り返る。祠と避雷針が良く見える
2017年11月01日 09:59撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:59
少し下った地点から山頂を振り返る。祠と避雷針が良く見える
山頂付近の紅葉はほぼ終わっているが少し下がった辺りはまだ良い色づきでした
2017年11月01日 09:59撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 9:59
山頂付近の紅葉はほぼ終わっているが少し下がった辺りはまだ良い色づきでした
三峰山へ続く稜線と特徴的な曽爾の山々。この後辿る北尾根の稜線が右から左へ連なっている
2017年11月01日 10:02撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:02
三峰山へ続く稜線と特徴的な曽爾の山々。この後辿る北尾根の稜線が右から左へ連なっている
紅葉と三峰山。。この角度で眺める三峰山はどっしりとした良い姿だ
2017年11月01日 10:07撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:07
紅葉と三峰山。。この角度で眺める三峰山はどっしりとした良い姿だ
よく写真で見てきた崩落場所だ
2017年11月01日 10:08撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:08
よく写真で見てきた崩落場所だ
確かに右下へすごく切れ落ちている
2017年11月01日 10:09撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:09
確かに右下へすごく切れ落ちている
通り過ぎてから振り返って。。。コンクリートの基礎のようなものは何だったのだろう
2017年11月01日 10:10撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:10
通り過ぎてから振り返って。。。コンクリートの基礎のようなものは何だったのだろう
さらに進む。。木の間からはつねに三峰山が前方に見えていた
2017年11月01日 10:12撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 10:12
さらに進む。。木の間からはつねに三峰山が前方に見えていた
請取峠から左へ桃俣方面と書かれた北尾根へ入る
2017年11月01日 10:21撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:21
請取峠から左へ桃俣方面と書かれた北尾根へ入る
峠からも高見山ピークが望める
2017年11月01日 10:24撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 10:24
峠からも高見山ピークが望める
北尾根も自然林の明るい稜線で色付きが綺麗
2017年11月01日 10:25撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:25
北尾根も自然林の明るい稜線で色付きが綺麗
開けた所からは倶留尊山や大洞山、尼ヶ岳などを見晴らせる
2017年11月01日 10:28撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:28
開けた所からは倶留尊山や大洞山、尼ヶ岳などを見晴らせる
天狗山山頂。。展望はない。このピークから桃俣へ下山する道が分かれる
2017年11月01日 10:37撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:37
天狗山山頂。。展望はない。このピークから桃俣へ下山する道が分かれる
木の間越に高見山が見える
2017年11月01日 10:40撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 10:40
木の間越に高見山が見える
黄葉にすぐ目を奪われて写真を撮ってしまう
2017年11月01日 10:53撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:53
黄葉にすぐ目を奪われて写真を撮ってしまう
小さなアップダウンの後、目の前に見難いが大きな岩壁がそそり立つ。真っ直ぐ登ることもできるらしいが、安全を見て左側をトラバースして奥の稜線から岩の頂部へ。。
2017年11月01日 10:56撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 10:56
小さなアップダウンの後、目の前に見難いが大きな岩壁がそそり立つ。真っ直ぐ登ることもできるらしいが、安全を見て左側をトラバースして奥の稜線から岩の頂部へ。。
天狗岩の頂部
2017年11月01日 11:01撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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天狗岩の頂部
かなり垂直の岩壁で高さも結構あるようだ。下の紅葉がまた美しい
2017年11月01日 11:01撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:01
かなり垂直の岩壁で高さも結構あるようだ。下の紅葉がまた美しい
高見山から辿ってきた稜線が良く見える
2017年11月01日 11:03撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:03
高見山から辿ってきた稜線が良く見える
高見山山頂をズーム
2017年11月01日 11:07撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:07
高見山山頂をズーム
三峰山への稜線も一度歩いてみたいものだ
2017年11月01日 11:10撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:10
三峰山への稜線も一度歩いてみたいものだ
倶留尊山、鎧岳・兜岳
2017年11月01日 11:11撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:11
倶留尊山、鎧岳・兜岳
気持ちの良い尾根
2017年11月01日 11:15撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:15
気持ちの良い尾根
船峯山山頂も展望は無かったと思う
2017年11月01日 11:17撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:17
船峯山山頂も展望は無かったと思う
船峯山から10分ほど歩いた伐採地からは西側の展望が開ける。音羽三山方面
2017年11月01日 11:26撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:26
船峯山から10分ほど歩いた伐採地からは西側の展望が開ける。音羽三山方面
伐採地にはススキが一面に生えて秋の風情を強く感じられる
2017年11月01日 11:33撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:33
伐採地にはススキが一面に生えて秋の風情を強く感じられる
振り返るとススキの穂並みの上に高見山の姿
2017年11月01日 11:38撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:38
振り返るとススキの穂並みの上に高見山の姿
そんな展望を楽しみながら昼食にした
2017年11月01日 11:45撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:45
そんな展望を楽しみながら昼食にした
昼食場所からススキ越しに眺める音羽三山と竜門岳
2017年11月01日 11:49撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 11:49
昼食場所からススキ越しに眺める音羽三山と竜門岳
高見山も見納めか
2017年11月01日 12:04撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 12:04
高見山も見納めか
昼食場所からちょっと登った所が黒石山。ここも展望はない
2017年11月01日 12:13撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 12:13
昼食場所からちょっと登った所が黒石山。ここも展望はない
暫く進むと作業用の林道が現れ、暫く平行する。
2017年11月01日 12:21撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 12:21
暫く進むと作業用の林道が現れ、暫く平行する。
何気の無い高山のピーク。標識がなければ通り過ぎてしまいそう
2017年11月01日 12:27撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
1
11/1 12:27
何気の無い高山のピーク。標識がなければ通り過ぎてしまいそう
そのすぐ先で又林道と合流する。西杉峠へはここで林道と別れて右手北側へ下るので注意。。
2017年11月01日 12:30撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 12:30
そのすぐ先で又林道と合流する。西杉峠へはここで林道と別れて右手北側へ下るので注意。。
古びたフェンスに沿って
2017年11月01日 12:35撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 12:35
古びたフェンスに沿って
かなり急な尾根斜面を注意しながら下る
2017年11月01日 12:41撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 12:41
かなり急な尾根斜面を注意しながら下る
西杉(左杉)峠。ここからも東側に桃俣への下山道が分かれる。
2017年11月01日 12:45撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
1
11/1 12:45
西杉(左杉)峠。ここからも東側に桃俣への下山道が分かれる。
西杉峠にあった仏様の祠
2017年11月01日 12:45撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 12:45
西杉峠にあった仏様の祠
峠からは小さな沢伝いに下る
2017年11月01日 13:00撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 13:00
峠からは小さな沢伝いに下る
途中、崩れた個所なども有って2,3か所渡渉がある
2017年11月01日 13:05撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 13:05
途中、崩れた個所なども有って2,3か所渡渉がある
で、30分足らずで林道に降りてくる。林道の分岐点には分かり辛いが西杉峠の標識が立っている
2017年11月01日 13:10撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 13:10
で、30分足らずで林道に降りてくる。林道の分岐点には分かり辛いが西杉峠の標識が立っている
ススキの茂る林道を歩く
2017年11月01日 13:19撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 13:19
ススキの茂る林道を歩く
朝、自転車をデポしておいた県道28号線に
2017年11月01日 13:26撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 13:26
朝、自転車をデポしておいた県道28号線に
近くにある投石の滝に折角なので寄っていく
2017年11月01日 13:28撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
11/1 13:28
近くにある投石の滝に折角なので寄っていく
白馬寺の境内を奥に進む
2017年11月01日 13:30撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 13:30
白馬寺の境内を奥に進む
高さは20m有るか無しかだけど水量もある直瀑で美しい
2017年11月01日 13:33撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 13:33
高さは20m有るか無しかだけど水量もある直瀑で美しい
滝の近くで見かけた綺麗な紅葉
2017年11月01日 13:36撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 13:36
滝の近くで見かけた綺麗な紅葉
たかすみ温泉までは4kmだけど緩やかな下りで自転車ではあっと言う間で着いてしまった
2017年11月01日 13:37撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 13:37
たかすみ温泉までは4kmだけど緩やかな下りで自転車ではあっと言う間で着いてしまった
平日だからこの時間でも駐車場はがらがらでした
2017年11月01日 14:27撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
1
11/1 14:27
平日だからこの時間でも駐車場はがらがらでした
当然、たかすみ温泉(500円)で汗を流して帰りました
2017年11月01日 14:27撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 14:27
当然、たかすみ温泉(500円)で汗を流して帰りました
朝も眺めた国道ポイントから昼間の高見山を改めて眺めました
2017年11月01日 14:39撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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11/1 14:39
朝も眺めた国道ポイントから昼間の高見山を改めて眺めました

感想

先週の日曜日、2週続いた週末の台風で流れてしまった高見山の山行。休みの水曜日、天気がよさそうなのでたまらず一人で申し訳なかったが来てしまった。
高見山は、関西のマッターホルンと呼ばれたり霧氷で有名で、これまでに3度訪れたのは何れも榛原駅から出る臨時の霧氷バスに乗っての冬の季節だった。今回初めて冬以外の季節にやってきたことになる。
先週日曜日までは臨時の登山バスがやはり榛原駅から(まで)運行されていたのだが、平日はそんなものはないため、自家用車でたかすみの里へやってきた。たかすみの里に車を置いて高見山へ登り、同じ道を戻るのもつまらないので北尾根側をぐるっと周回して紅葉を楽しめればと期待してやってきた。下山する投石の滝がある滝野とたかすみの里は4kmほどあるので久しぶりに自転車を県道との合流点にデポしておいた。
そしてたかすみの里に車を置いて平野の登山口から登山を開始した。これまでの霧氷登山の3回は何れもバスが杉谷に着いて平野へ迎えに来ることから平野は常に下山ルートになっていて、登りに使うのは今回が初めてだった。薄暗い林の中の階段道を黙々と登り高見杉を見て1時間ちょっとで杉谷側との合流点で尾根道に乗る。ここからは植林帯を抜けて自然林になるのと東斜面側に開けて日が当たるようになるのでぐんと明るくなり、折からの紅葉も映えるようになる。国見岩、揺岩などを過ぎて冬の季節には美しい霧氷のトンネルになる尾根を登って行ったところで先行者に追いつく。この人、群馬から来られて二百名山、三百名山を車で移動しながら登っているとのこと、前日、三峰山、前々日、倶留尊山に登られたそうで、そんなお話を伺いながら前後になってのんびりと山頂へ向かう。途中、笛吹岩の岩頭から台高や大峰方面の山並みが青空の下遥かに見晴らせ、その方は大峰の奥駆けも以前に歩かれたことが有るそうであれが大普賢ですよと指差してあげるととても懐かしそうにご覧になっていた。
そこから山頂まではほんの少しで、山頂下の展望台からは曽爾の山の遥か奥に御嶽山の姿も薄っすらと望むことができた。文字通り雲一つ無い快晴の下で360度の展望を楽しむことができた。
高見山からは三峰山方面への台高尾根へ入り、崩壊地の横を通って請取峠(台高尾根分岐)から北尾根へ入る。北尾根は天狗山、天狗岩、船峯山、黒石山、高山などの小ピークを越えるので小さなアップダウンを繰り返していく。踏み跡は薄いけれど割とはっきりした尾根道なのでそれほど迷う個所はないだろう。黄色く色づいた木々の間を気持ちよく歩いていける。樹林の中の道ではあるが、所々開けた場所からは三峰山方面への稜線や曽爾方面の倶留尊山、大洞山、尼ヶ岳なども展望できる楽しいコースである。冬に来ることができて条件が良ければここも霧氷の美しいプロムナードなのではないかと思った。
途中、伐採地のススキの原の脇で西側の展望を楽しみながら昼食を摂り、黒石山を経て西杉(差杉)峠へ降りた。
峠から自転車をデポした県道までは約40分。自転車をピックアップして近くの投石の滝を見物してたかすみの里の車まで戻って楽しかった北尾根周回を完結した。
日曜日は台風の影響で断念した高見山だったが、休みのこの日に思いの外の好天に恵まれて新しい北尾根周回ルートを歩くことができたのは本当にラッキーだった。今度は、霧氷の時期にも周回してみたいと思った。

【今年の山行31回目】
 今回の歩行距離:13.3km 2017年の累積距離:483.6km
   滝野、投石の滝、平野(たかすみの里)間は自転車4.4km
 今回の累積標高:1,326m 2017年の累積標高:47,958m

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