岩手山 ついに…!
- GPS
- 08:45
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,416m
コースタイム
8:30 一合目 新道経由
9:50 五合目 おやつタイム
11:15 八合目避難小屋 トイレタイム
12:15 頂上着
12:55 八合目避難小屋 昼食 おやつタイム
14:14 避難小屋発 旧道経由
14:50 五合目
16:05 一合目
16:40 馬返し登山口着
天候 | 曇り→霧→小雨→濃霧→暴風→大雨→豪雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあります。 登山口に鬼又清水、八合目避難小屋に御成清水があります。 旧道は石がゴロゴロしていて、下りには少しキツイかもしれません。 岩に目印のペンキが付いていますが、視界が悪いときは、新道の方が迷わないのかもしれません。 新道の方が道幅が狭いところがあったように思います。 |
写真
感想
私の愛する岩手山。
そのお姿を外から眺めるのが大好きで、そのためにあまり好きではない山登りを始めて、近隣の山から岩手山の写真を撮るようになった2年前。
岩手山に登ることはないだろうと思っていたのですが、過去に岩手山に登ったことのある友達に誘われて、一度くらい登ってみようと思ったのが、昨年。
しかし、約束した日が雨で流れること2回。
どんだけ雨ガールな私たち(ーー;)
今度こそ、天気予報は曇りだし、きっと大丈夫!!
ね!岩手山♪
そう思って迎えた9月10日。
我が家はイイお天気。
朝5時に出発し、7時に馬返し登山口待ち合わせ…だったのですが、高速の盛岡-滝沢間で事故のため通行止め。
恐らく盛岡では降りられないだろうと考え、盛岡南で降りました。
少し遅れると連絡すると、友達も寝坊し遅刻(笑)
8時前には出発しました。
まぁ、予定としてはそんなに大きな遅れではありませんでした。
しかし、期待に反する怪しい雲行き。
登山口から見える岩手山の山肌は全て真っ白です。
登山口付近も既にガスが掛かっていてモヤモヤしています。
途中、雨がぱらついてきました。
でも、樹林帯を歩く分には葉っぱが遮ってくれるので問題ありません。
ガスの掛かった林はとても幻想的でした。
皆さんのレコを見ると、大抵登りは旧道下りは新道と書いてあるのですが、一度登っている友達は新道を選んだので付いていきました。
特に理由はないそうですが…(笑)
一合目までがやたら長く感じると、皆さんおっしゃっていたので、そうなんだろうと思っていたからか、私はさほどには感じませんでした。
でも、登りはつらく、徐々に口数も減っていく私たち。
雨はだんだん止んできて、途中太陽が明るくなることもあり、今後に期待がかかります。
六合目辺りが一番明るくなったかな。
来ていたレインウェアも脱ぎました。
でも、下界の眺望は無く、雲海というわけでもありませんでした。
七合目で昼食を取られていたおじさまとお話しすると、仙台からの方でした。
同じく高速の通行止めのため、盛岡南で降りたとか。
七合目からあっという間に八合目避難小屋に到着!!
もう登頂したような気分です(笑)
これがあの避難小屋か〜となぜかしみじみ。
御成清水は夏に枯れかけたとのことでしたが、豊富に湧いていました。
冷たくて美味しい!!
ビールやヤマブドウジュースが冷やしてありました。
天然の冷蔵庫なのですね。
トイレも簡易水洗でびっくり。狭いけど綺麗でした。
この維持管理に感謝して協力金を入れてきました。
まだお昼前なので、頂上に行ってから昼食にすることに。
だんだん風が強くなってきました。
不動平の分岐まで来ると、目指す頂上方面がそびえ立っています。
地図で見るとちょっと歩く程度だったように思ったけれど、かなり登るみたいで気持ちが萎えてきます。
そして、強風で雲がどんどん流されて行く!!
分岐の岩の陰に荷物を置き去りにして、水とカメラと三脚だけ持って、頂上を目指しました。
焼走りの砂礫地帯を彷彿させるような斜面をジグザグに登り、心はどんどん折れていきます。
何とか、登り切ってお鉢の稜線上へ出ると、ものすごい暴風です。
お鉢巡りはやめようと友達に言い聞かせ、頂上まで歩きました。
吹き付ける霧の細かい粒が、ウェアに水滴を付けていきます。
三脚やカメラも水滴だらけ。
さらに睫毛にも大粒の水滴が…!
ようやく登頂!!
立て看板を直していた管理人のようなおじさまに証拠写真を撮ってもらい、おやつタイム…なんてできるわけもなく、とっとと退散してきました。
三脚、全く役に立たず(笑)
途中、後ろから追いついてきたおじさま達に、こっちが近道だと教えられ、ちょっとショートカットで下山しました。
下りは砂礫をザクザクと降りるから良いけれど、登りはつらそうな道でした。
デポしていた荷物を持って、八合目避難小屋へ。
強風と軽く雨が降ってきた中で、ガスバーナーに火を付けようと悪戦苦闘する私たちを見かねて、管理人のおじさまが、中も使えるよと声を掛けてくださいました。
私、ガスバーナーって外でしか使っちゃダメだと思っていたのですが、ガスならいいよと。
小屋の中ではあっという間に火が付きました(笑)
アルファ米を戻そうと思っていたけれど、15分も待っていられなくて、小屋で売っているカップラーメンを買いました。
1個300円の高級シーフードヌードルです(笑)
ついでに、登頂記念の手ぬぐい600円も買い求め、1000円を出すと、お釣りに10円玉10枚を寄越されました(笑)お賽銭か!?
これは全部トイレの協力金BOXに入れてきました。
お昼の後は、おやつタイム♪
二人ともあれこれ持ってきているものです。
インスタントカフェオレで、女子会開催!!
天気悪いから、こういう楽しみがないと♪
ゆっくり休んでから、もう一度水を汲んで下山しました。
帰りは旧道を通りました。
ガスですっかり視界は悪くなり、岩場に付けられた目印のペンキを探しながら降りて行きましたが、それでもよく分からないほどだったので、こういうときは道のはっきりしている新道の方が良いんだな〜と思いました。
この時間帯でも登って行く方々が多数いました。
きっと小屋で1泊されるんだろうけど、この天気の中よく行くな〜と感心しました。
ポツポツと雨が降る中、あまり花も無いので、ずっと広角レンズのままでした。
花を撮ろうかと思っても、マクロに取り替える気持ちも起こらなくて。
写真を撮らない分、サクサクと歩けましたf(^_^;)
五合目を過ぎて樹林帯に入ってからは、雨が強まってきました。
葉が響かせる音がすごいです。
私たちにもだいぶ落ちて来るようになってきました。
雨が降るなんて思っていなかったから、ザックカバーも持ってこなかったので、ザックずぶ濡れです。
足元にも水が流れていたけれど、ぬかるみって程ではないので、歩きにくくはありませんでしたが、岩場は滑るから気を遣いますね。
登山口が近付くにつれ、豪雨になってきました。
水もしたたる雨ガールな私たち。
ようやく登山口に到着し、しばらく屋根の付いた休憩所で雨宿り。
濡れた服を乾かしながら、女子会の続き!
おやつの残りを食べているうちに、雨も弱まりました。
続々と、ずぶ濡れの人達が下山してきます。
私一人だったら、こんな日に登ることもないし、登っても途中で引き返します。
雨の日を経験できたのも、友達のおかげですね☆
今まで思っていたより、雨の日もイヤではありませんでした。
何より、憧れの、愛する岩手山を登ることができたのですもの…。
次は最高のお天気の時に会いに行くからね♪
下山後は、焼き肉屋さんで女子会夜の部♪
ガッツリ肉食系女子でせっかく消費した分をしっかりと補ってしまいました(笑)
お天気は大変だったようですけど、山頂まで行けて良かったですね。
岩手山はいい天気を見計らっても山頂では中々晴れてもらえないことが多いのですが、それだけに晴れた山頂を目指して 何度も登ってしまいます。
今度は晴れた日に是非チャレンジしてください。
そういえば、以前は「岩手山は登らない」とコメントしていらしたことがありましたね。
遠くから憧れて見つめているより、思い切って告白(登頂)して良かったですね
そして登ったからこそ、次にその姿を眺める時は、もっと感動するのかも
おめでとうございます。
こんばんは!
ありがとうございます
皆さんの写真を見ても、そうそう良い天気に当たることはないだろうと思っていましたが、それを実感しました。
いつもは登るのが目的ではなく、岩手山を見ることが目的なので、今回は特殊だったと思います。
秋はお天気の良いことが多いですから、いろいろと計画を練りたいと思います
こんばんは!
そうなんです。
徐々に近づいて行ってはいたんですけどね
プロフィールも書き換えました
今回は思い切って玉砕でしたかねぇ
次はどこからアプローチしようか考えるのも楽しいですね
山頂登頂おめでとうございます!
岩手山、登るようになるとまた違った魅力がありますよ。
コースもバラエティに富んでいるので、何回登っても飽きません。
馬返しからのコース、お天気が良ければ旧道が気持ちよいですが、お天気の良くないときは新道で正解ですね。
またのお越しをお待ちしています
岩手山の魅力はいっぱい♪
その時、その時で優しい岩手山から怒った岩手山、そしてとても怖い岩手山まで様々な表情を見せてくれます。
なにはともあれ! 岩手山登頂!おめでとー
こんばんは☆
ついに登ってきました〜
岩手山の様々なコースの魅力は、mitugasiwaさんのレコにて十分存じているつもりですよ
mitugasiwaさんのようにサクサク歩きながら写真を撮ることができないので、登頂をするとなると、かなりの時間を要します。
今回は、なるべく花の少なく紅葉もまだという時期を選びましたが、そうでもないと進まないのです
一緒に行った友達とは、今度泊まりで歩きたいねって話をしていました。
こんばんは!
ありがとうございます。
お天気はもちろん、季節が違えば全く違う表情を見せてくれますものね。
怖いのは、姫神ねぇさんの嫉妬です〜
一昨日の天気も姫のお怒りかと
あちらにもご機嫌取りに伺わねば!!
ついに行かれたのですね。
しかもこんな天気の日に
レコ読みながら情景が浮かぶようで笑わずにはいられない
一度最悪を経験するとあとはここから上り調子 。
最高の気分になれるまで岩手山を眺め登り愛してください
私も岩手山大好きなんです。(なかなか行けないけど)
ありがとうございます
ついに行きました。こんな天気の日に…
ほんとに、これ以上落ちないことを願うばかりです。
今回真正面から行きましたので、しばらくはまた周辺からアプローチしていきたいと思います。
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