金勝山と官ノ倉山・紅葉と眺望を楽しむ山めぐり
- GPS
- 06:40
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 810m
- 下り
- 797m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
紅葉はピークやや過ぎ、といった状態です。おそらく今週末が最後の見頃だと思いました。コースに危険箇所はありませんが、全体的に落ち葉で滑りやすくなっています。また、石尊山の山頂下にちょっとした鎖場があるので、足下には注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 吉田家住宅では、文化財指定の建物内でお蕎麦やうどん、清酒等々を頂くことができます。囲炉裏端で飲み食いするのは楽しいので、ぜひお立ち寄りください。 |
写真
感想
毎年この時期に紅葉目当てで歩いている小川町郊外の山、金勝山と官ノ倉山。まさしく低山で幼稚園児でも歩ける山ですが、二つの山とも眺望がよく、蕎麦の旨い古民家、吉田家住宅とセットで歩くと、これぞ里山歩きみたいな醍醐味が味わえます。
都心方面から来てもらった山友だちを小川町駅にピックアップへ行くと、駅前は山登りに向かうバス待ちの長い列。しかし、バスは和紙の里から堂平山、笠山、大霧山などの七峰縦走核心部へと向かい、北部の低山へ向かう人は見当たりません(笑)
車で金勝山麓にある、げんきプラザの駐車場へと向かうと、まだ朝のうちで日射しは北西斜面まで十分に入り込んではいません。見どころのひとつであるメタセコイアのある池はまだ睡眠中だったので、日の当たる尾根を選んで山頂へと歩き出します。
すれ違うハイカーは2組だけの静かな山は貸切で、自己主張しまくっている落葉広葉樹を愛でたり、眺望を楽しんだりします。山頂からは南側の登山口へと下山し、昼食時間近い吉田家住宅へ。秩父夜祭りがあるせいか、いつになく賑わっています。
遠方ナンバーの車が駐まる駐車場から古民家に向かい、建物内の撮影スポットで写真撮りまくったり、畳で寝そべって火焚きした煙の匂いを嗅ぎながら寛ぐこと小一時間。ようやくお団子と蕎麦が出てきて、軽く山歩きしたあとのお腹を満たします。
予定外に古民家で時間を使ってしまったのに、官ノ倉山では本格珈琲を煎れてさらに40分くらいの時間を満喫していたら、時はすでに2時半!慌てて身支度をし、あちこち巻きまくって金勝山を登り返し、落日直後にどうにか出発点に戻りました。
官ノ倉山から猛スピードで歩いたら小腹が減ったので、車で10分くらい移動し、寄居町男衾にある五郎作へ。話し好きなご主人の作る自家製麺の太焼きそばと、もっちり感が旨いフライを食べ、花園の日帰り温泉に寄って長い一日が終わりました。
紅葉が終わっても冬枯れの木々には鳥たちが集い、バードウォッチングのフィールドと化す金勝山。七峰縦走路へ拡張可能な、眺望の官ノ倉山。麓には見るべきモノや食すべきモノも多いので、これからの季節は何度かお世話になりそうです(^−^)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
このように周回コースが組めるのですね!
まぁ、よくよく考えれば当たり前でした(笑)
まだまだ紅葉は見応えがありますね♪
都心からの山友さん達は超低山ながら、大いに楽しめた事と思います。
男衾*五郎作の焼きそば&フライに興味津々です!
是非、食べてみたいです。
お疲れさまでした。
アヤモエさん、おはようございます。先日のアヤモエレコで今年も行かなきゃ、と思い行ってきました金勝山、周回コースは小川町駅からぐるっと回るほうが距離も稼げるし充実感があると思いますが、そうすると金勝山の北西斜面の紅葉が見れないのでこうなりました。
紅葉は遅いかな、と思いましたが、まだピーク3日過ぎ、くらいの感じで楽しめました。人も少なく穴場山ですよね。古民家含め、鄙びた雰囲気は山友さんも大喜び。五郎作は店主の人柄も◎、格安で旨いので男衾自然公園や天神山とセットで歩くのが便利です。
yamaonseさん、おはようございます!
里山の紅葉、存分楽しまれたようですね。
前回の山行で初デビューした新兵器(α7R III ILCE-7RM3)も大活躍ですね。
因みにレンズも新たに購入されたのでしょうか?
これからの冬枯れの季節は私もバードウォッチングに勤しみたいと考えています。
小川元気プラザの鳥達にも会いに行こうかな・・・。
お疲れ様でした。
tomo0105さん、おはようございます。里山の紅葉は今が見頃ですね。氷華も気になるのですが、やはり里山に足が向いてしまいます(笑)金勝山は落葉樹の森なので、鳥見に最高の山です。吉田家住宅や五郎作も行く価値があるので、機会があればぜひ。
そしてカメラはまだ使い勝手が掴めません。今回は露出が+1になってるのに気付かず、全体に白っぽくなりました レンズは同時発売の標準ズーム24-105。AF高性能のはずですが、紅葉のなかの葉っぱ一枚に合焦させるとかはMFじゃないとダメですね。
yamaonseさん こんにちは
怒涛の如くの山旅とタベレコ
羨ましい限りです
ひも皮カレ-饂飩と男衾の焼きそば&お好み焼き
やっぱり炭水化物の粉物は旨い
テンさん、こんばんわ!怒濤の山旅ウィークも終わり、撮りまくった写真と書きまくったレコの収拾を図っております。体動かしてるのだから大丈夫とご当地粉モン文化を謳歌し、食べまくりの日々が続いていましたが、普段お茶碗にご飯をグラムで計ってる生活が阿呆らしくなる食べっぷりでした。拡張した胃もどうにかしなければ(爆)
yamaonseさん、こんばんは。
古民家吉田家で食べる蕎麦は美味しそうですね。
囲炉裏もありロケーション最高
コナラの紅葉もいい感じで、山歩きも満喫できて
最高の一日でしたね。
山に行ってあちこち食べ歩いて、レコ書いて・・・
これが仕事だったら、どうでしょう。
yamaonseさんの天職ではないでしょうか。(笑)
エルクさん、こんばんわ。ユルユル里山ハイクは古民家で食べる蕎麦がメインイベント 囲炉裏端で1時間半も寛ぎ、三百メートルの山頂では40分以上も掛けて珈琲を煎れ、コナラの紅葉に歓喜しながらの穴場ハイクでした。
先月中旬からは長期休暇で脳内はオフモード、こんな好き勝手が仕事になってしまったら恐ろしい気もしますが、せめて同行者の方々に喜んでもらえればと思い企画しました。そろそろ、せめて平日は仕事オンモードに早く戻さねば
yamaonseさん、こんばんは!
男衾の五郎作、あののぼりと「やってます」看板。
何度何度もも前を通るのですが、早朝だったり夕方だったり中々寄れません
「遠い飲み屋」という山小屋ありますが、私にとっては遠い食堂
吉田家住宅の蕎麦もいいですね。
しばらく行ってないな〜。
にぎやかだった紅葉も終盤。
静かな里山巡りもいい季節になりますね
お疲れさまでした
teru-3さん、こんばんわ。じいちゃんばあちゃんがやってる店は昼時しか営業しないことが多いので、登山者には敷居が高いですね。この辺りにある五郎作、吉田家住宅、寄居の今井屋、児玉の勝負沢、みーんな夜は営業しません(笑)日曜休みも普通だし。
日が短い冬、地元食堂に里山歩きがセットされたハイクだと割り切れば、行程に無理がなくていい気もします。落葉した冬枯れの稜線で雪山や鳥を見て、里の鄙びた店で飯を食う山旅。容易に里へ降りられるルートが多いこの辺りは、これからの季節には最適ですね。
「でえ」は、秩父の方言だとばかり思ってましたが、小川辺りでも使うのですね。
東秩父が近いから、その影響でしょうか。
秩父では、囲炉裏を地炉(ジロ)といいます。
囲炉裏端は、地炉端です。
秩父音頭に「地炉端寄って、お当たんな」という歌詞があります。
「もっと囲炉裏の側に来て火に当たれ」という意味ですね。
その囲炉裏のある板の間の先の座敷が「でえ」です。
普通は、「でえ」で客人をもてなします。
「でえ」よりも奥の部屋を「おくんでえ」といいます。
yamaonseさんもご存知でしょうか。
上州の言葉も秩父の言葉に近いので、同じような言い回しは多いと思います。
そうそう、地炉の煙がいぶいのだけれど、秩父では「いい子の方にケブが行く」といいます。
今で言うなら、児童虐待ですね
suge-gasaさん、こんばんわ。でえ、興味を持ったのでいろいろと調べてみました。もともとは平安時代の寝殿造りで居間と来客接待用の部屋とを兼ねた「出居殿」が語源のようです。「地炉」は地面で直接火を起こす炉、という意味みたいですね。
自分の祖父母が住んでいた家は明治時代の建物で、土間の続きの奥まったところに台所があり、上がって左手板の間に囲炉裏、さらに奥は畳の部屋で、まさに吉田家住宅のような造りでした。子どもの頃で、なんと呼んでいたか覚えてないのが辛いです(苦笑)
秩父弁と上州弁は、特に語尾とか接頭語がよく似ていますね。峠越して嫁ぐ人も居たようだし、長瀞の古民家でも、屋根に石を葺くのは上野村の職人しかいなくなったと話していました。長瀞から小鹿野辺りを歩くと、山は境ではなく歩いて越える場所だと感じます
yamaonseさん、おはようございます。
官ノ倉山はガイド本にも出てくるので気になっていましたが、展望良好な低山で、この時期にまったりとハイキングするのにピッタリですね。
竹沢駅近くの金勝山とゴリラ山は知りませんでしたが、こちらも展望が良さそうなので、小川町近辺を歩く時に行ってみたいと思います。
ardisiaさん、こんばんわ。官ノ倉山と金勝山は、東武東上線と八高線沿いにある里山で、人里が真横にあるので紅葉から冬枯れの時期にまったりするには最適な山です。山頂は眺望もよく、紅葉よし、鳥あり、古民家ありの贅沢版。ゴリラ山は子ども用の後付けです 小川町駅から歩けば距離もあるし、小京都の風情や和紙漉き見学なども楽しめますよ(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する