白板山(北尾根・1187手前まで)


- GPS
- 08:39
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 662m
- 下り
- 652m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:39
天候 | 雪→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 ・最初から最後まで登山道はなく、赤テープ・リボン類もありません。 ・1079.3付近に2ヶ所ほど作業用の青テープが巻いてありました。 ・ワカンは行きは尾根取り付きから1187手前まで、帰りは1079.3より下で使用 ・1187手前でアイゼン&ピッケルに変更。帰りはアイゼンのみ1079.3まで使用 ●道の駅みつまた〜1079.3 道の駅みつまた(街道の湯)駐車場から旧道を大島橋方面に進み、 八木沢集落の神社から尾根に取り付きます。 高低差470mほどラッセルすると平坦地に出ます。ここが1079.3。 ●1079.3〜白板山 1079.3から鞍部まで下って送電鉄塔をくぐり登り返すと徐々に尾根が痩せ始め、 標高1090付近からナイフリッジになります。 左右ともに切れ落ちていると同時に、この付近は風の吹き方が複雑なのか 雪庇の張り出し方も複雑で滑落に要注意です。 1160の小ピークとP1187前後は雪壁となっており、 鞍部でアイゼン&ピッケルに変更しましたが、P1187が越えることができませんでした。 直登するとほぼ垂直の雪&薮の壁で登攀用具なしではkomemameがNG、 北側の急斜面のトラバースを狙うと胸〜顔まで埋まってしまい、 時間的にもきびしくなるためここで諦めました。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 街道の湯(600円) |
写真
感想
黒姫山に登った後はボロボロ。
食あたりによる熱が引いたと思ったら、すぐに再び39度以上の熱が出て、
検査では陰性だったものの症状は完全にインフルエンザ。1週間以上苦しみました。
さらに今度はkomemameも先週末から正真正銘のインフルエンザに(うつしてないよ!)。
そんな感じで殺伐とした2週間を過ごしていましたが、
ようやく2人とも体調が戻ってきて山に行くことができそう。
折しも、週末の悪天が続いていて、なかなか行きたくても行けなかった
上越国境周辺に今週末は何とか日差しが見られそうな感じです。
以前より地形図を見ながら日帰りできそうな尾根を探していて
目を付けていた白板山へ行くことにしました。
今年のこのエリアはたくさんの雪が積もっていて、
ラッセルで怠けたカラダにビシッと喝を入れられそうだし…。
取り付きから1079.3まではあまり変化のない尾根を延々と二人でラッセル。
1079.3に着いた時は、「まだここ!」と思わず叫んでしまいました。
でも、うまく言葉にできないんだけど、
このエリアの尾根のもっさりした雰囲気が独特で、
なんだか「戻ってきた」という感覚になるんだよなぁ。
ここから先は尾根が痩せると同時に眺望も得られるようになり、
上越国境稜線や苗場山、眼下に神立のスキー場を見下ろしながら進みました。
尾根はさらに痩せて左右が切れ落ちたナイフリッジとなり、
通過するのに緊張感はありましたが、美しい雪稜が印象的でした。
白板山の手前に2つ鋭峰があり、2つ目の1187の手前で行き詰まります。
単独だったら行けたのですが、komemameが拒否。
病み上がりたてホヤホヤで本調子ではなく気持ちが小さくなってたのでしょう。
ここで引き返すことにしました。
尾根乗り損のくたびれ儲け(←言いたいだけ)でした。
胃腸炎からのインフルで約2週間引きこもり。
寝ているだけでも辛かった。
でも、熱が下がると山の空気が吸いたくなりました。
病み上がりでふらふら、おなかにも足にも
ぜんぜん力が入らなかったけど、
たっぷりの雪を踏めて気持ちが良かった。
ただ、痩せ尾根から先はちょっと弱気になりました。
撤退を決めたところは、雪に埋もれた岩と木で
私にはとても乗り越えられそうにありません。
怖いし、体がふらついて不安定だったし、やたら冷えるし。
danyamaは行こうとしていましたが、
私はさっさと逃げ出しました(笑)。
帰りはらくらく、またまた気持ちよく歩いて帰りました。
山は何よりのクスリ。すっかり元気になりました。
おしまい
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