越百山を目指して新雪ラッセル三昧♪[敗退 (;^_^A ]


- GPS
- 28:38
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,466m
- 下り
- 1,467m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:57
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 4:47
天候 | 24日:雪 25日:雪のち時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場までの林道は終点近くまでアスファルト舗装されており日中の融雪が早い様で、今回の時点では往復とも夏タイヤのチェーン無しで問題ありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道自体は特に危険と思われる個所は有りませんでしたが、今後は積雪状況次第と思われます。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は、桟温泉(600円)を利用 |
写真
一晩でスノーモンスターの出来上がり?!
視界が悪く山頂も見通せない上に、これを一人でラッセルして山頂から戻って来るだけで軽く半日仕事にはなるでしょうから、潔く下山することにします。
フカフカの粉雪なので、最初からワカンを装着していてもヒザ上ラッセルでした!
小屋の周りが一番の積雪で、しかも出だがコルからの登り返しなので、十分に雪との格闘を楽しませてもらいました♪
装備
個人装備 |
12本爪アイゼン
チェーンスパイク
ダブルストック
ピッケル
スコップ
テント
シェラフ
等の雪山完全装備
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感想
当初は23日−24日で今回のコースで越百小屋に一泊して南駒ケ岳を周回して北沢尾根から下山の予定でしたが23日の天候が思わしくないので、24日−25日に1日スライドして望んだのですが、結果的に天候の回復はもう一日遅かった様で、両日とも雪の中の山行となりました。
初日は飛び石連休とは言え、あくまでも平日なので当日の登山者は私だけの様で、雪の降りそぼる中を静かな山行となり、冬季解放小屋も貸切りとさせて頂きました。 深々と降り積もる雪の中を快適な小屋で一人鍋をつつきながら、最初はこの雪で稜線のハイマツ帯も埋まって随分歩き易くなっているだろうから、明日の朝の天候次第では早出をして予定通り南駒ケ岳までの周回で行こうかとも考えつつ、一方ではこの粉雪ではかえって脚を取られて尾根の突破だけで一日仕事になるだろうから明日の朝に少しは視界が効く様になっていれば、朝一で越百山を軽荷でピストンしてから下山しよう等と色々な想定をしながらシュラフに潜り込み眠りにつきました。
風も無く文字通り深々と降り積もる静かな夜を過ごした夜明け前に本日の行動を決定すべく未だ真暗な小屋の外に出てみると、残念なことに降りしきる雪の勢いが衰えることも無く、昨日付けた自身のトレースが全てかき消される程の積雪状況を目の当たりにし、予備日を使ってもう一泊して越百山のピークだけは踏んでから下山するかとも考えましたが、携帯圏外のため家族に予定変更を伝えられないため、止む無く下山することを決め、明るくなってからの行動開始としました。
下山開始の時点では降雪の勢いは衰えず視界も悪く自身のトレースも完全にかき消された状況とは言え、昨日辿った道を下り基調で帰るだけで時間的にもかなり余裕が有ったので、新雪の中を最初からワカンを装着して今シーズン初の真剣なパウパウのラッセル三昧を堪能しました♪ なので敗退の割には心も軽く純粋に静かな雪山歩きを楽しめました。その後の下山途中では勢いの有りそうな3組の登山者とお会いしたので、少なくとも越百山まではトレースを伸ばしてくれていることでしょう。
下山後は帰路上で最寄と思われる桟温泉で汗を流してから一息ついた後は、一日の山行時間より長い7時間程掛けて下道で休み休み横浜まで帰宅しました。実はこれが今回の最大の核心部だったりするかもね?!
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