小遠見山ラウンド(激藪漕ぎだった)
- GPS
- 12:20
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 1,567m
コースタイム
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 12:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
テレキャビンは動いていない??というよりも早朝だったので、スキー場を登る。 中遠見山からは激藪。(予想では、中遠見山〜天狗岳と続く稜線は登山道が付いていると思ったが、・・・・) 天狗岳まで時間がかかったので、天狗岳から東へ降りることにした。勿論、激藪。 藪漕ぎが好きな人以外お勧めしません。 |
写真
感想
以前から気にしていたルート。予定では小遠見山から天狗岳への稜線を行き、1682mピークから東の尾根をくだり月夜棚に降りるはずだったが、小遠見山からすでに藪漕ぎ。楽なところほとんどナッシング。
これは、予定通りのルートだと今日中に降りれないかも?と判断し、天狗岳から東の尾根を下ることにした。
天狗岳からの下りも激藪こぎ。下りから楽?ではなく、笹の上で滑る、そうじゃなくても傾斜がきつく、靴セード??靴とザックでセード??大変でした。
時々、樹林または熊笹がなく、2m〜1mの段差があったりするし、プチ沢地形のところもある。そのまま滑った、ずずっと下まで一直線の可能性もあるし、そのうち崖の可能性だ。ルートはGPS(ガーミン etrex30)を使っているが、画面が小さくてよくわからん。予定の尾根を外しているのはわかり、左上に行かないといけないのはわかっているが、何しろ藪(ほとんど笹薮:肩幅より密)思うように進めない。
トラバースしながら、もう崖はないだろうと思われるところの尾根を下降、何とか沢にたどり着いた。
もう安心と思ったは、そうはいかなかった。沢を降りていくと、だんだんコケ付きの石になってきて、靴(トレランシューズ)だと滑る滑る。濡れないように歩いていたが、無理。時にはくるぶし上、ひざ下まで。(一度だけひざ上。)
そのうちに、沢の右岸側に踏み跡らしきもの発見、これをたどるが、時々巻いている、このまきがまた大変。
堰堤が出てきて、沢床にルートを変えるが、ここが蔓の藪。(このため)持って来ている鉈を出すがあまり効果的ではない。
2つ目の堰堤が見えて、これを向こうに行けば林道があるのはわかっているが、渡れない。堰堤の下流側に降りて、右岸側を進むも、林道らしく物が出る気配がない。。暗くなりだした。気持ちは焦る。ええい、思い切って沢を横切ることに。もう一つの小さい堰堤を見つけ、これを渡る。そして真っ暗。しかし、かろうじて対岸上に林道の街灯が見えた。これでもう大丈夫だろう。
ヘッドランプを取り出して最後の登り。と、そこに水たまり??バランスを崩し、点灯。左側泥だらけ。
何とか林道に出て、これでもう大丈夫。5時半ごろ駐車場に着いた。
家に着いて車を降りようとしたら、左足ふくらはぎが痙攣。その後、両腕のひじ下が痙攣、指も痙攣しました。激闘ぶりの証拠?
ひざ下およびひじ下はすり傷だらけ。
登山というより、ほとんど遭難に近いね。何とか降りたというより、脱出できたってかんじかな。生きて帰れたからいいもの、・・・・・、でもこういうはっきり言って危険なことですが、それ相応に学ぶことは多かった。
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