記録ID: 1325004
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積雪期ピークハント/縦走
北陸
金剛堂山 〜小春日和の冬源郷〜
2017年11月28日(火) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
【コースタイム】
09:00 竜口登山口
09:50 栃谷登山口尾根合流
10:40 2km地点
11:10 片折岳
11:15 3km地点
12:20 4km地点
13:10 前金剛堂山 14:10
14:30 中金剛堂山 14:40
15:00 前金剛堂山
15:20 4km地点
15:45 3km地点
16:00 片折岳
16:15 2km地点
16:40 栃谷登山口尾根合流
17:00 竜口登山口
【登り時間:04:10】
【休憩時間:01:10】
【下り時間:02:00】
【総行動時間:08:00(中金剛堂山上り下り含む)】
09:00 竜口登山口
09:50 栃谷登山口尾根合流
10:40 2km地点
11:10 片折岳
11:15 3km地点
12:20 4km地点
13:10 前金剛堂山 14:10
14:30 中金剛堂山 14:40
15:00 前金剛堂山
15:20 4km地点
15:45 3km地点
16:00 片折岳
16:15 2km地点
16:40 栃谷登山口尾根合流
17:00 竜口登山口
【登り時間:04:10】
【休憩時間:01:10】
【下り時間:02:00】
【総行動時間:08:00(中金剛堂山上り下り含む)】
天候 | 【富山県西部(伏木)の当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:13.7℃ 最低気温:1.6℃ 露点温度:6.0℃ 湿 度:63% 風 向:東 風 速:3m/s 気圧 現地気圧 1021.2hPa 海面気圧 1022.8hPa 降水量 0.0mm 積雪深 0cm 日の出 6:42 日の入り 16:36 【2017年11月28日の天気概況 】 日本付近は高気圧に覆われて、晴れた所が多く、北陸や東海から西では小春日和となった。一方、湿った空気が流れ込んだ関東や北海道の北部は雲が多く、一時的に弱い雨が降った所も。朝は北海道や東北で今季一番の冷え込みとなった所が多く、室蘭と秋田で初霜を観測。 【現地気候】 移動性高気圧に覆われた小春日和。 知らなかった・・・ 小春日和は、旧暦の10月を表す言葉で晩秋から冬の始まりにかけての時期、春のように温かく落ち着いた天気が続くことが多い、その時期を小春日和と言うそうです。 春という言葉が入っているので、春の季語かと思っていましたが冬の季語だそうです。 ちなみに、旧暦の10月は現在の11月頃にあたり、11月〜12月頃のうららかな陽気を小春日和と表現することが多いようです。 11月28日に富岩運河環水公園にあるジュウガツザクラが開花したそうです。 ちなみに、ちなみにジュウガツザクラは冬桜とも言い、花が4月上旬頃と10月頃の年2回開花するそうです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道471号線を南下 道路道端に雪ありましたが路面は凍結・雪なくノーマルタイヤでも走行可能 【富山県冬期道路情報】 土木部道路課情報 http://www.toyama-douro.toyama.toyama.jp/index.html 【アプローチ】 《住処:発07:45〜スノーバレー駐車場:着08:40》 【駐車場】 スノーバレー利賀スキー場の駐車場に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口】 台風3号・梅雨前線の影響で、利賀地域でも大雨により被害がでました。金剛堂山登山においても、栃谷登山道口の仮橋が河川の増水により流されたり登山口へ行くまでの道路が洗堀され、通行止めとなっています。 このため、金剛堂山登山の登山口は、TOGA天空トレイルランで使用した竜口登山口からの登山口となっています。 http://togatenkutrail.com/wp/2017/07/08/%e9%87%91%e5%89%9b%e5%a0%82%e5%b1%b1%e3%82%92%e7%99%bb%e5%b1%b1%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b%e6%96%b9%e3%81%b8%ef%bc%88%e7%81%bd%e5%ae%b3%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%88%e5%a4%89/ 【トイレ】 2017/7/15(土)登山口に仮設トイレ2基の設置ありましたが、すでに撤去されトイレはありません。 【降雪期の登 山 道】 (登り:竜口登山口) 積雪期は栃谷登山口まで車で行けないので 竜口登山口から尾根に取り付きます。後は尾根伝いに登っていきます。迷いそうな箇所は、栃谷登山口からの尾根との合流地点でしょうか、赤テープが多くありますので見落とさないように 栃谷登山口からの尾根からは一本道。片折岳(1346mピーク)までは上り一辺で片折岳で一旦下り、1451mに詰めてから再び下って最後の上り返し中金剛堂山に至ります。 【雪 質】 (本日は登り始めよりスノーシュー装着) 今回は登り初めから栃谷登山口尾根まで先行者さんのトレースがありましたが、そこで引き返されたらしく栃谷登山口尾根合流からはノートレース。 登り初めから踝下まで積雪量。放射冷却現象でアイスバーンで登り易いかと思いきや、そこは11月なのでサラサラに見えても北陸特有の重さがあり足運びが重い。 前回の21日の時のように登山道を遮る着氷木や霧氷はないので濡れることはなかったのですが、片折岳から登山道は倒木低木で藪漕ぎによる藪漕ぎで悪戦苦闘でした。標高1450m過ぎから積雪が増し低木が減り藪漕ぎから開放されました。 【トレース状況】 栃谷登山口尾根からは自らのトレースを刻む 【出会った他の登山者】 なし |
その他周辺情報 | 金剛堂山について】 金剛堂山(こんごうどうざん)は富山県富山市(旧八尾町)と南砺市 (旧利賀村)にまたがる標高1,650mの山。岐阜県との県境にも近い。 日本二百名山の一つ。 「金剛堂山」は加賀藩の名だそうな。飛騨ではただ「金剛岳」。 富山藩では「高尾山」のちに「西白木峰」だったそうです。 山名は修験道によるもので役ノ小角の開いた山との伝承があるそうです 役ノ小角開山伝説のある山は富山県内には金剛堂山だけだそうです。 山岳信仰の霊峰として崇められ「金剛蔵王権現」が祀ってあります また藤原義勝の神鏡も祀られているそうです。 山頂部は広々とした台地でその上に3のピークがあります。 北から前金剛、中金剛、奥金剛と呼ばれています。 一等三角点があり「金剛蔵王権現」を祀る祠のある前金剛(1,637.9m)を総じて金剛堂山と呼ぶことが多いのですが、最高峰は1,650mの中金剛です。山頂を通り南北に走る主稜線。井田川の支流大長谷川と百瀬川の水を分ける。大長谷川に注ぐ西ノ瀬戸谷、百瀬川に注ぐり竜口谷、日尾谷の3本の谷が入り込んでます 日本海に面して手前に高い山が無いために冬の季節風をまともに受け、山頂台地一帯は広大な風衝草原となっており高山植物の宝庫だそうです。東の白木峰、南の水無山 などと共に白木水無県立自然公園に指定されています。 【日帰り温泉】 天竺温泉の郷 住所:〒939-2513 富山県南砺市利賀村上百瀬482 電話:(0763)68-8400 http://www.tenjiku-onsen.com/ 料金:600円(日帰り湯) 利用:定休日 水曜日 営業時間10:00〜21:00 |
写真
感想
豊かな山登りは、自ら求めて、探し出し、紡ぎだしていくべきもの。
山選びはその中のこと。高い低いや、有名無名ではない。
かえってだれも行かない山の方が関わりが個人的で濃い。
一からその山との関係を構築していくのだから―――。
佐伯 邦夫
終日、金剛堂山にひとり。山頂で身を刺す寒風の中
素晴らしい大展望に誘われて2時間近くも山頂部で過ごしてしまいました。
深く深く深く山との会話を楽しみました
登山の魅力の一つは身体と感性で自然と関わる快感にあると思います
小春日和の冬源郷
ありがとうございました
金剛堂山さん
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