武甲山〜小持山〜大持山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,152m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあります。危険な箇所はとくになし。 |
その他周辺情報 | 道の駅あしがくぼにはトイレも飲食店もあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
朝起きたら天気がいいので、紅葉が見れそうな奥武蔵の山へ思い立って出掛けてきました。
299号から駐車場までの道沿いに立ち並ぶ採石場を通り過ぎ、林道に入ると景色が変わり山モードに。
林道の先に一の鳥居が見えてくるので、鳥居をくぐり駐車場へ。平日にもかかわらず多くの車が停まっていました。
駐車場脇の登山口にはポストとコース案内看板が設置され、確認したら登山開始です。
登り始めるとすぐ右手にカフェが現れ、その前の草むらでヤギが二匹朝食中!
突然の出会いに驚きつつ、川沿いの道をゆっくりと登っていきます。
○丁目という礎が所々で場所を知らせてくれるので、テンポよく進みます。
30分程進むと、不動滝とそれを渡す橋にぶつかります。そして、山頂トイレ用のペットボトル水ボッカが置かれていました。
気持ちは協力したいのですが、自分の体力に自信がないのでごめんなさいします。断る勇気も大切?
滝を過ぎると山の中へと入っていきます。
色付いた木々が日の光にキラキラと輝く以外は、ちょっとうす暗い奥武蔵らしい渋い山道。
31丁目のカーブで、雷に打たれたかのように幹がさけた木が奉られていて、思わず足を止めると裂けた木の中には小さなお地蔵さん。信仰の山にぴったりの光景でした。
さらに登ると33丁目の大杉広場、立派な杉が枝を広げ、それを囲むように広場になっています。意外とここまであっという間でした。
あまり疲れを感じていなかったので、休憩を取らずに登り続けます。
つづら折れながら登っていくと、稜線と青空が見えてきました。フェンスの向こう側からは採石場なのか白い斜面が目に飛び込んできます。
登りきるとすぐに、山頂トイレの建物が現れ、その先に鳥居が見え、武甲山御嶽神社に到着。
神社の奥のフェンスを越えると、そこが山頂で目の前に秩父盆地を一望です。
青空がキレイで吸い込まれそうなほどの最高の山日和。
フェンスで仕切られた向こう側が採石場なのか、ガガガガ、ゴゴゴ、と大きな音が時折聞こえてきました。改めて身を削ってる山だということを知りました。
眺望は申し分なく浅間山方面、群馬から栃木方面の山々まで見えていました。
ひとしきり山頂を満喫したら、縦走に向けて出発、武甲の肩を経て、急坂を下りシラジクボまで進みます。
「シラジクボ」の名前がかわいらしくて前から気になっていましたが、標識があるだけでなんてことのない鞍部でした。
シラジクボから平坦な道を少し進むといよいよ登り返しの急登となりました。
黙々と進み、開けた箇所に出て振り返るときれいな三角を描く武甲山。
こちらから見ると自然溢れる緑と黄色のお山で、削られている痛々しさは全くありません。
毅然とした姿に心を揺さぶられました。
登りきった小持山山頂は狭いものの、日だまりでぽかぽかしていたので、ここでお昼を頂くことに。長居するつもりはなかったので、おにぎりを二個ほおばりお茶で流し込むように食べました。
縦走はどうしても時間が気になって、ゆっくりできない性分のようです。
向かう先に紅葉した大持山を見て、張り切って出発。山頂でお会いした方に「岩場が二ヶ所くらいあるから気をつけて」と助言いただき、くだりということもあるのでゆっくり進みます。
ここまでより歩きづらいところが多かったように感じました。
途中突然視界が開け、二ヵ所目の岩場が出てきたと思ったらそこはナイスビュー。
待ちに待った両神山のギザギザを目の前に拝むことができるのはもちろん、その奥には八ヶ岳、そして奥多摩、奥武蔵の山々が広がります。
ちょうどお昼を食べている方がいたのをみて、わたしもここでランチにすればよかったと軽く後悔。
その分景色で心を満たしたので、岩場の下りに注意しながら先へ進みます。
ほどなく大持山山頂に到着、わりと広々でまわりの山がキレイに色付いているのがよく見えました。
ここからは妻坂峠を経由して駐車場まで一気に下ります。
標識に「急坂」とある通り、かなり歩きづらい山道。枯れ葉がつもり、木の根や石が見えにくいのでこの時期は注意が必要です。
よく踏まれているものの、すれ違う人もいないためあってるのか不安になるような急坂を、ひたすら下りきると、妻坂峠に到着。
北面だからか薄暗くて、先を急ぎ横瀬駅方面へとさらに下ります。ここもわりと急坂です。
沢を渡り下るのですが、その沢の道が岩ゴツゴツでほんとに歩きづらく、道なのか崩落でえぐれてるのかもわかりづらいような道でした。
無事に林道にぶつかり、さらに山道を下ると再び林道へ、そしてその向こうに鳥居が見えました。
奥武蔵縦走コースを無事完歩、気持ちのいい晩秋の一日を過ごすことができました。
yukorikaiさんは、確かピンクのウェアを着ていらっしゃる方と思いますが、間違っていましたら、ごめんなさい。
私は、「大杉の広場」で写真を撮っている時に追い抜かれた爺様です。
yukorikaiさんの過去記録を拝見しましたら、10月11日に仙丈ケ岳に登られているのを見て、驚きました。同日に私も登っていましたので。
私が、小仙丈ケ岳と仙丈ケ岳の中間辺りで昼食している時に、女性3人グループが私の横を通過していきました。先頭の長身の方から少し離れて二人がゆっくりと歩いて行かれるのを覚えています。
その時、私が「山頂はもうすぐですよ〜ッ!」と声をお掛けしましたが、覚えておられますかね?
仙丈ケ岳と今回と2度も遭遇していることにビックリして、ついついコメントしてしまいました。
yukorikaiさんのレコの中の一枚の写真に感動しました。それは、削られた部分が見えない「武甲山」です。初めて見た貴重な光景です。
以上です。つまらないコメント、お許しを・・・。
こんばんは!お読みいただき、またコメントまで残していただきありがとうございます♪
大杉広場でお写真撮られてた方ですよね♪レコも読ませていただきました!下からのアングルの大杉、とても雰囲気よく写っていました!
そして仙丈ヶ岳のこともはっきり覚えています!3000m級の山だったので、ちょうど声をかけていただいた頃がしんどかったので、「もうすぐ」というお声かけでもう一度奮起できました!その節はありがとうございました(^-^)あの日もコンディションが最高で、いい一日でした☆
こんな偶然もあるんですね、ステキな出会いに感謝です!
武甲山の眺望は、わたしも感動しました。
小持山の手前できれいに見えますので、ぜひ今度、出掛けてみてください!
またどこかのお山でお会いできますように♪
yukoさんはじめまして(^。^)
この時期は空気が澄んで遠景が望め素晴らしい
ですね。
秩父市を通過する度に奇異な容姿の武甲山を
見掛けてました。
登ってみないとわからないものですね。
登山口はどうなん⁉的な感想しか無かったのですが、その後の山レコにUPされるのを見るにつけ、興味をひき今年4月に登りました。
春霞で遠望はきかず、辛うじて秩父市内の羊山公園、シバザクラが確認出来た程度でした。
やはり、この時期なんですね(^。^)紅葉も。
そして大持山方面からの景色はまるで別の山。
山は見る角度で大分違うものですが、武甲山は
別格です。
5日に伊豆が岳に登り武甲山が見えた時は何気に、満足⁉今年登ったよねと( ̄▽ ̄)
正丸駅から反時計回りで吾野駅まで、
結構しんどかったです( ̄▽ ̄)
こんばんは!お読みいただき、またコメントまで残していただきありがとうございます。
シバザクラの時期もいいと聞きますが、紅葉の武甲山も静かな風情でとてもよかったです。
奥武蔵では特徴的な山ですもんね、確かに他の山からみた時にはかなりの満足度が得られそうで、楽しみになりました♪教えていただきありがとうございます(^-^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する