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Yamareco

記録ID: 1362526
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

富士尾山バリエーションルート:近隣の低山、しかし、無謀登山だったば

2018年01月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:47
距離
8.7km
登り
782m
下り
838m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:22
休憩
0:43
合計
5:05
8:30
45
しゃくなげの湯
9:15
9:23
54
10:17
10:23
10
10:33
10:52
64
11:56
12:06
89
13:35
しゃくなげの湯
<註>()内は予定、登行外、標高
( 8:00(7:50) 自宅 )
8:30-32(8:25-30) 「しゃくなげの湯」駐車場(605m)
8:50(8:45) 小岩嶽城址公園(635m)
9:14(9:15) 小岩嶽城跡(845m)
9:15-22(7") 道を間違える
10:18-19(10:00) 展望大岩(1,129m)
12:04-05(10:30) 富士尾山(1,296m)
登り:3'32"(2'00") 延標高差:949(837)m 速度:269(419)m/h
距離:4.4km 歩行速度:1.25km/h
12:34(10:55) 1,169mポイント
13:35-14:11(12:00-12:30) 「しゃくなげの湯」(605m) 入浴
下り:1'30" 延標高差:795(805)m 速度:530(537)m/h
距離:5.3km 歩行速度:3.53km/h
山行:5'03"(3'30") 延標高差:1,744(1,642)m 速度:345(469)m/h
距離:9.7km 歩行速度:1.92km/h
( 14:30(13:05) 自宅 )
Door to Door:6'30"(5'15")
飲食:しゃくなげの湯到着時と出てから計「ソルティライチ」1本
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「しゃくなげの湯」駐車場
コース状況/
危険箇所等
展望大岩手前の急坂から山頂まで危険が一杯:落葉の上に新雪(未明の降雪)、一昨日の雨がその下で氷化している処もあり、急こう配、トラバース滑落してもおかしくない状況。
500回以上山に登っているが、最も危険だった。
アイゼン(少なくともチェーンスパイク) and or ピッケルがあれば問題なかったが。低山ということで油断が全て
 
その他周辺情報 「しゃくなげの湯」を起点に登り、当然、登山後入浴。
安曇野市では70歳以上に安曇野市の温泉等の入浴割引(300円)券24枚/年支給される。市民&年寄で割引もあり150円で入浴できる。昨年12月「しゃくなげの湯」を6回利用した
小岩嶽城址公園:東屋がある。ここまで車で上がることができる
2018年01月19日 08:50撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 8:50
小岩嶽城址公園:東屋がある。ここまで車で上がることができる
小岩嶽城跡までも岩場がある
2018年01月19日 09:11撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 9:11
小岩嶽城跡までも岩場がある
左は茸山で入山禁止:有刺鉄線は珍しい。小岩嶽城跡山頂まで続いていた
2018年01月19日 09:38撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 9:38
左は茸山で入山禁止:有刺鉄線は珍しい。小岩嶽城跡山頂まで続いていた
2018年01月19日 09:41撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 9:41
展望大岩手前:ここから苦難の道が始まる。傾斜が緩く見えるが45度以上はある(スキーで滑れる角度ではない)
2018年01月19日 09:50撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 9:50
展望大岩手前:ここから苦難の道が始まる。傾斜が緩く見えるが45度以上はある(スキーで滑れる角度ではない)
登って下を撮る:やはり斜度がでない。ここを引き返すことはできない。後は登り切るしかない
2018年01月19日 10:02撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 10:02
登って下を撮る:やはり斜度がでない。ここを引き返すことはできない。後は登り切るしかない
展望大岩:登る予定だったが、氷の上に雪。アイゼン履いても登る気になる?
2018年01月19日 10:20撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 10:20
展望大岩:登る予定だったが、氷の上に雪。アイゼン履いても登る気になる?
登らず安曇野を展望
2018年01月19日 10:21撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 10:21
登らず安曇野を展望
こんな岩場ばっかり:左をトラバースするがトラバースも怖い。ここは木々があるので助かる
2018年01月19日 10:25撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 10:25
こんな岩場ばっかり:左をトラバースするがトラバースも怖い。ここは木々があるので助かる
次から次へと難関が
2018年01月19日 10:33撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 10:33
次から次へと難関が
手が震えているのかボケボケ:結局、ここは下れず、右を巻く(巻くのも必死)
2018年01月19日 10:53撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 10:53
手が震えているのかボケボケ:結局、ここは下れず、右を巻く(巻くのも必死)
ホッとすると滑って転ぶ(中央、雪の少ない所)、下に大きな木があって1m程の滑落。頬を打つ
2018年01月19日 11:45撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 11:45
ホッとすると滑って転ぶ(中央、雪の少ない所)、下に大きな木があって1m程の滑落。頬を打つ
ようやく、山頂に。登って来たところに「下山道なし」:途中から引き返すことできないとおもった
2018年01月19日 12:07撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 12:07
ようやく、山頂に。登って来たところに「下山道なし」:途中から引き返すことできないとおもった
山頂
2018年01月19日 12:09撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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山頂
富士尾山:変哲もない山だが・・
2018年01月19日 13:34撮影 by  FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
1/19 13:34
富士尾山:変哲もない山だが・・

装備

個人装備
長袖インナー(薄手)
長袖インナー(厚手)
ソフトシェル(青)
インナー(下)
ズボン(厚手)(ブルーグレー)
靴下(ロング)
1対
グローブ(フリース&冬用)
2対
防寒着(フリース)
雨具(下)
靴(軽登山靴)
1対
予備靴ひも
1組
ザック(24L)(青)
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
各種
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金等補修具
1
常備薬
ロールペーパー
1巻
保険証
携帯(au)
タオル
ツェルト(橙)
ストック
1対
カメラ
ヘルメット
備考 反省点:近隣の山ということで装備の判断が甘かった。このコース、ヤマレコで下調べして厳しいことは認識していた。甘かったのは雪と雨後の氷化。アイゼンがあれば全く問題なかったが。また、ストックが山歩き用でキャップ付(接着剤で取れない)。スキー用ストックであれば多少楽だったか。いずれにしろ、雪山装備にすべきだった。
ヘルメットだけは持参。滑って転んだ時頬を打ったがヘルメットが多少カバーしてくれた

感想

今日は大失態。遭難一歩手前。
何としても無事に登り切らなければと必死だった。
滑落しないようにとこんなに真剣に登ったのは今までの経験では余り記憶がない。
ここで事故を起こしたら笑いもの。慎重を期して登るが、先が読めない。
にっちもさっちも行かない所があるのかどうか登りながらも不安が募る。
このコース:ヤマレコで事前に状況は仕入れていた。しかし、雪、氷への判断が余りにも甘かった。
展望大岩の写真で分かるように氷の上に雪が乗っている。
アイゼンを装備していないなんて笑われるだけだ。
大したことのないトラバースも真剣そのもの。凍っていないかどうかを慎重にチェックしながら進む。しかし、それでもホールドがほしい。小さい木でも頼りながら。しかし、腐った樹木が多い。径5cm程の木でも掴むとボキっと折れる。急斜面では根を掴もうとしても浮いている根が少なく。木を掴まりながら登る。木がない所は滑らないか不安ながらそぉっと登る。遂に雪面のように土をもステップを切って登る。
一度、靴が滑る。両手にホールドはなし。この時は本当にヤバイと思ったが何とか堪えることができた。
厳しい所を通過すると気が緩むせいか滑って転ぶ。しかし、転んだ下は急斜面。恐ろしい。
山頂に到着して緊張が一気に溶ける。
その後は気が抜けたように雪が被る笹薮を掻き分け下る。ズボンがびしょ濡れになるも気にならない。
「しゃくなげの湯」に戻り、湯に浸かり無事を噛みしめる

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コメント

全く、恐ろしい所を登るね
ですよ!
油断でしょうか、無事で何よりでした。
2018/1/20 0:22
Re: 全く、恐ろしい所を登るね
本当に無事に帰れて良かったと思います。
途中、更に厳しい所があって進退窮まったらどうしようかと不安が尽きませんでした。
本当に軽率でした
2018/1/20 6:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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