阿寒富士 雌阿寒
- GPS
- 05:07
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,086m
- 下り
- 1,093m
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
阿寒富士には七合目と八合目の両方に分岐があります。 |
写真
感想
天気予報が各局違う。武華とニセイカの地図を印刷し家を出ると雄阿寒と雌阿寒が晴れている。あれ?STVのライブカメラは曇っていたはずなのに。と、青空にひかれ結局阿寒に向かう。雄阿寒か雌阿寒か悩んでいたが、阿寒富士だけでもいいかとオンネトーへ。トイレに入ると団体さんがバスで来ていた。そういえばここも百名山だった。トイレ前の道路で体操を始め、出るのにどいてもらう。
キャンプ場登山口は車少なめ。イマイチ気がのらないまま出発するが、倒木更新の多いコケむした美しい森を歩いていると、次第に気持ちよくなってきた。トリカブトとミミコウモリの咲く下の方から上に上がるにつれジンヨウイチヤクソウの葉や結実、ハクサンシャクナゲの結実を見つけ、そういえば花の季節に登ったことが無かったことに気が付く(実は2008/7/13に雌阿寒と阿寒富士に登りイチヤクソウ、コイチヤクソウ、シャクナゲの花も見ていた。すっかり記憶から消えていた。)。登山道も柔らかい土で、下草が茂らずコケが発達していて、気持ち良い森林浴の登りが五合目まで続き、残雪期苦労するハイマツの林を抜けると六合目、展望が開け目の前に阿寒富士が。楽勝だった登りが一転、滑る小砂利の登りになる。案の定花は少ない。メアカンキンバイは終わり。イワブクロ、メアカンフスマは咲き残りが極わずか、七合目阿寒富士分岐を曲がりイワキキョウも咲き残りがチラホラ、阿寒富士の登りは砂浜ダッシュをしているようで脚にくる。雌阿寒の展望が良くなるが、雲が阿寒富士を越えるようになってきた。イワキキョウとガンコウランが目立つ山頂は雌阿寒方面しかなく、ガス。南の端のケルンまで行くが、何も見えず。雌阿寒の登り返しを見るとウンザリしてくるが、早く降りても下は暑いだけだろうから雌阿寒にも行くことにする。阿寒富士の下りは一転して快適、残雪期の雪を下って居るような感じで小砂利のクッションを効かせてあっと言う間に下る。八合目分岐で雌阿寒登山道と合流、チンタラ上を目指すが、次第に雲が増え、展望が無くなる。風が強いが暑くもなく寒くもなく、山頂に到着するが、団体さんが写真撮影会を始め山頂に近寄れない。百名山を達成した人がいたのか、お祝い写真会がいつまでも続き、まあ何回も来ているからいいか?と乾杯。温泉コースから数人上ってくるが、引き続き始まった個人撮影会に興ざめ気味で離れて休んでいる。団体さんを意外と早めに上げた優秀なガイドさんのようだが、ちょっとこれはどうだろう?時折見えていた晴れ間が少なくなり、団体さんが降りるようなので、先に出発。暇なので温泉コースに降りることにする。
チンタラ下り、八合目辺りはハイマツとガンコウランが主役。登りはほとんど見なかったマルバシモツケの結実も沢山ある。イソツツジも増えだし、ガンコウランに変わりコケモモが増えだすが、大分下までハイマツが続き、ハイマツの丈が三メートルにもなり、これがハイマツですか?の林を過ぎるとやっとエゾマツトドマツの林になるともう二合目。こちらもコケむした林だが、キャンプ場コースほど美しくない。笹藪を過ぎるとあっと言う間に登山口へ。もう今にも雨が降りそうな空模様。ダラダラと道路を歩き、自転車を持ってくるんだったと後悔しながら、キャンプ場に何とかたどり着く。バスが移動して待っていたので団体さんはこちらに降りるのか?先に降りられて良かった。
帰りは改修後の野中温泉に。玄関周辺だけ物凄く綺麗になったが、奥は変わらない。オンネトーの色をした温泉にのんびり浸かってから帰る。
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