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Yamareco

記録ID: 1364264
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雪山ハイキング
奥秩父

横尾山(信州峠コース)

2018年01月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
Kitara その他2人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:33
距離
5.0km
登り
353m
下り
341m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:15
休憩
1:16
合計
4:31
9:11
9:13
48
10:01
11:15
42
11:57
11:57
46
12:44
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
信州峠に10台分位の駐車場が用意されています。
コース状況/
危険箇所等
軽アイゼンを持参すれば、標高の割には易しい冬山ハイクコースです。稜線上は西側が開けているので、強風時は十分な防寒装備が必要です。
標高1650m位から北向きの急傾斜地となり、登山道が凶悪なまでに凍結しているので、軽アイゼン装着必須です。
標高1750m位で開放的なカヤトの稜線に達し、その後は緩やかなアップダウンを繰り返しますが、日陰がかなり凍結しているので、凍結し始めたら軽アイゼンの再装着を推奨します。
稜線上は随所で富士山〜南アルプス〜中央アルプスと金峰山、瑞牆山など奥秩父西側主峰群の大展望が広がり、山頂まで進むとさらに加えて南八ヶ岳の全貌を間近に望むことができます。南アルプスと八ヶ岳は午前中、奥秩父は午後が順光となるので、いつ訪れても大満足間違いなしのお手軽展望台です。

登山口に登山ポストは見当たりませんでした。
トイレは道中にないので、山梨県側からの場合、途中のみずがき湖にある施設のトイレを利用します。
携帯電話(au)は全域で通じます。
その他周辺情報 増富温泉のラジウム泉は大変素晴らしく、ユニークな名湯中の名湯です。
信州峠からスタートします。風が吹き抜けていたので稜線の強風が心配でしたが、意外にも稜線上は微風で、ここの峠が行き帰りとも一番風が強かったです。
2018年01月21日 08:13撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/21 8:13
信州峠からスタートします。風が吹き抜けていたので稜線の強風が心配でしたが、意外にも稜線上は微風で、ここの峠が行き帰りとも一番風が強かったです。
山梨県の山ではお馴染みの統一感のある案内標識です。長野県境の山でもありますが、立派な山梨百名山の山頂標柱とも相まって、山梨県の山という印象が大変強く残ります。
2018年01月21日 08:14撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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山梨県の山ではお馴染みの統一感のある案内標識です。長野県境の山でもありますが、立派な山梨百名山の山頂標柱とも相まって、山梨県の山という印象が大変強く残ります。
登山道は完全に凍結しており、アイゼンがないと危険です。
2018年01月21日 09:00撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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登山道は完全に凍結しており、アイゼンがないと危険です。
完全凍結の急登をやり過ごすと、素敵なカヤトの原に飛び出ました。前回もそうでしたが、この稜線に飛び出た瞬間の開放感がたまりません。
2018年01月21日 09:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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完全凍結の急登をやり過ごすと、素敵なカヤトの原に飛び出ました。前回もそうでしたが、この稜線に飛び出た瞬間の開放感がたまりません。
山頂まではアップダウンを繰り返すので、意外に時間がかかります。凍結箇所にも要注意です。
2018年01月21日 09:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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山頂まではアップダウンを繰り返すので、意外に時間がかかります。凍結箇所にも要注意です。
一段高いカヤトの小ピークに登ると、全方位の大展望が楽しめます。進路左肩の赤岳と権現岳が大変大きく見えて驚かされます。
2018年01月21日 09:17撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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一段高いカヤトの小ピークに登ると、全方位の大展望が楽しめます。進路左肩の赤岳と権現岳が大変大きく見えて驚かされます。
左に遠く浅間山が望めます。右は御座山などの山域でしょうか。
2018年01月21日 09:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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左に遠く浅間山が望めます。右は御座山などの山域でしょうか。
後方の奥秩父は逆光ですが、帰路ではくっきり表情も確認できるようになりました。一度夕刻に登って眺めてみたい景色です。
2018年01月21日 09:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/21 9:18
後方の奥秩父は逆光ですが、帰路ではくっきり表情も確認できるようになりました。一度夕刻に登って眺めてみたい景色です。
富士山はどこから探してもよく目立ちます。
2018年01月21日 09:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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富士山はどこから探してもよく目立ちます。
中央は茅ヶ岳などの山域です。2週間前に太刀岡山に登ったばかりです。
2018年01月21日 09:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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中央は茅ヶ岳などの山域です。2週間前に太刀岡山に登ったばかりです。
お約束の南アルプス北部の大展望です。右奥に中央アルプスもセットで望むことができます。
2018年01月21日 09:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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お約束の南アルプス北部の大展望です。右奥に中央アルプスもセットで望むことができます。
南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳の豪華トリオです。中央右奥は御嶽山ではないでしょうか。
2018年01月21日 09:18撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳の豪華トリオです。中央右奥は御嶽山ではないでしょうか。
浅間山をアップで。噴煙は見えませんが、いつ見ても雪菓子のように真っ白です。
2018年01月21日 09:19撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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浅間山をアップで。噴煙は見えませんが、いつ見ても雪菓子のように真っ白です。
富士山をアップで。週初めの大雪でかなり白さが増すことでしょう。
2018年01月21日 09:20撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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富士山をアップで。週初めの大雪でかなり白さが増すことでしょう。
北岳、間ノ岳、鳳凰三山をアップで。北岳の右肩に見える小ピークは小太郎山でしょうか。
2018年01月21日 09:20撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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北岳、間ノ岳、鳳凰三山をアップで。北岳の右肩に見える小ピークは小太郎山でしょうか。
甲斐駒、鋸岳と北岳をセットで。雪の量が段違いです。
2018年01月21日 09:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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甲斐駒、鋸岳と北岳をセットで。雪の量が段違いです。
中央アルプスをアップで。右端の一番高いところが木曽駒でしょうか。
2018年01月21日 09:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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中央アルプスをアップで。右端の一番高いところが木曽駒でしょうか。
中央アルプスと八ヶ岳の合間に聳える高峰は御嶽山だと思います。その手前は位置と高さからして経ヶ岳でしょうか。
2018年01月21日 09:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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中央アルプスと八ヶ岳の合間に聳える高峰は御嶽山だと思います。その手前は位置と高さからして経ヶ岳でしょうか。
南八ヶ岳と御嶽山をアップで。赤岳と権現岳の大きさが際立ちます。
2018年01月21日 09:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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南八ヶ岳と御嶽山をアップで。赤岳と権現岳の大きさが際立ちます。
陽当たりの悪い樹林帯は凍結しており、アイゼンを装着した方が安全です。
2018年01月21日 09:46撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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陽当たりの悪い樹林帯は凍結しており、アイゼンを装着した方が安全です。
山頂手前の切り開きから望む南アルプスです。下方のカヤト地帯がアクセントを添えています。
2018年01月21日 09:51撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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山頂手前の切り開きから望む南アルプスです。下方のカヤト地帯がアクセントを添えています。
山頂直前からは南・中央アルプスのほか、富士山まで望むことができます。
2018年01月21日 09:58撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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山頂直前からは南・中央アルプスのほか、富士山まで望むことができます。
9年ぶりに山頂を踏みました。
2018年01月21日 10:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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9年ぶりに山頂を踏みました。
2種類の山頂標識です。
2018年01月21日 10:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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2種類の山頂標識です。
定番中の定番、山梨百名山の新標柱です。山梨県の山に登った、という確かな満足感を与えてくれます。
2018年01月21日 10:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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定番中の定番、山梨百名山の新標柱です。山梨県の山に登った、という確かな満足感を与えてくれます。
山頂先の額縁様の切り開きからは、初めて南八ヶ岳の全貌を拝むことができます。距離が近いのでとにかく大迫力です。
2018年01月21日 10:05撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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山頂先の額縁様の切り開きからは、初めて南八ヶ岳の全貌を拝むことができます。距離が近いのでとにかく大迫力です。
権現岳をアップで。
2018年01月21日 10:05撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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権現岳をアップで。
赤岳、横岳、硫黄岳の御三家をアップで。
2018年01月21日 10:05撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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赤岳、横岳、硫黄岳の御三家をアップで。
赤岳を単独アップで。惚れ惚れするたくましさです。
2018年01月21日 10:05撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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赤岳を単独アップで。惚れ惚れするたくましさです。
真っ白な硫黄岳の奥に天狗岳もぎりぎり確認できます。
2018年01月21日 10:05撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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真っ白な硫黄岳の奥に天狗岳もぎりぎり確認できます。
権現岳と赤岳をアップで。8年半前にたどった真教寺尾根と県界尾根がはっきり確認できます。
2018年01月21日 10:06撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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権現岳と赤岳をアップで。8年半前にたどった真教寺尾根と県界尾根がはっきり確認できます。
少し下方の岩の上から、八ヶ岳の全体像をより幅広に望むことができました。
2018年01月21日 10:11撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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少し下方の岩の上から、八ヶ岳の全体像をより幅広に望むことができました。
山頂から望む中央アルプスです。先ほどよりも千畳敷カールがよく分かります。
2018年01月21日 10:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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山頂から望む中央アルプスです。先ほどよりも千畳敷カールがよく分かります。
南アルプスと中央アルプスを一望する贅沢な眺めです。
2018年01月21日 10:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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南アルプスと中央アルプスを一望する贅沢な眺めです。
カヤト地帯の向こうに富士山が浮かんでいます。
2018年01月21日 10:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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カヤト地帯の向こうに富士山が浮かんでいます。
最接近した甲斐駒、鋸岳をアップで。奥に真っ白な仙丈ヶ岳も一部確認できます。
2018年01月21日 10:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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最接近した甲斐駒、鋸岳をアップで。奥に真っ白な仙丈ヶ岳も一部確認できます。
北岳、間ノ岳、鳳凰三山をアップで。先ほどよりも小太郎尾根と思しき稜線がくっきり望めます。
2018年01月21日 10:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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北岳、間ノ岳、鳳凰三山をアップで。先ほどよりも小太郎尾根と思しき稜線がくっきり望めます。
富士山をアップで。雪面が照り輝いています。
2018年01月21日 10:13撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/21 10:13
富士山をアップで。雪面が照り輝いています。
帰りにカヤトの小ピークから、順光に変わってきた奥秩父の稜線を望みます。
2018年01月21日 11:47撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/21 11:47
帰りにカヤトの小ピークから、順光に変わってきた奥秩父の稜線を望みます。
金峰山と瑞牆山のコンビをアップで。対照的な山容です。
2018年01月21日 11:49撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/21 11:49
金峰山と瑞牆山のコンビをアップで。対照的な山容です。
瑞牆山を単独アップで。どうしてこんな奇怪な地形が成立したのが不思議でなりません。
2018年01月21日 12:00撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/21 12:00
瑞牆山を単独アップで。どうしてこんな奇怪な地形が成立したのが不思議でなりません。
金峰山を単独アップで。五丈石がはっきり確認できます。個人的に大好きな山ですが、三度目は冬に挑戦してみたいと思っています。
2018年01月21日 12:00撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/21 12:00
金峰山を単独アップで。五丈石がはっきり確認できます。個人的に大好きな山ですが、三度目は冬に挑戦してみたいと思っています。

感想

横尾山へは9年前の冬に登っており、カヤト越しの大展望がとにかく素晴らしかった記憶が鮮明に残っていますが、当時の携帯写真は画質が悪く、写真の記録作りも兼ねて、もう一度冬に登り直すことにしました。
最近は軽アイゼンを持参しても使わない山ばかりで油断しており、想像以上に路面が凍結していて難儀したものの、カヤトの原や山頂から広がる大展望は全くもって期待を裏切らないばかりか、昔より山の知識が増えたこともあって、前回以上の深い感銘を覚えるに至りました。
これだけすごい大展望に真冬でもごく短時間で接することができる1800m級ピークは稀有なように思われ、今後も三度、四度と繰り返し訪れてみたい素晴らしい展望台です。

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