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Yamareco

記録ID: 134403
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ハイキング
伊豆・愛鷹

玄岳 氷ヶ池までのんびりハイキング、のはずが・・・

2011年09月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:45
距離
7.1km
登り
710m
下り
689m

コースタイム

10:00玄岳ハイクコース入り口-10:45熱海新道陸橋-11:20氷ヶ池分岐-11:30山頂(昼食)
11:50山頂-12:00氷ヶ池分岐-(進むのを断念して引き返す)-12:05氷ヶ池分岐-12:15山頂
12:15山頂-(進むのを断念して引き返す)-12:30山頂
12:30山頂-12:35氷ヶ池分岐-13:00熱海新道分岐-13:40玄岳ハイクコース入り口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
9:22 JR熱海駅着
9:35 熱海駅-(東海バス ひばりが丘行き)- 9:52 玄岳ハイクコース入り口

登山口:玄岳ハイクコース入り口バス停の奥
下山口:同上
コース状況/
危険箇所等
熱海駅から玄岳ハイクコース入り口までは東海バスの路線があります。比較的本数も多く、10〜30分間隔で運行されているようです。

玄岳ハイクコース入り口から玄岳山頂への道はよく整備されており、特に危険な個所はありません。

玄岳山頂付近から氷ヶ池へ下りる道は、山頂からの道と山頂手前の氷ヶ池分岐からの道の2つありますが、どちらも急斜面です。そのうえに、9月という時期が災いしてか、笹が密生していました。足元の地面の状態が全くわからないため、下りとすると非常に恐怖を感じます。
これは先には進めないと判断。途中で下るのを断念して、引き返しました。
しばらく住宅地を登っていくと、登山道に到着
2011年09月18日 10:15撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 10:15
しばらく住宅地を登っていくと、登山道に到着
看板その1『自然は友達』
2011年09月18日 10:16撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 10:16
看板その1『自然は友達』
看板その2『緑の風は心の詩』
2011年09月18日 10:32撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 10:32
看板その2『緑の風は心の詩』
見事なキノコを発見
2011年09月18日 10:33撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 10:33
見事なキノコを発見
名前まではわからないけど、イグチ科?
2011年09月18日 10:34撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 10:34
名前まではわからないけど、イグチ科?
陸橋で熱海新道をオーバーパス
2011年09月18日 10:43撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 10:43
陸橋で熱海新道をオーバーパス
石がごろごろしていますが、わりと歩きやすい道です
2011年09月18日 10:49撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 10:49
石がごろごろしていますが、わりと歩きやすい道です
おや、前方にまた看板が・・・
2011年09月18日 17:55撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 17:55
おや、前方にまた看板が・・・
看板その3、いきなり長文になりました。
2011年09月18日 10:54撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 10:54
看板その3、いきなり長文になりました。
山頂近く、開けた場所があります。海だ!!
2011年09月18日 11:13撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:13
山頂近く、開けた場所があります。海だ!!
真鶴半島が見えます
2011年09月18日 11:14撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:14
真鶴半島が見えます
相模湾パノラマ
2011年09月18日 11:14撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:14
相模湾パノラマ
初島まで見えます
2011年09月18日 11:15撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:15
初島まで見えます
開けてきました。山頂が近いはず。
2011年09月18日 11:18撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:18
開けてきました。山頂が近いはず。
氷ヶ池分岐。ここは右に行きたい気持ちを押さえて左へ。
2011年09月18日 11:19撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:19
氷ヶ池分岐。ここは右に行きたい気持ちを押さえて左へ。
富士山が見えてきました
2011年09月18日 11:22撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:22
富士山が見えてきました
山頂まであと少し
2011年09月18日 11:22撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:22
山頂まであと少し
玄岳山頂に到着!
2011年09月18日 11:27撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:27
玄岳山頂に到着!
富士山が見事な眺め
2011年09月18日 11:28撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:28
富士山が見事な眺め
駿河湾まで見渡せます
2011年09月18日 11:28撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:28
駿河湾まで見渡せます
反対側には相模湾が
2011年09月18日 11:31撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:31
反対側には相模湾が
玄岳山頂パノラマ
2011年09月18日 11:32撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:32
玄岳山頂パノラマ
透き通るような青、秋が近いんですね。
2011年09月18日 17:55撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 17:55
透き通るような青、秋が近いんですね。
駿河湾のほうの地形も面白い
2011年09月18日 11:34撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:34
駿河湾のほうの地形も面白い
山頂を独り占めです。というか、登山中は誰にも会いませんでした。
2011年09月18日 11:34撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:34
山頂を独り占めです。というか、登山中は誰にも会いませんでした。
富士山と愛鷹山をズームアップ
2011年09月18日 11:47撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:47
富士山と愛鷹山をズームアップ
氷ヶ池方面へ出発。前方には玄岳ドライブイン跡が見えます。
2011年09月18日 11:51撮影 by  NEX-3, SONY
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9/18 11:51
氷ヶ池方面へ出発。前方には玄岳ドライブイン跡が見えます。
氷ヶ池への道…大丈夫?
2011年09月18日 11:57撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 11:57
氷ヶ池への道…大丈夫?
あまりの急斜面と笹の密生、この下はさらにひどいです。やむなく引き返し。あの道路まで降りたいのに・・・
2011年09月18日 12:02撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 12:02
あまりの急斜面と笹の密生、この下はさらにひどいです。やむなく引き返し。あの道路まで降りたいのに・・・
気を取り直して山頂側から再度氷ヶ池を目指します。こちらは富士山も見えて気持ちいい道・・・と思ったら
2011年09月18日 12:17撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 12:17
気を取り直して山頂側から再度氷ヶ池を目指します。こちらは富士山も見えて気持ちいい道・・・と思ったら
すぐにこんな感じになりました。この先はさらに急傾斜+深い藪となり、こちらも撤退・・・
2011年09月18日 12:18撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 12:18
すぐにこんな感じになりました。この先はさらに急傾斜+深い藪となり、こちらも撤退・・・
本日3回目の山頂。すでにくたくたです・・・
2011年09月18日 12:28撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 12:28
本日3回目の山頂。すでにくたくたです・・・
何度か転んだうえに氷ヶ池にも行けず。へとへとになった時、この看板が再び。
2011年09月18日 12:54撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 12:54
何度か転んだうえに氷ヶ池にも行けず。へとへとになった時、この看板が再び。
また見事なキノコが。タマゴタケ?
2011年09月18日 13:13撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 13:13
また見事なキノコが。タマゴタケ?
よく見ると、行きに見つけたイグチ科とおぼしきキノコのすぐ傍でした(白丸)。こんなに真っ赤でも気が付かなかった。
2011年09月18日 13:13撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 13:13
よく見ると、行きに見つけたイグチ科とおぼしきキノコのすぐ傍でした(白丸)。こんなに真っ赤でも気が付かなかった。
無事帰還しました。
2011年09月18日 13:29撮影 by  NEX-3, SONY
9/18 13:29
無事帰還しました。
撮影機器:

感想

ぽっかり1日空いてしまったので、山に行って湖巡りをしてこよう、と思い立ち

・電車やバスなどの公共交通機関で行ける近場
・湖沼がある

これらの条件を満たす熱海の玄岳・氷ヶ池へ行く事にしました。
しかし標高798mの低山と侮ることなかれ、氷ヶ池まで到達できず、撤退を余儀なくされました・・・。

バスを降りると、そこはまだ住宅地の中。しかし、非常に急斜面となっています。この急な坂道を登っていくのですが、この時点ですでに疲れが出てきてしまいました。
10分ほど歩いて、ようやく登山コースに入ります。

登山コースは少し暗めの森の中。足元には石がごろごろしているものの、比較的歩きやすい道になっています。ただ、歩いていても人に出会わない。結局私は最初から最後まで登山コース内で人に会う事はありませんでした。意外とマイナーな山なのでしょうか?

途中では、標語の書かれた看板を目にします。
『自然は友達』
『緑の風は心の詩』
『緑のシャワーでリフレッシュ 身も心も元気じるし 帰る時私は新品です!』
と、登るにつれてだんだんパワーアップしていきます(笑)。

歩き始めて1時間半ほどで山頂に到達。相模湾・駿河湾に加え、目の前にひろがる富士山の雄大な風景は見ていて飽きません。人がいないので、こんなに素晴らしい景色が楽しめる山頂広場を、ずっと独占していました。

ちなみに、空に目をむければ、グライダーで飛んでいる人が大勢いました。

景色を堪能したあと、山頂からお目当ての氷ヶ池を目指すのですが、ここからが試練の始まり。
氷ヶ池分岐から下る道は急斜面で、2回すべってしまいました。
それでもなお進もうとしたものの、身の丈ほどの笹が密生し、足元は何も見えず。45度に近いのではないかと思わせる急斜面で、これ以上進んだら大変なことになる。と判断し、この道はあきらめました。

ふたたび山頂に戻り、今度は山頂から氷ヶ池へ下りる道に挑戦。
ところが、こちらも身の丈ほどの笹やススキ(だと思う)に覆われていました。
それでも傾斜が緩やかなら・・・と思いましたが、しばらく歩くとこちらも急斜面に。
今日の目的は、どちらかというと氷ヶ池に行く事だったんですが・・・。
単独行なうえに、人に全く会わないこの状況では怪我でもしたら大変です。止むなくこちらも引き返し、来た道を戻るしかありませんでした。

最後の手段として、熱海新道と交差するところから新道を歩いて行く、という考えもうかびましたが、こう色々と裏目に出ているときは下手に挑戦しない方が良い。と思い、氷ヶ池到達を諦めることにしました。

そんな感じで、身も心もくたくたになって下山する私の前に、再び現れたメッセージ。

『緑のシャワーでリフレッシュ 身も心も元気じるし 帰る時私は新品です!』

ちょっと元気になりました。


今回の敗因ですが・・・

1.リサーチ不足
帰ってからインターネットで詳しくしらべると、氷ヶ池-玄岳頂上間は急斜面で植物が密生しているという情報はありました。事前に知っていれば対応は取れたかもしれません。これは致命的です。

2.靴の寿命が近い
この日の靴はアウトドア時に履いていた靴だったんですが、あまりに滑るので、よくみると底がだいぶ減ってきていました。
これでは使用に耐えられないかも。

3.時期
敗因1ともかぶりますが、9月では夏草が伸びきってしまいます。違う時期ならもう少しなんとかなった・・・のかも知れません。

4.疲労
実は前の日は駅伝に参加して、ちょっと疲れていました。打ち上げで飲んだりしてたし。
体調が万全だったかと言えば、そうではなかったです。

正直、今までで一番危険を感じました。昨夏苦しんだ燧ケ岳でも、ここまで危険は感じなかったかも。
急遽思い立った登山だったので、そのツケを払わされる格好になったと思います。
今回の反省を生かすとともに、今後も引き際は早めに見極めたいと思います。

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コメント

氷ヶ池から玄岳に登ってきました
小生もお手軽登山を行おうと、2012.3.26に玄岳に登ってきました。運転免許を持っていないので、函南側から登るとなると駅からの出発になり、駅to駅(函南駅→熱海駅)となりました。この模様をYouTube にUPしましたので、よかったら見て下さい。前半と後半に分かれています。
前半のURL
 http://www.youtube.com/watch?v=HCA4JAyQ1Ys
後半のURL
 https://www.youtube.com/watch?v=3u7m7ITJAtc&feature=plcp&context=C479b230VDvjVQa1PpcFNh1h_2sqs7wpdCgdtqoS18-cbhnwMEX6Q%3D
2012/3/28 12:32
ありがとうございます。
kan_mikamiさんはじめまして。
コメントありがとうございます。
動画も拝見しました。とても参考になりました。
玄岳北斜面のササは刈り取られたみたいですね。山頂のカンバンも新しくなっていますし、いくらか整備されたようですね。

しかし、富士山が見えなくて残念でしたね。
玄岳山頂からの富士山は見事なので、是非またチャレンジしてみてください。

私も今度こそ氷が池に到達せねば・・・。
2012/4/5 0:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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