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Yamareco

記録ID: 135534
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

GW 男の春休み 南木曽岳

2009年05月08日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.4km
登り
708m
下り
699m

コースタイム

 8:00 登山口
 9:45 南木曽岳山頂
12:00 登山口
 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2009年05月02日 09:50撮影 by  PENTAX Optio S6, PENTAX Corporation
5/2 9:50
2009年05月02日 09:55撮影 by  PENTAX Optio S6, PENTAX Corporation
5/2 9:55
2009年05月02日 10:12撮影 by  PENTAX Optio S6, PENTAX Corporation
5/2 10:12
2009年05月02日 10:12撮影 by  PENTAX Optio S6, PENTAX Corporation
5/2 10:12
撮影機器:

感想


【南木曽岳について】

特徴

 かつては御嶽山、木曽駒ヶ岳とならび“木曽3岳”のひとつとして、江戸時代初期から信仰登山の対象となった木曽地方を代表する山である。
 江戸時代後期文化2年(1805)の『木曽路名所図会』では「峰の近き所に窟あり。この中の広さ数10歩、その内に方式3丈の平石あり。これを山姥の石座と伝えり」とある。これは、ときどき蛇抜けという土石流が山ろくの人家を襲うため、おそろしい山姥がこの山に住むという伝説の一端と思われる。
 木曽郡南木曽町の中ほどにでんと聳えていて、南にある同郡山口村馬籠から中山道をたどり馬籠峠につけば、正面に高山の風格さえ備えたこの山が立ちはだかる。それは、若干の誇張はあるものの安藤広重が版画で描いた名作「木曽街道・六十九次」そのものである。
 また、この山は別名のある山としては最たるもののひとつで、中岐蘇岳、奈岐蘇岳、雨や霧の多い山なので「泣きびそ岳」、妻籠や馬籠の上空に聳えているからか「揚籠山(あげろうやま)」、急峻な登りが連続するので「額付山(ひたいづきやま)」などと言われた。
 ほかの木曽地方の山と同様、山頂まで木曽五木などの黒木で覆われ、かつ花崗岩が基盤の山であるが、目をひく山容や歴史、頂上の大展望を併せもつ木曽を代表する名山である。

行程

 同町と飯田市を結ぶ国道256号線がこの山の南山ろくを東西につらぬいているが、山頂からおよそ真南に額付川(がくづきがわ)が流れ、国道と交わるところの南の集落が蘭(あららぎ)、北の集落が上段である。国道からの入口に「南木曽岳登山道入口」と「南木曽山麓蘭キャンプ場」の看板がある。上段を通りこし、キャンプ場と自然探勝園をすぎて10分ほどの左手に南木曽山岳会のたてた指導標があり入山口となっている。手前に駐車場、避難小屋、トイレがある。
 しばらく進むと右手からの下山コースと合流し、左へ登りのコースをとると「金時の洞窟」、「喉の滝」、「金明水」、となり鎖場を越すと「かぶと岩」。わずかで頂上。頂上周辺は鬼岩、弘法岩、御飯岩などの巨岩がある。入山口から約2時間。
 下山コースは頂上から北東へ進み、金時岩をすぎて避難小屋。わずか登って1675メートル地点の東のピーク。あとは梯子などの急下降をくりかえした後、登りコースとの分岐。頂上から入山口まで約1時間30分。
 ほかに北西山ろくの上野原地区から金時岩へいたるコースもあるが、上記コースほどはポピュラーではない。

見どころ

 木曽五木(ヒノキ、サワラ、コウヤマキ、クロベ、アスナロ)の宝庫ともいわれるが、特に喉の滝上部付近はコウヤマキの巨木が林立して木曽谷随一の群生地といわれる。
 空気が澄み晴れた日には、濃尾平野や伊勢湾が見おろせる大展望の頂上は時間のたつのを忘れるくらいだ。

近くの温泉など

 富貴の森温泉「床浪荘」。日帰り温泉施設で、そば打ち体験のできる「ソバ道場」併設の南木曽温泉郷「木曽路館」。

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