丸山〜日向山（芦ヶ久保駅→横瀬駅）

2018年01月03日(水) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 13.6km
• 登り: 816m
• 下り: 901m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 1:24
• 合計: 6:14

距離 13.6km 登り 816m 下り 901m

8:44 芦ヶ久保駅
10:52 11:57 丸山
12:20 森林学習展示館
13:05 山の花道横瀬町駐車場
13:17 13:25 日向山
13:36 13:46 琴平神社
14:26 第六番札所 向陽山卜雲寺
14:35 14:36 第七番札所 青苔山法長寺
14:58 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

二山の縦走だけなら西武秩父線芦ヶ久保駅を起終点とした方が楽ですか、帰りに温泉で汗を流す場合は横瀬駅方面に下ります。

コース状況／危険箇所等

一般ハイキングコースで、案内標識も豊富ですが、道が入り組んでいるので、地図の持参を推奨します。
丸山へは大野峠を経由する一般ルートと、山と高原地図では破線になっている昔道がありますが、後者も通行には全く問題ありませんでした。ただし、車道に合流してからの道（左に進み、その後直登）が地図を持っていないと分かりにくいです。
雪は全くありませんでしたが、かなり冷え込みが強いので、降雪後は軽アイゼン持参が望ましいです。

登山口に登山ポストは見当たりませんでした。
トイレは各駅のほか、丸山山頂下（冬季は仮設トイレのみ）、日向山の西側登山口（琴平神社）で利用できます。
携帯電話（au）は下の方では通じますが、上部では結構通じない場所も多く、auの奥武蔵エリアの弱さを痛感します。

その他周辺情報

横瀬駅から徒歩約15分の武甲温泉で日帰り入浴ができます（休日800円）。

写真

1/3 8:40

芦ヶ久保駅からスタートします。今日はかなりの強風です。

1/3 9:09

案内標識に従って車道を進み、登山道に入ります。

1/3 10:22

杉林の中腹の分岐は左の昔道を進みましたが、大変歩きやすかったです。車道に突き上げた地点ですが、案内標識がないので、地図がないとどちらに進むべきか迷いそうな場所です。

1/3 10:25

車道を少し左に進んだ先に、取り付き地点らしき標識が出てきました。

1/3 10:26

このゲートをくぐって踏み跡を直登し、大野峠から連なる尾根に乗ります。

1/3 10:32

電波塔が見えてきました。風情は害されますが、眺めがいい証拠です。ここまで来れば山頂まであとわずかです。

1/3 10:43

電波塔の辺りからは、幾重にも連なる低山稜線のシルエットの向こうに相模湾が照り輝いていました。

1/3 10:44

東京スカイツリーも遠望できました。海とスカイツリーは山頂展望台からだと樹木に遮られて見えません。

1/3 10:44

筑波山もばっちり確認できました。こちらは山頂展望台からも見ることができます。

1/3 10:54

立派な展望台が建つ丸山山頂です。

1/3 10:54

素晴らしい眺めに期待が高まります。

1/3 10:56

展望台からの眺めはほぼ全方位です。南東方面から時計回りにぐるっと。丹沢、奥多摩、奥武蔵の山並みが重層的に連なります。

1/3 10:56

ピラミッドのような堂々たる武甲山をセンターに据えた構図です。

1/3 10:56

寒気が強烈すぎて、奥秩父の甲武信岳や八ヶ岳は雲に包まれてしまっていますが、大変いい眺めです。

1/3 10:56

武甲山と並ぶもう一つの雄・両神山をセンターに据えた構図です。

1/3 10:56

西側の眺めも抜群です。右手のとんがりピーク群が目を引きます。

1/3 10:57

北側はやはり寒気の影響で雲に包まれてしまっています。鉄板好天予報の日にまた訪れたいです。

1/3 10:59

武甲山をアップで。強風のせいか石灰岩の採石場から煙が上がっているように見えます。

1/3 11:39

武甲山と両神山の両雄を入れて。

1/3 11:40

両神山をアップで。新雪をまとって神々しい姿です。

1/3 11:47

八ヶ岳の白い山肌がわずかに確認できた程度でした。こちらも雲がなければどんな風に見えるのか気になります。

1/3 12:47

帰りは日向山を経由していきます。

1/3 13:17

案内標識に沿って進むと、眺めも陽当たりも良好な日向山に着きました。直下に駐車場もあります。

1/3 13:18

武甲山に接近してより大きく見えるようになりました。

1/3 13:18

伊豆ヶ岳などの稜線と思われます。

1/3 13:26

横瀬駅へは6番峠方面に進みます。

1/3 13:47

急坂を下った先で車道に合流しました。ここにきれいなトイレが設置されているのがありがたいです。

1/3 13:57

左の登山道を進むことにします。

1/3 14:29

ここまで下れば後は車道歩きです。

1/3 15:00

武甲温泉に寄り道していきました。炭酸泉が心地良かったです。

1/3 17:05

暗くなる前に無事横瀬駅に着きました。結構歩いた感じです。

撮影機器：

PENTAX K-50 PENTAX

感想

Kitara

新年3日目は、相当強い寒気と強風が予想されましたが、南関東の低山ならば登れそうでしたので、この際手薄な山域を攻めようと企て、中二日の西武秩父線沿線の山の中から奥武蔵随一の大展望と謳われる丸山に目星をつけました。
その謳い文句に全く誇張はなく、想像を絶するほぼ全方位の大展望にひたすら圧倒されてしまい、自分の中ではさほど展望が優れないイメージがあった奥武蔵の認識を根底から改めるのに十分すぎるインパクトがありました。
気象条件が厳しすぎて、さすがに西から北にかけての高山の稜線は望めませんでしたが、この山にはもっと天気がいい日を狙ってぜひ再訪したいと強く思わせるほどの素晴らしい展望台でした。