房総南下計画その1 千葉駅→蘇我駅→五井駅


- GPS
- 03:42
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1m
- 下り
- 14m
コースタイム
天候 | 晴れのち大雨、そしてまた晴れ。 前線上の雨雲が短時間で通り過ぎていきました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自宅最寄り駅→千葉駅 帰り 五井駅→自宅最寄り駅(長い電車酒場だった) |
その他周辺情報 | 市原天然温泉江戸遊 五井駅前「たつた屋」 |
写真
感想
土曜日と日曜日、どちらが晴れて眺望が良いか悩んだのだ。眺望が良い山に行きたいと思っていたのだ。結局日曜日の方が眺望が良いと判断し、土曜日はじっと我慢、2日連続で山を歩くよりも土曜日は街歩きで少々距離を稼ぐのもいいかなあと思ったのである。
いろいろな方面があるが、今心の中で旬なのが房総方面への赤線を伸ばすことである。つい先日千葉駅まで自宅からの赤線が到達した、その先はいろいろ考えられる。銚子方面、成田方面、茨城方面、その中で今回は王道である内房線沿線を歩くこととした。
一応目標は姉ケ崎駅であったが、五井駅近くの温泉の情報に当たり、最終的には五井駅までとなった。でも、これはこれで良しと思う。
千葉駅近くはさすがにターミナル駅っぽく、高層ビルディングたちが並んでいる。それが、だんだんビルが低くなってゆき、空き地が増え、農地が見えて・・・というルートだ。
千葉県は上総の国、下総の国、安房の国と3つの国からできており、交通の要所であった。よって、今回も歴史的な記念碑などを見ることができるかと期待していたのだが、私が通った道が街道でなかったからなのか、あまり歴史的な風景や遺構には出会わなかった。
蘇我駅西口は、とにかく「ジェフ千葉!!!」という感じであった。本日は試合でないので結構閑散としていたが、フクダ電子アリーナの中では練習が行われていた。それはサッカーの練習ではなく、試合前やハーフタイムのショーなどの練習であった。
と、そのころから雲行きが怪しい、晴れているのに雨が降り出した。いわゆる「天気雨」というやつだ。風が強く降った雨が風で飛ばされることによっておこる。しかし、天気雨があった時は本降りになることもある。
ローソンで傘を買い、雨に備える。そうすると晴れ間はなくなり嵐がやってきた。傘さしながら歩くが限界になり、跨線橋の下に逃げ込みしばしの雨宿り・・・。
さだまさしの歌だったら、ここでスヌーピーのハンカチを貸してくれる女性が現れ、「あの人に、も一度会わせてちょうだいませませ〜♪」となるところだがそうはいかず、軽自動車に水たまりの水を裾に引っ掛けられたくらいでした。
雨上がり、結構な通り雨、濡れることはなく、買った傘は杖代わりに突きながらふんふん歩く。
八幡宿駅まで約11km、ここで止めよと思ったけれど、携帯電話で探してみれば、五井にいで湯の知らせあり。五井に向かって歩こうと、するが道路の幅狭い、文句を言いつつ歩いてゆくと、五井の駅に到着す。
本日のゴール、五井駅、昼食と温泉、これが終わったら横須賀線直通電車で横須賀線にある自宅最寄り駅までの長距離電車酒場で帰る予定だ。
まずは、温泉ということでタクシーで1000円払って、やってきた。
この温泉、真っ黒い湯で自分の足なども見えません、アルカリ度も高く肌がつるつるします。こんなところにいいお湯があるんだなあと感心しました。そして、この温泉での看板から、この地市原が更級日記のスタートの地ということを知るのであった。
更級日記、菅原孝標女の作である。作者13歳から52歳ごろまでの約40年間がつづられている。日記の形態をとっているが、著者の晩年に一気に書かれたものでありどちらかというと回顧録に近い。
上総の国から京への旅、源氏物語を読みふけった少女時代、父の死と結婚・出産、夫の死や子供の巣立ちから仏教に傾倒している様子などが描かれている。江戸時代には一般的に流通していたそうだ。文章的には抽象的な表現がとられ、写実的な文章表現で知られる「蜻蛉日記」とは趣向が異なる。
著者が生きた時代は、平安時代の栄華が徐々に過ぎ去っていく中で、貴族は悩み武士が力を持ち始める時代である。要するに少女時代が一番良かったのだ、どんどん懸念されることが起きてゆく世の中でどう一人の女性が生きたのかという物語である。
ここで私は落胆した・・・五井駅東口に菅原孝標女の銅像があるのだという情報に出会ったのである。撮り忘れた・・・。
まあ、いい。次回の南下計画は五井駅から始まるのである、スタートするときに撮影しよう。
次回は、五井駅→木更津駅くらいまで歩きたいなあと思っている。まあ、その後は青春18きっぷシーズンかなあ。
長い電車酒場を終えて自宅にたどり着き、仕事の疲れなのか当日の疲れなのかわからないがどっと出て、9時ごろに寝てしまった・・・。
次の日は眺望の旅の予定である。
コメント
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aiさん
どんどん赤線がボウソウしてきましたね。
見習わなくては
五井からは高尾には来れば、ちょうど
それでは乗り
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
切符はあるので行けないこともなかったんですけど、まっすぐ帰って次の日に備えました。次の日も歩きましたので。八王子住民だったら考えるのでしょうけどね。
ノリテツ山行も面白いと思うんですけどね。
私の住んでいるところからだと、非常に使い勝手の良い切符です。
また、お会いしましょう。
aideieiでした。
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