愛山渓〜比布岳〜沼の平


- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,271m
- 下り
- 1,266m
コースタイム
11:05当麻岳-12:00当麻乗越-13:20沼の平-15:10愛山渓
天候 | 18日(日)雨 19日(月)曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは入山口 愛山渓倶楽部で日帰り入浴可/500円 飲料自販機あり 林道入り口の愛山渓ドライブインで食事可 日本一下川ラーメン、美味いと思います。 |
写真
感想
沢納めと紅葉の稜線歩きを一緒にやっつけようと目論んだが、
日ごとに変わる天象図。
あっちこっち走りまわった挙句、初日の入山を諦め、愛山渓で
車中泊とする。
いかな温泉の湧く沢といえども、さすがにこの増水と冷え込みはしんどい。
というわけで、紅葉の稜線漫歩を目指すことにした。
愛山渓ははじめて訪れた。
山宿っていいですね。
いつか貧乏根性を払拭して泊まりたいものだ。
さて、未明まで降り続いた雨はようやくあがり、夜も明けるころには
続々と車が到着し始める。
ロープウェイやシャトルバスを潔しとしない自力登山者達にとって
人気の時期の人気の山なのである。
沢筋のルートは整備も行き届き、よく踏まれているので快適だ。
かっこいい滝を眺め、高層湿原を背負って高度を上げると
カール状の源頭へ辿り着く。
樋状の流れが銀明水でありがたい。
永山岳直下の先行者の言うことにゃ、水を汲んでいる我々のすぐ近くに
クマさんがいらっしゃったそうだ。
他の方も1時間ほど前に遭遇しているそうなのでご注意。
永山岳は麓から見れば立派な高みだが、上がってしまえば頂稜末端のコブだ。
安足間から比布までは左手の爆裂火口を見ながらのスキップ稜線。
高曇りではあるけれど展望は素晴らしい。
旭岳、十勝連峰、夕張山地がひとコマで収まっている。
ニセイカ、武利、武華も同様だ。
天塩のはるか向こうの雲海を衝いて見えるのは利尻ではないかしらん。
思いのほか近くに北鎮が見えるので少し迷うが、沼の平を廻って帰ることに。
当麻乗越までは旭岳と裾合平を見ながら。
ホシガラスにちょされてシマリス君にかまってもらいながらテケテケ下る。
乗越しから下は、すれ違う人が100%言っていた「ひどい道」で泣ける。
沼の平は快適な木道を辿りつつ、晴れていれば巡って来た稜線とその向こうの
旭岳をと期待したが、泥まみれの身と午後のガスでテンションダダ下がり。
おまけに、1年ほども出なかった膝痛が突然やってきて、皆さんにルートを譲りながらの悲しい下山でした。
表大雪は人の多さや嗜好の違いから訪れる頻度は少ないが、
来てみれば実に素晴らしい。
雨のおかげでくしくも美しい山を味わえました。
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