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記録ID: 1302873
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沢登り
丹沢

セドノ沢左俣↗↘源次郎沢右俣↗

2017年11月04日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.9km
登り
1,226m
下り
1,217m

コースタイム

戸沢(7:30)→水無川本谷(F1)・セドノ沢遡行(8:15〜)→セドノ沢左俣遡行(8:30〜)→F5大滝(8:50〜9:10)→書策新道下山開始(9:40)→源次郎沢最終堰堤より同沢遡行(10:35)→二俣(11:30)→右俣→F10CS滝(12:30〜13:05)→花立山荘(13:40)→大倉尾根→茅場ノ平:1120m→天神尾根→戸沢(15:00)
天候 晴のちくもり
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸沢まで林道をマイカーで
戸沢山荘前にクルマを停めて、駐在所からスタート
戸沢山荘前にクルマを停めて、駐在所からスタート
水無川本谷の堰堤。
以前は左端を這い登ったが、
水無川本谷の堰堤。
以前は左端を這い登ったが、
真新しいクサリがついて巻けるようになっている
真新しいクサリがついて巻けるようになっている
本谷右岸の踏み跡をたどり、F1下で沢仕度。
本谷右岸の踏み跡をたどり、F1下で沢仕度。
F1左の鎖のところを登る
F1左の鎖のところを登る
登ると目の前がF2だが、
登ると目の前がF2だが、
今日は右俣のセドノ沢へ
今日は右俣のセドノ沢へ
セドノ沢のF1
すぐに二俣。親切な看板表示はここまで。
すぐに二俣。親切な看板表示はここまで。
左俣に入る。
F3.トイ状4m
標高840mで右岸から涸沢が入ると滝が続く
標高840mで右岸から涸沢が入ると滝が続く
奥が大滝10mか?
5〜6mくらいにしか見えないが10mか。
でも、登れなさそうなので巻く。
5〜6mくらいにしか見えないが10mか。
でも、登れなさそうなので巻く。
巻きは先ほどの涸沢と本流の間の尾根から。
この岩盤くらいからトラバースして、
巻きは先ほどの涸沢と本流の間の尾根から。
この岩盤くらいからトラバースして、
大滝奥のこの辺に降りてくる。
大滝奥のこの辺に降りてくる。
大滝の落ち口。
ハーケンがどこにもない。。。
大滝の落ち口。
ハーケンがどこにもない。。。
どんどん行く
三俣の滝が遠くに見えてくる
三俣の滝が遠くに見えてくる
三俣。奥の左俣は涸沢。
三俣。奥の左俣は涸沢。
真ん中の沢は滝が二つ続く。
最初は低くて簡単だが岩が脆い。
真ん中の沢は滝が二つ続く。
最初は低くて簡単だが岩が脆い。
次は右壁のステップ状を行く。
次は右壁のステップ状を行く。
高いがホールドは意外としっかりしている。
高いがホールドは意外としっかりしている。
登ったら書策新道がある。
1
登ったら書策新道がある。
が、沢沿いに登る道はどこにあるのかわからない
が、沢沿いに登る道はどこにあるのかわからない
少し奥に二俣があり、左俣は5mの滝で落ちる。
少し奥に二俣があり、左俣は5mの滝で落ちる。
書策新道を下る。
上に見えるこの滝は?
書策新道を下る。
上に見えるこの滝は?
書策新道は2〜3か所こんなところもあるが、
1
書策新道は2〜3か所こんなところもあるが、
踏み跡は比較的しっかりしていて、日当たりと眺めが良く、快適な道。
踏み跡は比較的しっかりしていて、日当たりと眺めが良く、快適な道。
本谷を横切る
ソロの男性が登って行く
ソロの男性が登って行く
木立の向こうに本谷の滝群
木立の向こうに本谷の滝群
3時間ほど前に通過したすぐそばの最奥堰堤脇で源次郎沢に下りる。
3時間ほど前に通過したすぐそばの最奥堰堤脇で源次郎沢に下りる。
F1.木がじゃま
水流以外は簡単に登れる(と思う)
水流以外は簡単に登れる(と思う)
F3。ここってF番号付いてたっけ?
大岩もこんなに急だったか?
F3。ここってF番号付いてたっけ?
大岩もこんなに急だったか?
岩の上から
左上の白い板をひっくり返したらF4と書いてあった。
左上の白い板をひっくり返したらF4と書いてあった。
ガレを正面に見て右に曲がると、
ガレを正面に見て右に曲がると、
右下の看板にはF5と書いてある。
右下の看板にはF5と書いてある。
流れの左のリッジを登る。
これってF4じゃないの?
流れの左のリッジを登る。
これってF4じゃないの?
F5の上は二俣。
右俣にはF6が見える。
F5の上は二俣。
右俣にはF6が見える。
上の段がビレイなしでは苦しいので右岸を巻く。
小さく巻こうとすると非常に厳しかった。
上の段がビレイなしでは苦しいので右岸を巻く。
小さく巻こうとすると非常に厳しかった。
落ち口から。
「F」って何あに?
「F」って何あに?
すぐ上のこれはF番号が付いていない。チムニー登りで。
すぐ上のこれはF番号が付いていない。チムニー登りで。
遠くの滝上に先行者が。
遠くの滝上に先行者が。
F9改めCS8mのF10
チョックストーンの右のフェイスを登る。
左壁にシュリンゲが連打してあるが、こちらは難しい(はず)
チョックストーンの右のフェイスを登る。
左壁にシュリンゲが連打してあるが、こちらは難しい(はず)
ホールド・スタンスともしっかりしているが、
うへ〜。高っ。
ホールド・スタンスともしっかりしているが、
うへ〜。高っ。
岩をひたすら越えて行く。
岩をひたすら越えて行く。
どれがどの滝やら不明。
どれがどの滝やら不明。
花立山荘。
大倉尾根は大賑わい。登ってくる人も結構いるぞ。
花立山荘。
大倉尾根は大賑わい。登ってくる人も結構いるぞ。
西の方は雲行きが怪しい。
また土曜の雨が降り始めるのか?
西の方は雲行きが怪しい。
また土曜の雨が降り始めるのか?
天神尾根を下ってきました。
天神尾根を下ってきました。
駐車場へ戻る。

感想

高い山の稜線が雪や氷で覆われ始めるこの頃、ヒルの居なくなった地元丹沢に戻ってきました。
10月中旬並みの気温とのことで、復活していないといいな。吸血されたらいやだな。
・水無川本谷の最終堰堤右岸にはピカピカの鎖が設置されており、楽に巻けるようになっていました。
 また、本谷F1までは踏み跡が付いており、ハイキングの装備でも楽勝で到達できます。
 キャニオニング?なのか何かのアクティビティを主催する人が整備したのでしょうか。ありがたく使用させていただきました。
・セドノ沢左俣は、書策新道までなら、10m大滝以外は特に問題ないと思います。
・大滝は、出だしは簡単そうですが、中段から右上のハーケン(細いシュリンゲも垂れていた)までが、ビレイヤーが居ないと多少不安なので、右岸を巻きました。
・巻きは、一旦右岸涸沢まで大きく戻り、涸沢を登り、途中からセドノ沢との尾根に乗ります。地面が岩になったあたりから右へとトラバースしますが、薄い踏み跡があり、スリップしなければ問題ないと思います。
・源次郎沢は、表示されている遭対協のフォールナンバーが、過去に発刊されているガイド本と異なっていると感じます。
 従来のF2とF3の間にあった(左の大きな岩を登って越えていた)ヒョングリ様のノーナンバーの滝がF3となっており、以降番号が1つづつ多くなります。
 ただ、この新F3は、大岩が転がってずれたのか、既に滝ではなくなって(というか以前とは形が変わって)おり、大岩もぐっと斜度が増して側壁との間を突っ張らないと登れなくなっていました。
・右俣の出だしにある従来のF5は、F6の看板がついていますが、以前はこの看板のあるところがきれいなフェイスで、ボルトが何本か打ってあった様な気がしますが、今は藪と枯葉に覆われた感じで登るのが躊躇されました。巻きも左から落ち口に斜上する明瞭なものがほぼ消失しており、いつずり落ちるか恐怖のトラバースでした。
 滝の右壁をきちんとビレーしながら登るか、右岸を高巻くなら大きく巻いて懸垂で降りた方が良いと感じるのは、腰抜けだからでしょうか。
・終盤のチョックストーン涸滝(F10)は、できれば(どちらかというと必ず)、ラバーソールのシューズで、ビレイして登りましょう。
以上3つの滝以外は特に注意するところは無く、地元での今年最後の沢登りを静かに、こじんまりと楽しむことができました。
あと、ヒルの被害には遭いませんでした。

追記・補足
昨日本記録をアップした後で、上記記載の源次郎沢のフォールナンバー表示板を設置されたのが、同沢の最新ガイドである「丹沢の谷 200ルート」(山と渓谷社刊)の著者の方であるということを知りました。
本日同書を拝見したところ、今回遡行した両沢の一昨日時点の状況が正確に記載されており、内容に信頼がおけることを確認致しましたので追記させていただきます。(2017.11.6)

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