鳳凰三山 日帰り周回(中道↑ドンドコ沢↓)
- GPS
- 11:43
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,433m
- 下り
- 2,438m
コースタイム
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 11:43
登山口はてっきり林道終点にあるものと勘違いして進み続け、道標も見逃し、あらぬ方向へ林道を進み続けていました。(30分程度のロス)
積雪は全般的に踝(10cm)くらい。
一番深いところで脛辺りまで。(20〜30cm)
稜線の気温はマイナス12℃。やや強めの風。
アイゼンは一度も使いませんでしたが、ガチガチに凍結している箇所が一部ありました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉までの道は悪路と舗装路が入り乱れています。 車高が低い車は底を擦ると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中道は特に危険個所は無いと思いました。 ドンドコ沢ルートは、滑ったら大惨事となりそうなポイントがあちらこちらに。 凍結しているこの時期の下り利用はかなり慎重さを要します。 |
写真
感想
本当は土曜・日曜で鳳凰三山を周回しようと思っていましたが、土曜日は生憎の荒天予報。
日曜日は強風ではあるものの晴れ予報。
このまま中止というのも口惜しいので、1泊2日で行く予定だったコースを日帰りでチャレンジすることにしました。
お昼にかけて稜線上がガスに包まれるという予報だったので、少しでも早く稜線に立てる中道から登る事に決定。
満天の星空の元、午前4時に出発。気温はマイナス3℃。
真っ暗な林道をヘッドライトの明りを頼りに歩く。
予想以上に登山口が遠く、何かおかしいと思ってGPSで現在地を確認すると…
全然違うところを歩いてる!
相棒と山の話で盛り上がっていたのと、てっきり林道終点に登山口があるものと思っていたので、林業用の林道をかなり進んでしまっていました…
何てこった。慌てて引き返し、改めて登山口から再スタート。約30分のロス。
中道を暫く登っていると徐々に夜が明けてきて、木々の間から見える地蔵岳が神々しくオレンジ色に輝き出しました。素晴らしいモルゲンロート。
日が出ても昇温せず、高度を上げるにつれ気温が下がっていく。
稜線に近づくと、徐々に雪が深くなっていきました。トレースは無く動物の足跡のみ。稜線に出る直前は短いものの結構な急斜面。
樹林帯は無風で平穏そのものでしたが、稜線に出た途端に冷たい強風が襲ってきました。まだ寒さに慣れていないこともあって、めちゃくちゃ寒い!
急いでフェイスマスクを装着。気温はマイナス12℃。
眺望は最高!富士山・白根三山・八ヶ岳などがバッチリ。
地蔵岳へ向けての素晴らしい稜線歩き。寒いですが。
道中、昨晩鳳凰小屋に宿泊したという女性2人組の方に話を伺ったところ、小屋の中でマイナス9℃だったそうです。テント場も大学生グループで盛況だったようですが、一体何度だったのやら。
そんなこんなでオベリスクに到着。時刻はほぼ12時。この頃には予報通り白根三山や甲斐駒ヶ岳などにガスがかかり始めていました。中道で登ってきて正解だったようです。
オベリスクを登れるところまで登ってから下山開始。あっという間に鳳凰小屋に到着。管理人の方としばし談笑。昨日(土曜日)は吹雪だったそうで。テント場の大学生グループは山岳サークルとかではなく、大学の体育の授業?で来たとのこと!(驚)スパルタすぎるでしょう!日程変更が出来なかったと言っていたそうですが、「(金峰山とかに)行き先変更すればいいのに」と管理人の方はおっしゃってました。とりあえず稜線まで上がってすぐに下山していったそうです。
11月の鳳凰小屋は金・土・日の営業。本日(日曜日)も宿泊予約が入っているそうです。前回買いそびれた鳳凰山の登山バッジを購入し、水場で水を補給して再び下山開始!
…ここからが長かった。
とにかく長い!凍結箇所が多く滑るのでスピードが上がらない。しかも滑落ポイントだらけ。(間違いなく、大学の体育の授業?で歩くような道ではない。)南精進ヶ滝あたりから雪が消えて歩きやすくなりましたが、そこからも結構長い。
駐車場に戻ったのは15時半。かなりの疲労感を伴っての下山となりました。
この頃、青木鉱泉でも雪がチラついてきていました。
駐車料金を払っていなかったので支払いを済ませ、再び悪路を通って帰宅の途へ。
甲府でトンカツを食べ、小仏トンネルの渋滞に巻き込まれ、といういつものパターンで22時頃無事帰宅。翌日は元気に出勤しましたとさ。
yamachan7さん、こんにちは。同じ日にドンドコ沢ピストンをしました。早い時間に登っていれば快晴の白峰三山見られたんですね!
自分は出発が遅れたのと、昼飯に時間を使いすぎて、稜線に上がった時にはガスが湧いちゃっていました。でも写真を見て満足させていただきました。ありがとうございます。
moritakさん、こんにちは。
五色滝と鳳凰小屋の間ですれ違っていますね。
ドンドコ沢は登り応え、下り応えありますねー。3年ぶりだったのですが、こんなにハードだったとは。雪のせいもあるでしょうが、前回はテント泊でそんなに大変だった印象がなかったので、日帰りがこんなにキツイとは思わず(笑)
レコ拝見しました。すんばらしいランチ!美味しそー。
こっちはスピード重視(と言っても大してスピード出てませんが、、、)でおにぎりとパンとアルフォートだけでした(笑)
ドンドコ沢ピストンお疲れさまでした!
頑張って登ったのにガスとは残念…次回に期待ですね!
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