大雪山旭岳 地獄谷滑降

2017年12月31日(日) [日帰り]

• GPS: 03:19
• 距離: 7.9km
• 登り: 621m
• 下り: 1,197m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:46
• 休憩: 0:44
• 合計: 3:30

9:40 姿見駅
9:55 9:58 旭岳石室
11:34 11:35 金庫岩
11:45 12:10 旭岳
12:40 12:55 姿見駅
13:10 旭岳駅

GPSは石室から記録。感度が悪いようで、所々抜けている。

天候

大好天、微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

始発の9時前に臨時便が出たようで、9時過ぎにロープウェイで出発。

その他周辺情報

ロープウェイ駅最寄のホテルベアモンテは日帰入浴1080円でした。
湧駒荘は、大晦日と元日の日帰入浴は休止でした。

写真

姿見駅より。数年前歩きで登ったときは昼からガスガス、今回は期待できる。

東進する登路の尾根上には石が多い。今回はスキーなので南寄りの斜面を進む。

1900m地点から地獄谷を観察。今年は多雪とのこと、雪崩を警戒していたが、側壁は石が出ている。谷底には雪あり。

やはり石が多く、谷底の雪は狭い。北斜面か地獄谷か迷う。

谷の下部には当然噴気孔が待っている。

2050mで改めて谷を観察。これはパノラマ写真による全景。

金庫岩付近からのエントリーは厳しそう。岩は隠れていそうだがバーンは堅そうだ。

地形図から最弱点と見ていた、山頂北側地点（写真中央やや右）からのラインに雪がつながっている。厚すぎず安定していそうだ。

本谷への合流部にも問題なさそう。

下部も狭いが行けそうだ。北斜面ではなく地獄谷に心が傾く。

金庫岩に到着。尾根から続々上がってくる。

山頂。

大好天、微風。大雪の山々。

南は芦別や夕張か。真西に浮き上がるのは暑寒別か。

山頂から見ていると、例の北側のポイントから数人が下りていった。腹をくくって私も南西に下りる。堅いシュカブラの上に雪が載り、硬軟入り交じった状態、所々クラストも。ただ今日は安定しており、大きな問題はなかった。

岩を避け軟らかい雪を楽しみつつ本谷に合流。西に噴気孔を見下ろす。観察どおり沢底は柔らかかった。

噴気孔付近から上部を振り返る

安全圏に抜けた。

感想

Gajin

・姿見駅からは、スキー場のルートを滑って旭岳駅(山麓駅)に戻った。
　南側の「上級コース」を選んだが、それは第2・第1天女ヶ原を抜ける、
　夏道と同じルートだった。
・数年前の同時期に歩きで登った際、谷にスキーヤーを見て、いつか自分もと
　思っていた。今回は谷をよく観察して決行したが、条件に恵まれた。
　少雪では滑走不可、多雪では地形上側壁からの雪崩リスクで不可だったろう
　（側壁からは大きな石が落ちてきた）。基本的には残雪期のルートかと感じた。
・山頂北斜面は、わずかに滑っただけだが、どうやら風紋が堅そうだ。
　金庫岩南面は、多雪といわれる今年でも、石だらけで滑走不可に見えた。