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ヤマレコ

記録ID: 1318280 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走大雪山

旭岳 北崖尾根乗越

日程 2017年11月18日(土) 〜 2017年11月19日(日)
メンバー , その他メンバー2人
天候11/18 低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過するため、気圧の傾きが大きく、大気の状態が不安定。海の波の高さは1mのち4m。 朝から降雪。1608で100始、たまに感じる位。
11/19 日本の東にある低気圧が急速に発達しながら北東に進む。上空には寒気が流れ込み、不安定な大気の状態が続く。上川は曇り、昼過ぎから雪で波の高さは全道的に3mほど。 
朝快晴。やがて雲が出始めて薄く全体にガスがかかったような感じになるがPでも∞。石室まで戻ったころ降雪やガスにより2-300になる。風は終始吹かなかった。
アクセス
利用交通機関
車・バイク

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地図/標高グラフ


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歩くペース 1.1〜1.2(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち61%の区間で比較) [注意事項]
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コースタイム [注]

1日目
山行
6時間23分
休憩
0分
合計
6時間23分
S山麓駅08:0214:25宿泊地
2日目
山行
8時間31分
休憩
17分
合計
8時間48分
宿泊地04:5506:14旭岳石室06:2306:24姿見の池10:17旭岳10:1810:17大雪山10:24金庫岩11:58旭岳石室12:0513:39山麓駅13:42ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
11/18 登山口(1+)第二天女(2-)KL(1)1608(+)石室手前(+)1608(1)TL
11/19 TL(1-)1608(+)石室(1)1860(1+)ルンゼ下(20min)ルンゼ上(0.5)P(1+)石室(1-)KL(1)登山口

+:15分 1-:45分
コース状況/
危険箇所等
11/18 絶望の週末
 予想天気図を見て今週末の目標を石室までの既視感付けとEP練に切り替える。札幌で既にめっちゃ雪降ってるし。2時半回収開始、8時出発。雪少なくbushだらけ。夏道っぽく抜けているところをたどっていく。前日Partyのトレースと思われるものも使う。第一第二天女ヶ原は白く抜けていてわかる。微沢渡渉して夏道尾根に取りつく。夏道尾根もかなりbushあって下部は夏道辿らないとだるい。明るい時にこの辺に来たことがあまりないので気にしてなかったが、夏道尾根上部のタラくなったり二重尾根っぽくなってる所は割とわかる。Co1500先もbushいっぱいでDepo旗打つ気にならない。尾根の吹き溜まりもほぼない。1608には既に竿が立っていた。ここから先も一部夏道尾根の杭見えている。石室手前の斜面で時間的に余裕もって引き返し。降雪+向かい風でややゴクイ。無難にTLまで。ちなみにKL(カンバ樹林限界)はCo1450、TL(タンネリミット)はCo1400位。夜は二年生作のブタのネギ塩なんとか。おいしい。Lの方針によりこのPartyの就寝時間は18時。とても快適だが19時にまた起きて概況を聞くのは面倒。明日は冬型だがなぜか「てんきとくらす」の旭岳は12時の登山指数がA。おや…?ひょっとしてひょっとするので3時起床5出発にする。
11/19 奇跡の乗越
 3時起床。朝は二年生作のチキンカレー。「てんきとくらす」は3〜12時がAになっている。そしてテントの外に出ると…満点の星空。こんなことがあっていいのだろうか。とにもかくにもチャンスなのでラテルネで1608までぶっ飛ばす。日の出とともに旭岳がその姿を現す。丸見えだ。石室手前の斜面は右側に見えてたbush使って適当に巻く。ここで二年生が遅いのでテント本体とポール、あと絶対にいらなかったデポ旗60本の半分を石室にデポさせる。よし軽くなった。石室北の三本の沢型は視界あるし、吹き溜まりなしで何も。二年生top。1700に着いた…が岩出すぎ。こんな崖尾根初めて見た。一応帰りのコンパス切り返し用にデポ旗打ったが多分いらなかった。スキーだと岩当たって嫌な感じなので途中からツボシートラで1860まで。1860でEP練習。滑停練と合わせて1-ほどみっちりやる。中々上手。乗越せるのでは?ということでEPシートラ。ここからが崖尾根の核心。Co1860上〜2060の急斜は雪少ない分岩当たりやすい。ガチ前爪とまではいかないが、それなりに岩がらみの練習ができた。振り返って帰りのコンパス方向も合わせつつどんどん登っていく。確かに視界ない中岩のラインや南の崖だけ見つつ降りると変な所に迷い込みそう。二年生が遅いのでケツをピッケルでたたきながら急かす。速く!速く!Co2100辺りの雪稜(15m位)と言われる所はなんも、去年とはえらい違いだ。sLtopくっつけて通過。雪稜途中の岩は上行けないので適当に北を巻く。屏風岩はL-sLでルート見る。基部巻いた後、直上するルートは岩かなりあってだるそう。基部巻き後trvり上がって尾根に復帰するルートにする。硬くて急、慎重に。そしてルンゼ下到達。このとき9:15、割と余裕でリミットに間に合った。第轡襯鵐実(北側)はやや吹き溜まっているので地獄谷側(南側)を偵察しに行く。Trv部分は高度感がある。一個目のルンゼは雪壁、無理。去年と同じく二個目のルンゼがいい感じなのでシュカブラをちょい開削して適度な難易度にする。短いが前爪一歩、ムーブは大きめ。シートラ当たるしM空身、ザックはsLが運搬。その間にLは旭川気象台に電話。風と寒気の中心について訊くと、「風は徐々に強くなる傾向にあり、寒気のピークは今日の夜、日付が変わる頃。留萌の波の高さは3m」とのこと。寒気遅ッ。早朝に比べて雲出てきて薄っすらガスかかっているような感じになってるし、実際寒気の流入が遅いだけなのか。波3mでまったくの無風なのはよくわからんが...。まぁ少なくとも今視界∞以上無風だし、先の雪煙なく局地風の心配もなさそう、その上乗越先の夏道尾根は岩だらけ。CTも巻いている。これは乗越すしかない!まさか一回目でこんな奇跡が起きるとは。旭岳Peakまで何も。Peakからは岩だらけの夏道尾根を降りる。Co2200〜2150辺りの岩稜も行こうかと思ったが、sL以下がすごく嫌そうな顔で見てきたのでやめた。普通に南側の夏道使ってスルー。地形確認しつつで石室まで。視界は降雪もあって石室着く頃にはPは見えなくなっていたが、ついに風が吹くことはなかった。デポ品回収してドベーっと行きと同じように登山口まで。帰りに湧駒荘で温泉入り、しばらく行ってなかった山岡家寄って帰札。お疲れさまでした。
その他周辺情報湧駒荘で日帰り温泉¥800
帰りは旭川市でラーメンの山岡家に寄りました。

装備

個人装備 アウターシェル インナー スパッツ 手袋(薄手・厚手・オーバー手袋) 靴下 帽子 ネックウォーマー ナイフ コンパス ビーコン 地図 目出帽(バラクラバ) サングラス ゴーグル アイゼン ライター 缶メタ ナイロンシート シュラフ シュラフカバー ロールマット 銀マット 細引き(φ6mm×10m) ポリタンク コッヘル スプーン 防寒具 ラテルネ 天気図セット 充電器 携帯 ピッケル スキー シール ストック スコップ プローブ カラビナ(外付け確保用) シーアイゼン
共同装備 テント のこぎり スノーソー 火器(DF)

写真

夏道尾根上がりきったところ、Co1500位。
2017年11月18日 11:38撮影 by iPhone 7, Apple
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夏道尾根上がりきったところ、Co1500位。
bushがまだまだ見えている。
2017年11月18日 11:39撮影 by iPhone 7, Apple
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bushがまだまだ見えている。
1608から石室までの所。視界なく目標物なく完全に精神と時の部屋。
2017年11月18日 12:36撮影 by iPhone 7, Apple
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1608から石室までの所。視界なく目標物なく完全に精神と時の部屋。
下るとどんどん雲が取れ、青空が見え始める。
2017年11月18日 13:55撮影 by RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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下るとどんどん雲が取れ、青空が見え始める。
19日、まさかの快晴。日の出とともに旭岳がその姿を現した。
2017年11月19日 05:51撮影 by iPhone 7, Apple
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19日、まさかの快晴。日の出とともに旭岳がその姿を現した。
2
崖尾根末端1700は岩だらけ。スキーが痛むのでツボシートラにする。
2017年11月19日 06:38撮影 by iPhone 7, Apple
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崖尾根末端1700は岩だらけ。スキーが痛むのでツボシートラにする。
1
急斜下部。岩のラインをたどっていく。
2017年11月19日 08:01撮影 by RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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急斜下部。岩のラインをたどっていく。
上部は岩が大きくなる。適当に北側入ったり。
2017年11月19日 08:42撮影 by RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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上部は岩が大きくなる。適当に北側入ったり。
急斜を終えた辺り。雲が出てきたがまだ晴れている。
2017年11月19日 08:54撮影 by iPhone 7, Apple
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急斜を終えた辺り。雲が出てきたがまだ晴れている。
1
奥に見えるのが屏風岩(左側基部巻いた後、trv上がって尾根復帰)。手前に見えるのが雪稜、今回はただの細尾根だった。
2017年11月19日 09:00撮影 by iPhone 7, Apple
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奥に見えるのが屏風岩(左側基部巻いた後、trv上がって尾根復帰)。手前に見えるのが雪稜、今回はただの細尾根だった。
7
さらに奥には第轡襯鵐爾盡える。
2017年11月19日 08:58撮影 by RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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さらに奥には第轡襯鵐爾盡える。
1
屏風のtrvり上がり。最後の方は直上気味に。
2017年11月19日 09:05撮影 by RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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屏風のtrvり上がり。最後の方は直上気味に。
第轡襯鵐実Αちょい吹きだまっていそう。
2017年11月19日 09:14撮影 by iPhone 7, Apple
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第轡襯鵐実Αちょい吹きだまっていそう。
来たところを振り返る。
2017年11月19日 09:14撮影 by iPhone 7, Apple
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来たところを振り返る。
地獄谷側へ行き、二つ目のルンゼを開削して直登。
2017年11月19日 09:21撮影 by iPhone 7, Apple
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地獄谷側へ行き、二つ目のルンゼを開削して直登。
1
上から見るとこんな感じ。
2017年11月19日 09:30撮影 by iPhone 7, Apple
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上から見るとこんな感じ。
ルンゼ上から旭岳。
2017年11月19日 09:30撮影 by iPhone 7, Apple
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ルンゼ上から旭岳。
二年生が急に速くなった。
2017年11月19日 10:02撮影 by RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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二年生が急に速くなった。
Peakへ。
2017年11月19日 10:08撮影 by iPhone 7, Apple
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Peakへ。
2
初めての自撮り。
2017年11月19日 10:17撮影 by iPhone 7, Apple
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初めての自撮り。
3
夏道の杭も見えている。
2017年11月19日 10:20撮影 by RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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夏道の杭も見えている。
岩だらけの漫然とした夏道尾根を下る。
2017年11月19日 10:43撮影 by iPhone 7, Apple
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岩だらけの漫然とした夏道尾根を下る。
除雪して帰札。お疲れさまでした。
2017年11月19日 13:42撮影 by iPhone 7, Apple
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除雪して帰札。お疲れさまでした。

感想/記録
by NamuC

旭岳は人を成長させてくれるよい山です。旭はもう4年間を通して10回目くらいですが今週末もまた向かいます。
訪問者数:440人
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