竜ヶ岳、雨ヶ岳 [ダイヤモンド富士だけじゃない]
- GPS
- 07:01
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,202m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス | |
その他周辺情報 | ヴィラ本栖に宿泊 |
写真
感想
ヴィラ本栖は東京都中央区の保養施設ですが、中央区と関係しない一般の人でも利用可能です。宿泊料は手ごろで、食事もおいしいと評判。立地はまさに竜ヶ岳登山口のすぐそばにあります。ただし竜ヶ岳が邪魔をして宿からは富士山はほとんど見えません。
正月の期間に竜ヶ岳からダイヤモンド富士が見えると知ったのは宿を予約した後でした。観光登山者としてはダイヤモンド富士は見たいですが、宿の朝ごはんも捨てがたい。
なんとかどっちも取れないかと思い地図を見てみると、山頂まで行かずとも、稜線の肩まで行けば富士の眺望は得られそうです。試しに前日に登ってみると宿から30分かからずに眺望のあるところまで行けることがわかりました。これならダイヤモンド富士を見てからいったん下山すれば朝ごはんが食べられます。
ということでまず朝飯前の6時50分ごろ宿を出発。快晴です。本栖湖の向こうには朝焼けの南アルプスや八ヶ岳も見え、反対方向に静謐な富士山が夜明けを待っています。
山頂近くは大勢の人でにぎわっているのではないかと思いますが、その場所にいたのは私のほかには4人と3匹だけ。静かに日の出を迎え、頂上からの出現ではないものの見事なダイヤモンドの出現を眺めることができました。
その後は急いで下山。少し遅れたものの8時からの朝食に間に合い食事を楽しみました。
9時過ぎ、計画していた竜ヶ岳周回に再度出発です。登り始めると、山頂でダイヤモンド富士を見てきたのであろうハイカーたちが続々下山していく中、登り始めます。
天候はその後も良く、圧倒的な富士山の先には駿河湾、その先の伊豆半島も見えています。
石仏のある休憩所を抜け山頂へ向かうコースはとてもよく整備されています。人も少なくなった広い山頂からは富士山はもちろん素晴らしいのですが、むしろ広大な南アルプスの稜線が私たちの心をとらえました。
ただこれで下山してしまうのはなんとなく物足りない感じがして、時間もまだ早いですし雨ヶ岳がすぐそばに見えるものですから、行ってみることにしました。
端足峠まで下りて、雨ヶ岳までの登りは急登です。考えてみれば隣の山頂からすぐそばに見えるということは切れ落ちて急だ、ということですね。
こちら側の山は登る人も少ないと見えて、すれ違ったのは登山者一人のみ。山頂でも私たちだけでした。静かな富士山を眺めながら急登を登り切った充実感を得られることができ、登ってきてよかったと思いました。
ただ、苦労はこれから。登ってた急坂を下りなければなりません。登るときには下から見上げているのであまり見えないのですが、下るときに上から見るとたっぷり残雪があるように見えます。念のために持ってきたチェーンスパイクが役に立ちました。
慎重に端足峠まで引き返し、そこから本栖湖側に下山。こちらは急ではないのですが、すぐそこに見えている本栖湖がなかなか近づかず、そこそこ大変でした。本栖湖畔からは車が通らない舗装道路を経由して宿に戻りました。
ダイヤモンド富士は素晴らしいですが、それだけではない、終始天候に恵まれ、南アルプス、八ヶ岳、御坂山塊、天子山塊などの眺望も素晴らしく、また雨ヶ岳まで足を延ばしたことで充実した山行となりました。
次回は毛無山にも挑戦してみたいと思います。
【Google Earth】
https://earth.app.goo.gl/GQKhf
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