記録ID: 1342647
全員に公開
ハイキング
近畿
高野山町石道:九度山駅⇒慈尊院⇒高野山町石道⇒大門⇒壇上伽藍
2017年12月23日(土) [日帰り]



体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 06:40
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 687m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
最初の179町石。横には「文永六年十二月日」、これは、建立の時期。西暦では1269年にあたり、鎌倉時代中期ですね。正面、梵字の下に「百七十九町」。その下には、願主(寄進者)「陸奥守平朝臣時茂」と書かれているそうです。
150町石は見逃したようです。これは149町石。二つ並んでいます。左は鎌倉中期、右は大正二年(1913年)に再建されたもの。たぶん左が行方不明になっていて、再建後発見され再びここに置かれ、二本になった模様です。
ジャーン、と目の前に現れた大門。確かに、ちょっと衝撃的なほど。よくできた演出ですね。それにしても大門は名前通り巨大な門です。先週見た、醍醐寺の西大門より、だいぶ大きいなぁ。
大門の金剛力士像です。左が康意作の阿形像、右が運長作の吽形像。本来の左右と入れ替わっています。向かい合うように置きたかったので・・・奈良・東大寺の仁王像に次いで、日本で2番目に大きな像だそうです。
撮影機器:
感想
五輪卒塔婆形の石柱が一町(約109m)おきに並ぶ高野山町石道(ちょういしみち)は、高野山への表参道で、世界遺産にも指定されています。九度山町の慈尊院から始まり、高野山大門を経て高野山上の壇上伽藍・根本大塔まで。町石に書かれた数字は、壇上伽藍が起点になっていますので、慈尊院の上に180町石があり、登るとともに、カウントダウンしていくということになります。ほぼ20kmの距離があり、標高でも約800mの登りとあって、なかなかの歩き甲斐がありました。
今回はYAMAP Eventsの企画で、計6名のグループでの行動となりました。朝の8時に慈尊院の上にある丹生官省符神社の階段上が集合場所。滋賀から始発でちょうど間に合いました。
今回は頼もしいリーダーの☆ひろし☆さんのお陰で、迷うことは全く無かったですが、最初の農道のルートでは、かなりややこしそうな分岐が何ヶ所かありました。また、逆コースも一人だったら難しそうです。でも、このルートは、町石がしばらく無かったら間違い、正しいルートなら、かならず町石が出てくるというメリットがあります。空海を意識しながら登る町石道は、普通の山道とはまた違う、独自の世界観を与えてくれるルートでした。
このレポートは、YAMAPのミラーです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:722人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する