雲取山は、雲の中(三峰神社コース)テント泊
- GPS
- 26:45
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,105m
- 下り
- 2,100m
コースタイム
三峰神社8:10ー9:15霧藻ヶ峰9:25ー10:00前白岩の肩10:05ー10:30白岩小屋10:40
ー11:30大ダワ11:40ー11:55雲取山荘
(雲取山荘13:30ー13:45雲取山14:15ー(奥多摩側へ下って巻き道経由)14:45雲取山荘)
<9/11>
雲取山荘5:00ー5:20雲取山5:40ー5:55雲取山荘7:10ー7:20大ダワー7:50芋ノ木ドッケ
ー8:10白岩小屋8:20ー9:05お清平9:10ー9:45妙法ヶ岳分岐ー10:10妙法ヶ岳(三峰神社奥宮)10:20
ー10:50三峰神社
天候 | 9/10 晴れのちガス、夜晴れ 9/11 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。コースも概ね明瞭です。登山ポストは鳥居をくぐったところにあります。登山に支障を来すような台風の影響はありませんでした。 雲取山荘の幕営料300円。 |
写真
感想
ずっとタイミングをみていた東京都最高峰・雲取山。秋めいてきてもういいかな、と思って行ってみた。がんばればぎりぎり日帰りも可能なくらいのコースをテント泊で歩くのが好きだなあ。
(9/10)
三峰神社の駐車場に着いたのが7:30くらい。この週末はどの山も人が多くなりそうだし、少し出遅れたかなと思ったけど駐車場は余裕。秋晴れの駐車場からは彼方に雲取山がきれいに見えた。おにぎりを食べて、身支度をして、8時過ぎに出発。今回はベルトを忘れたけど、ないと困るというほどでもなかった。
若干気温が高めだけど、木漏れ日の中を気持ちよく歩いて行く。紅葉の時季も気持ち良さそうな道。虫は少ない。緊張を強いられるような危険箇所もない。距離が長いけど、ちょうどいい感じにピークや鞍部に出るようになっているので休憩が取りやすい。お清平〜前白岩山の間が急登が多くいちばん汗をかく。前白岩〜白岩山は鹿が2頭いた。白岩山は展望なく、小バエみたいのがここだけやけに多くてすぐ通過。芋ノ木ドッケ〜大ダワはなだらかだがダラダラ続くので、口笛や鼻歌で紛らわす。大ダワ〜雲取山荘は男坂と女坂が選べる。往路は男坂と決めていた。登りきるとほどなく廃墟の雲取ヒュッテに出る。そこから雲取山荘はすぐ。昼前に着いたのでテント場に一番乗りだった。なので、一番いい場所に張らせてもらう。
ここまで晴れてたのに、雲取山への道はまさかのガスの中。ビールと昼食でのんびりして、とりあえず雲取山へ。山頂直下は開けた尾根道というイメージだったけど、それは奥多摩側から登った場合で、雲取山荘から直登するルートは樹林帯をやや急登する。上り詰めるとそこが山頂。遅い昼食をとるパーティもいて、結構にぎわっていた。でもガスでなんにも見えない。当初イメージした、開けた尾根道を歩きたかったので、下りはいったん奥多摩方面に下り、雲取山荘への巻き道を通ってみた。ガスの中の原生林も幻想的。晴れれば木漏れ日があふれ、気持ちがいい。夕方にはテントも増え、20張ほど並ぶ。地図には50張とあるけど、20でもけっこう埋まっているように見えた。
ラジオをつけたら、雲取山はさすが東京都、J-waveがきれいに入る。とはいえ赤城山でもきれいに入ったので関東の山ならあちこちできれいに受信するのだろう。
ビールとワインで酔っぱらって、晩ご飯を食べてすぐ寝てしまった。21時頃にいったん目が覚める。なんだかテントの外が明るい。外に出ると満天の星空。そして満月。月明かりでヘッデンがなくてもトイレまで行けるほどだった。しばらく外で夜空を見上げる。テントにもどって横になっていると、どこかで動物が鳴いていた。
(9/11)
4時頃、テントの外をのぞくと、残念、今日もガスが出ていた。あまり望みはないけど、せっかくなので空身で山頂へ。やはりなんにも見えない。ガスがうすぼんやりと色づいたような気がしたような気がした、くらいだった。テントにもどって朝ご飯。自分は三峰神社に帰るだけなので、のんびりだったけど、みなさん出発が早く、7:00に撤収を終えたときにはほとんどビリだった。復路は女坂を通って、あとは昨日の道を黙々と。今日は昨日よりガスの範囲が広い。でもそのぶん気温が少し下がったので歩くのにはよかった。このコース、急登や危険箇所はあまりないけど、けっこうアップダウンがあるので、往路も復路もあまり時間が変わらない。最後、足がだいぶ疲れていたけど、往路では飛ばした「三峰」のひとつである妙法ヶ岳にがんばって登る。ちょっとしたものだろうと正直軽く見ていたら、思ったよりしんどかった。でもがんばって登って奥宮でちょっとしたお願いごとがしたかったのだ。
妙法ヶ岳で往路にはなかった時間がかかったこともあり、結局往路3時間45分、復路3時間40分(雲取山荘〜雲取山は含まない)だった。累積標高差が2000m近くなるのは、日帰りじゃちょっときついなあと思う。
雲取山へはまた晴れた日に来よう。奥多摩側からも登ってみたい。
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