【両神山】年越し登山、日向大谷からピストン
- GPS
- 08:49
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,585m
- 下り
- 1,615m
コースタイム
- 山行
- 1:46
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:50
天候 | 12月31日:曇り時々小雪 01月01日:晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一応坂本側に抜ければ西武観光バスが動いてはいるようですが...。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【日向大谷〜会所】 特になし。雪もありませんでした。 【会所〜清滝小屋】 渡渉点の凍結は最少であり、雨が降らない限りはしばらくは大丈夫かと思います。 弘法之井戸のところは広範囲に凍結しており、一部地面と見分けがつきにくいところもありますので要注意です。 31日に井戸付近と思われますが、遭難者が出たようでした。小屋からもはっきり笛の音が聞こえました。 【清滝小屋〜両神山頂上】 特になし。ただしナイトハイクする場合は道迷いに要注意です。 |
その他周辺情報 | 両神温泉薬師の湯が元旦から営業しております。ただし営業時間には要注意です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
バラクラバ
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 【レンタルしたもの】 シュラフ:NANGA UDD BAG810DX おみせ:そらのした URL:www.soranoshita.net |
感想
2017年の登り納め、及び2018年の登り初めに両神山に行ってきました。
清滝小屋に宿泊する、一泊登山となります。
【12月31日】
いつもであれば両神山は公共交通機関(バス)を利用して日向大谷か、坂元方面にアクセスするのですが、宿泊装備だと坂元方面からの八丁峠ルートはちときついので、日向大谷に自家用車でアクセスしました。
なぜ自家用車かというと、1月1日は町営バス日向大谷線が終日運休のためです。特にHP等でアナウンスしているわけではないため、来年度計画している方は要注意です。
駐車場は無料駐車場側に停めましたが満車ということはなかったです。
この日の天候は曇り時々小雪という感じでしたが、ほぼほぼ曇り通しで、15時過ぎにはようやく青空が広がり始めるという塩梅でした。
予定では小屋までだったので、ゆっくりとした出発としましたが、それでも12時頃には小屋についてしまい手持無沙汰に...あまりに暇なので、小屋裏の水場の源頭探しをしてました。場所については水場のさらに南側の斜面上部の岩場にあり、結構見事な氷瀑(氷柱?)を形成してましたが完全に凍りきるということはないのかと思います。これでまた一つ両神山に詳しく...?そしてこの水はおそらく弘法の井戸にも引水しているのかと思われますが...果たして。
だらだらとしているうちに日も暮れ始め、今日は一人かな?と思い始めたころに小屋どまりの方がお見えになりました。また、日も完全に暮れたころにはテント泊の3人PTが登ってこられました。まぁ登りだとヘッデンつけてる分にはいいのか...な...?
小屋泊の筆者はもう一人の宿泊者の方と山談義に花咲かせ、2017年の総括等をし、元旦の初日の出のために早々に寝ることとなりました。そして持参したカップ蕎麦(年越し蕎麦用)を食べ忘れるということに...締マラナイ大晦日ニナッタヨ。
【1月1日】
元旦は起きたのは午前3時30分くらいだったでしょうか。今回、「そらのした」さんからレンタルした寝袋、「NANGA UDD BAG810DX」は大変な優れもので、寒いと感じることはおろか、むしろ着込みすぎて少々暑いくらいでした。買ってもいいかなーなんて思い始めてます。(予算?はて?)
4時を少し回ったころには登り始めとなりましたが、迷いの山でもある両神山のナイトハイク、ややペースを落としてルートを常に確認しながら前進となりました。何度か来ていますがやはり夜はかなり違うもので、特に昼間であれば両神神社の鳥居を見れば「お、あと少しで頂上だ」とほっとするのですが、今回に限っては暗闇からぬぅ...っと現れた鳥居を見てぎょっとしたりも。ちなみに狛狼達は元旦装備となってました。ただ暗闇だとちょっと怖いぜ...。
頂上には5時30分前に到着となり、稜線ということもあって太平洋側の冬の風が吹き荒れてました。ベース+ダウン+フリース+ハードシェルというレイヤリングでしたが半端ない寒さであり、吹きさらしの場所には長時間立つのは苦行なほどでしたが、空を見れば満天の星で、震える手でシャッターを切ったりも。使える写真はあまりなかったりしたのが残念無念です。
6時を過ぎたころには東側の空が徐々に明るくなり、太陽が無事であることに安堵し、そして初日の出のその瞬間を待ち受けてました。このころには前泊者もぞくぞくと登頂し初めると同時に、なんと真下から登ってきたPTも到着し始めてました。すげー健脚だなーと感動してました。
また、小屋で一緒になった方からなんと善哉までいただくことになり、冷え切ったからだには人生最高の善哉となりました。おいしかったです。
6時半頃、ついにその時がきました。初日の出です。この瞬間からわずか30分足らず、寒さを忘れて100回以上のシャッターを切ることになりました。
はてさて2018年初両神山、初登頂、初日の出の喜びもつかの間、極寒の強風で我に返り、早々に下山の開始となりました。
小屋には8時を少し回ったころに到着し、軽く休憩した後、一緒に泊まった方と下山を開始。道中すれ違う方に新年の挨拶を交わし、無事に日向大谷口に下山したのでした。
下山後はありがたくも元旦から営業されている「両神温泉薬師の湯」にて汗を流し、元旦から最高の登山となった一日の余韻をかみしめながら自宅へと帰りました。
【終わりに】
本格的に登山を始めて4年、山行日数も非公開記録を併せればそろそろ3桁です。が、まだまだ未熟者なので、今年こそは講習会等に積極的に参加して、より一層の精進と、より一層の(体の)軽量化を図れればよいかなと、お粗末な抱負で〆たいかと思います。
最後となりましたが、みなさま、あけましておめでとうございます。
清滝小屋で水場の案内をして頂いた者です。キンキンに冷えた水は最高でした。ありがとうございました。
山頂待機時間は寒かったでしょう。素敵な初日の出見られて良かったですね。
takapanda様
無事下まで降りられたようで安心しました。小屋の裏の水場はのってない地図もあったかと思います。
両神山も天武将尾根のバリエーションルートも楽しいですが、二子山側からのルートもたくさんありますので、色々と挑戦してみるのもよいかと思います。
こんにちはN_tsukachanさん
1月1日は町営バス日向大谷線が終日運休していることを知らずに登って清滝ごやからご一緒させていただいた、京都のyzr400です。
日向大谷から「両神温泉薬師の湯」まで歩くことを覚悟してはいたのですがあの距離を歩くことはやっぱりキツくお送り頂き大変助かりました。
当初は微妙な天気予報でご来光 も期待してなかったのですが、今年の出だしは最高の天気に恵まれ、N_tsukachanさんとも、ご一緒できてここ数年で一番良かった元旦となりました。
昨日無事に京都へ帰ることが出来ました、本当に今回はお世話になりありがとうございました。
PS
山に登り続けていたら、また何処かの山でお会いできるかもしれませんね
yzr400様
無事にご帰宅できたようで何よりです。こちらも一人の夜かと思っていたところ、yzr400様にお越しいただいて心強くありました。
出だしの登山としては最高の登山となり、今後も継続して山に登る励みになったかと思います。
今年の夏はお話にもありましたよう、立山山域にもぜひ行ってみてください。雷鳥沢は500円ではなく、1000円で2日以上の連泊可能ということでした。
またどこかの山で会いましたら、お話させてください。
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