開聞岳
- GPS
- 03:11
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 834m
- 下り
- 818m
コースタイム
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:05
天候 | 晴れ 微風・弱風だが、ほぼ樹林の中を歩くので、風の影響は少ない |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート明瞭で、危険箇所は特になし。七合目から上は登山道が岩がちになるが、それでも特に難しいところはない。七合目から下は、全般的に傾斜の緩い登山道が続き歩きやすい。山頂付近までほぼずっと樹木に覆われていて、視界はほとんど得られない。 |
写真
感想
鹿児島遠征初日は開聞岳。登山開始が12時過ぎという、通常なら下山済みの時間であり得ない時間だったが、山頂まで往復しても4時間かからないだろうとの読みで歩き始める。しばらくは公園の中を標識を頼りに歩き、10分ほどで本格的な登山道に至る。登り始めると続々と下山の登山者とすれ違う。登りで追い抜いた人は結局山頂まで誰もいなかった。登山道が始まっても傾斜は緩くてとても歩きやすい。ただ、関東付近で12月と言えば落葉して見通しが効くところも多いのだが、ここは常緑の広葉樹と思われる木々が茂っていて、樹林以外は何も見えない。標高も低いから、植生もほぼ平地と変わらないのだろう。傾斜が緩く、きついところが全然ないのでどんどん先に進む。12月で風はそこそこ冷たく吹いているのだが、何せ樹木が遮ってくれるので、登っていると暑くてたまらず汗もかく。途中、X合目の表示が適宜出てくるので自位置を把握しやすい。またそれらでは樹木がないところがあって、景色が見渡せた。周囲はほぼ海なので、滑落でもしたら海に落ちそうな錯覚さえする。七合目までは順調に標高と距離を稼ぐが、それ以降は岩が登山道にゴロゴロ転がるようになり、歩きづらくてペースも落ちた。慎重に行くのみ。八合目、九合目を過ぎると樹林が少し疎らになり寒風が体に当たるようになり寒さを覚える。ジャケットを着ようかとも思ったが、面倒なのでそのまま進む。山頂には駐車場を出て1.5時間かからずに無事到着。360度遮るもののない大パノラマを期待したが、南側は樹木が茂っていて見えず残念。北側はよく見えて、時折里の何かのアナウンスの声さえも聞こえるし、JR線の駅を列車が発車する時の汽笛の音も聞こえる。標高1000メートルに満たないので里との距離がとても近くに感じる。山頂は風が冷たく持ってきた衣類を着て暖を取る。が、長時間いて体を冷やしたくないので、15分ほどで下山にかかる。山頂はほぼ貸し切りだった。遅い時間に出たのが良かったのかもしれない。下りも全く同じ道を下るのみなので、面白みには欠ける。しかし他に道はないのだから致し方ない。岩がちな登山道をこなしたら、あとは緩い坂を下って登山口に至り、最後公園内の林道を少し歩いたら駐車場に到着。出発から3時間かからなかった。夏には標高が低くて暑くて登れない山だろう。下山中は、まだ日の入りには時間は十分あったのだが、樹林が濃くて暗くなるのが早く感じた。遅い時間の登山は避ける方が良いかもしれない。
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