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Yamareco

記録ID: 133585
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳に登ってみた

2011年09月08日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:34
距離
11.6km
登り
1,461m
下り
1,467m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:30中房温泉市営駐車場-5:50登山口-7:29富士見ベンチ-7:55合戦小屋-8:47燕山荘-9:14燕岳山頂-10:04燕山荘-10:35合戦小屋-11:30第三ベンチ-12:35登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
1ヶ月前に槍ヶ岳登山のために同じコースを登りましたが、壊れていた木の階段が2箇所新しく修復されていました。鎖場が1箇所ありますが、鎖があるだけで特に危険な箇所はありません。但し、合戦小屋までの道は北アルプス三大急登といわれていますので、かなり体力を消耗します。
登山口には中房温泉「湯原の湯」という露天風呂があります。(入湯料700円)
そこでは地熱蒸し玉子、水出しコーヒー、カキ氷など軽食をいただくことができます。
合戦小屋です。
2011年09月09日 23:29撮影
9/9 23:29
合戦小屋です。
合戦小屋を過ぎると槍ヶ岳が見えてきました。
2011年09月09日 23:29撮影
9/9 23:29
合戦小屋を過ぎると槍ヶ岳が見えてきました。
燕山荘が見えてきました。
2011年09月09日 23:29撮影
9/9 23:29
燕山荘が見えてきました。
燕山荘と燕岳山頂への分岐点です。
燕山荘と燕岳山頂への分岐点です。
山頂から南側の眺めです。
燕山荘が見えます。
山頂から南側の眺めです。
燕山荘が見えます。
槍ヶ岳方面です。
槍ヶ岳方面です。
山頂から西側の眺めです。
山頂から西側の眺めです。
山頂から北西側の眺めです。
山頂から北西側の眺めです。
山頂から北側の眺めです。
山頂から北側の眺めです。
山頂から北東側の眺めです。
山頂から北東側の眺めです。
山頂から東側の眺めです。
山頂から東側の眺めです。
山頂から南東側の眺めです。
山頂から南東側の眺めです。
八ヶ岳が見えます。
八ヶ岳が見えます。
富士山が見えます。
富士山が見えます。
燕山荘から眺めた燕岳です。
燕山荘から眺めた燕岳です。
中房温泉「湯原の湯」露天風呂です。
いいお湯でした。
中房温泉「湯原の湯」露天風呂です。
いいお湯でした。
カキ氷です。
シロップたっぷりでおいしかったです。
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カキ氷です。
シロップたっぷりでおいしかったです。
パノラマ写真を作ってみました。
ぜひ、クリックして拡大してみてください。
2011年09月16日 21:47撮影
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9/16 21:47
パノラマ写真を作ってみました。
ぜひ、クリックして拡大してみてください。

感想

8月5日〜7日にかけて槍ヶ岳に登ってきました。そのときに燕岳にも登れたら登ろうと予定を組んでいましたが、結局登ることができませんでした。ウン十年前の中学のときの燕岳登山も悪天候で登頂できませんでした。自分でも運がないなあと思っていましたが、台風一過の晴天に我慢できず、思い立ったら吉日とばかりに遅い夏休みを急遽取得して、登りに行くことにしました。

中房温泉駐車場へ到着したのは5時30分過ぎ、既に市営駐車場はほぼ満杯。かろうじて3台ほどのスペースがあったのでそこに駐車。支度を済ませて登山口まで歩き出す。登山口(標高1,450m)では登山届けとトイレを済ませて5時50分、燕岳を目指して出発する。
歩き出して10分ほどで少し後悔。もともと大して体力が無いので疲れる。
それでも妻が「山は歩いていればいつか着く」の言葉を思い出し、歩き続ける。30分ほどすると引き返す気にはならなくなったのでこのまま登ること決意。それにしても平日にもかかわらず登山者は多い。中高年の登山者は追いつくと道を譲ってくれるの、自然とペースが上がってしまう。保育園の娘のお迎えに間に合うように帰りたいので調子に乗ってそのまま登り続ける。

6時36分ころに第二ベンチに到着したがそのまま休まず登り続ける。
第三ベンチ到着は約7時だった。一月前来たとき古くなって壊れていた木製階段がより新しく補修されている箇所が2箇所ほどあった。

富士見ベンチ到着は7時29分、木々に合間からわずかに富士山が見えた。

合戦小屋(標高2,380m)到着は7時55分、予定よりだいぶ早いので、ここで少し休憩を取った。空の青さと雲の白さのコントラストが美しい。一月前来たときはちょうど雲の中で視界がなかったので青空はとてもうれしい。呼吸が整ったところで出発する。

ここからしばらく先に行くとだんだんと視界がひらけてきた。左手には槍ヶ岳の山頂が見えてきた。しばらく進むと燕山荘が見えてきた。

そのままなだらかな登山道を進み続けると燕山荘と燕岳への分岐点8時47分ころ到着。そのまま燕岳を目指すが、急に風が冷たくなる。腕時計の温度表示は約17度、先ほどより10度近く低下した。気温自体はそれほど寒くはないが、汗をかいた上着から急速に熱が吸い取られる。夏山でも凍死者が出るわけが良くわかった。一枚着込もうかと思ったが、幸い速乾性の上着だったので、すぐに乾いて寒くなくなった。
しかし、急のここから足取りが重くなった。オーバーペースで上り続けたつけが出たようだ。(山と高原地図の行程だと4時間10分のところを3時間弱)

写真を撮りながらゆっくりと登った。9時14分に燕岳山頂(標高2,763m)に立つことができました。さすが快晴とはいきませんでしたが、すばらしい晴れ間と山並みを見ることができました。山の名前は良く知らないのですが、西には槍ヶ岳をはじめとする北アルプスの山々、北には鹿島槍、南には富士山、東には八ヶ岳、浅間山を遥かに望むことができました。前来たときは近くの山しか見えませんでしたので、来て良かったです。
山頂ではおにぎりを二つ頬張りました。そうしているうちに登山者が何名か登ってきました。写真と撮ったり撮ってもらったり、少し話をしたりしました。私と同じく日帰りの人もいましたので、一通り景色を楽しむと早々と下山していきました。

私も迎えがありますので9時40分過ぎに下山開始しました。下りは順調です。10時4分ころには燕山荘(標高2,680m)へ到着し、お土産のバッジを購入しました。後ろの壁にかかっているテレビの気象情報では、明日は曇り時々雨のようです。つくづく今日来てよかったと思いました。それほどまでにいい天気でしたので、下山するのはもったいないのですが、しかたありませんので下山します。

平日にもかかわらず下からは次々と登山客が登ってきます。
ほとんどが中高年の登山客ですが、中には若い山ガール二人のグループも5組以上いました。本当にブームなんだなと思いました
すれ違う登山客達に「山頂からは晴れた最高にいい景色が眺められますよ」とお知らせすると皆「楽しみです」といってがんばって登っていかれました。
10時35分ころには合戦小屋まで下ってきました。名物のハーフカットのスイカ(400円)を食べました。赤色が薄いですが甘さは十分でおいしくいただきました。
11時30分に第三ベンチ、12時35分に登山口に戻ってきました。

登山口では若い男性がおいしそうなカキ氷を食べていました。
温泉とカキ氷どちらを先にするか迷いましたが(彼も迷ってカキ氷にしたらしい)、さっぱりしたいので温泉にまず入ることにしました。
入浴料は700円、露天風呂でなかなかいいお湯でしたが、カキ氷を早く食べたいのですぐにあがり、カキ氷を注文しました。イチゴの練乳がけ500円です。
中までしっかりシロップがかかっていてとてもおいしかったです。

日帰りでの燕岳行きでしたが、最高の天気に恵まれ、思い出に残る登山になりました。
いい山でした。今度は家族と一緒に登りたいです。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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