天狗岳（今シーズン初の雪山・強風）

2017年11月26日(日) [日帰り]

• GPS: 04:37
• 距離: 8.9km
• 登り: 905m
• 下り: 898m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:38

6:22 天狗岳登山口駐車場
6:59 7:03 唐沢鉱泉分岐
7:46 7:46 第一展望台
8:07 8:07 第二展望台
8:43 8:46 天狗岳
9:03 9:08 東天狗岳
9:10 9:11 天狗の鼻
9:17 9:18 天狗岳分岐
9:40 9:40 中山峠
9:46 9:56 黒百合ヒュッテ
10:14 10:14 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
10:58 10:59 唐沢鉱泉
11:00 ゴール地点

天候

晴れ（強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆移動
4:20　甲府
6:00　唐沢鉱泉駐車場
※下道使用
◆駐車場の状況
・6:00到着時点で3~4割程度の埋まり具合。
11:00頃下山した時でも5~6台分開いていました。
強風の予報だったためか？
・唐沢鉱泉少し手前あたりから路面が凍結しています。
私の車は2駆でスタッドレスを履いていましたが、坂道の途中で停まると滑ってなかなか進めませんでした。

コース状況／危険箇所等

・唐沢鉱泉〜第1展望台
登り始めからうっすら雪があり、また凍結しています。
標高を上げて行くとどんどん雪の量が増えて行きますが、特に危険個所はありません。
・第1展望台〜西天狗
風が吹き抜ける箇所のトレースが消えているところがあります。
第2展望台手前あたりのトラバースのトレースが完全に消えていて膝辺りまで埋まりました。西天狗の登りは風が強い時は遮るものが無いため寒さが厳しいです。
この区間はチェーンスパイクで歩きました。
・西天狗〜東天狗
強風によりトレースが消えていましたが、なんとなく道は分かるので問題ありません。ここも風が強い時はまともに風を受けてしまいますので、ハードシェル等を着て風を防ぐ必要があります。この区間はチェーンスパイクでも行けたと思いますが、アイゼンを装着しました。
・東天狗〜黒百合ヒュッテ
夏道は岩場歩きで大変ですが、雪で埋まっているため夏道より歩き易いです。ただ、ところどころで風が吹きつけるところがあります。風でバランスを崩して滑落しないように注意。この区間はチェーンスパイクでも行けたと思いますが、アイゼンを装着しました。
・東天狗〜黒百合ヒュッテ
樹林帯の中で風の影響はほぼ無し。道は岩、石が雪でだいぶ埋まっているので歩き易いです。この区間はチェーンスパイクで歩きました。

写真

11/26 6:22

6時時点ではガラガラ。
気温は−3℃でした。路面が凍っています。
今回はスタート時点からチェーンスパイクを装着しました。

11/26 6:25

唐沢鉱泉。
電気が点いていました。

11/26 6:25

何か良くわかりませんが、安全に登山が出来るようにお願いしました。

11/26 6:26

橋を渡ります。

11/26 6:27

登り始めの雪はこんな感じ。
昨年の12月末に登った時より雪が多いです。

11/26 6:58

陽が上り明るくなって来ました。
奥に蓼科山が見えます。

11/26 6:58

だんだんと雪が多くなって来ました。

11/26 6:58

気温も-7度と下がって来ました。

11/26 7:18

久しぶりの雪道歩きは楽しいです。

11/26 7:31

もふもふです。

11/26 7:38

開けたところに出ました。
北アルプスが見えます。

11/26 7:38

南アルプス。

11/26 7:38

南八ヶ岳方面。
風が強いので、ハードシェルを着ました。

11/26 7:38

11/26 7:39

きれいな雪景色。しばし見とれてしまいました。

11/26 7:40

北八ヶ岳方面。こちらも絶景！

11/26 7:41

第1展望台に到着。
爆風です。

11/26 7:48

木からツララが・・・・。

11/26 7:50

この辺は雪が深いです。

11/26 8:07

第2展望台手前のトラバース。
風によってトレースが消えていました。
右に落ちていかないように慎重に歩きます。

11/26 8:08

第2展望台です。

11/26 8:08

エビのしっぽ。

11/26 8:08

第2展望台からの赤岳。

11/26 8:20

この辺りで−10℃でした。
強い風が吹いている分、もっと寒く感じます。
（風速10m以上はあったと思います）

11/26 8:20

さあ、これから西天狗に登ります。

11/26 8:26

見るからに寒そうな景色。
ほんとに寒いですが。

11/26 8:26

人の通った後がなんとなくありましたので、そこをたどって登って行きました。

11/26 8:32

途中寒さのせいか、カメラのレンズカバーが完全に開かなくなりました。

11/26 8:40

頂上手前で後ろを振り返ります。

11/26 8:41

頂上到着。
新しい足跡がありません。
今日は私が一番乗りのようです。

11/26 8:41

西天狗の標柱。

11/26 8:42

東天狗方面。

11/26 8:42

蓼科山方面。

11/26 8:47

赤岳、硫黄岳方面。
風が強くて雪煙が上がっているのが見えます。

11/26 8:47

硫黄岳をズーム。
お、誰かいる？

11/26 8:47

赤岳をズーム。
人がいるかは分かりませんでした。

11/26 8:48

ここで練習のためにアイゼンを装着しました。

11/26 8:48

東天狗に向かう道のトレースは消えています。
1番乗りは気持ちがいいですが、多少不安もあります。

11/26 8:51

西天狗からの下りで膝辺りまで埋まる箇所がありました。

11/26 8:52

ノートレースの道を歩きます。
ちょうどこの辺で黒百合ヒュッテから来た方とすれ違いました。

11/26 8:52

私が付けたトレース。

11/26 8:55

さあ東天狗へ。

11/26 8:58

氷の粒が風に飛ばされて顔に当たり「イタタタタ・・・・」

11/26 8:59

シュカブラ（風雪紋）。チュパカブラ（未確認動物）では無いです。

11/26 9:05

西天狗に到着。

11/26 9:05

西天狗。

11/26 9:05

蓼科山。
寒いので即下山します。

11/26 9:10

ロープに付いたエビのしっぽ？
タワシみたいになっていました。

11/26 9:16

トレースはしっかりありました。
安心安心。

11/26 9:17

分岐。
中山峠方面に行きます。

11/26 9:19

ピッケルで空いた穴の中が青く光っています。

11/26 9:31

大分下りて来ましたが、ところどころ風の通り道なのか風が強いところがあります。
きれいな青空です。

11/26 9:42

森の中に入りました、と思ったら。

11/26 9:45

あっという間に黒百合ヒュッテに到着しました。
中山峠分岐を知らないうちに過ぎていました。

11/26 9:47

黒百合ヒュッテの入口にあった温度計は2℃を指していました。

11/26 9:56

ここまで来ると風の心配はありません。

11/26 10:18

黒百合ヒュッテからの道は岩、石が雪で埋まり、夏道より歩き易いです。

11/26 10:56

黒百合ヒュッテから1時間チョイで唐沢鉱泉近くの橋まで来ました。

11/26 10:58

とりあえずお約束の池を撮影。

11/26 10:58

無事戻ってきました。

11/26 11:00

車はちょっと増えましたが、駐車場は5〜6台分くらい空いていました。

11/26 11:38

帰りに八ヶ岳を一望できるところがありました。
思わず車を停めて撮影。
編笠〜硫黄岳あたりまで。

11/26 11:38

横岳〜北横岳あたりまで。

11/26 11:38

〜蓼科山あたりまで。

撮影機器：

PowerShot SX610 HS CANON

感想

Dkoba

今年は昨年に比べて雪が積もるのが早いようです。
また今回の天狗岳は天気予報を見ると風が強い予報でした。
このためか、昨年の12月に天狗岳に来た時よりも人が少なく、西天狗辺りでは私が一番乗りだったようです。
風が強く寒くて大変でしたが、雪山を十分堪能することが出来ました。
今、帰って来て部屋でぬくぬくとしていると、午前中に強風の雪山を歩いて来たのがウソのようです。