記録ID: 1370038
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
オセアニア
Cascade Saddle / New Zealand
2018年01月27日(土) 〜
2018年01月29日(月)

体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 19:02
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 2,389m
- 下り
- 2,359m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 8:29
距離 13.3km
登り 1,459m
下り 266m
2日目
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:01
距離 11.7km
登り 473m
下り 1,574m
20:27
3日目
- 山行
- 2:14
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:14
距離 8.9km
登り 45m
下り 130m
2日目のCascade Saddleではざっくり2往復してます。
天候 | 快晴 ※ワナカはこの時期でも平均最高気温が24度ほどの比較的涼しいイメージだったが、旅行中の最高気温は30度超えて、紫外線の強さもあってかなり体力を消耗した。今年は厳しい夏のようだ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
登山口手前が30km以上の未舗装なのが結構堪える。またワナカ-クイーンズタウン間もつづら折りの坂道になっていて神経を使う。 レンタカー以外のアクセス手段として、シャトルバス(クイーンズタウン-ワナカ間、ワナカ-登山口間)もあるので、時間に余裕があるならシャトルバスを利用する方が気楽(要事前予約)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
Cascade Saddle Trackは12月だと雪がまだ残っている可能性があり、アイゼン、ピッケルが必要となる可能性がある。その時期に訪問する場合は、直前のコンディションをDOCで十分に確認した方が良い(また、アイゼン・ピッケルを使用する登山は、一般的な海外保険の適用範囲外になるので、そこも含めて確認が必要)。 アスパイアリング小屋からパイロン(1800m)まで急登。特に森林限界を越えた後は、高度感もあり手も使いながら登り降りする箇所もある。鎖は無いので、岩稜歩きに慣れていることが望ましい。 |
その他周辺情報 | ・ガス缶 →ワナカのアウトドアショップで調達。近くのスーパー(NewWorld)でミネラルウォーターも購入。ガス缶は復路に飛行機を利用するので、最終日にアスパイアリング小屋のフリーフード棚に放出。230g缶で半分も使わなかったので、小型缶にすればよかった。 ・テン場 →Cascade Saddleのテント場はトイレが1基のみで看板等は何も無い(Dart Track側から来た場合にはCascade Saddle 手間の道標にキャンプサイトの記載があったはず)。氷河が源流とおもわれる青白色をした川の側にあり、水は現地調達可能(浄水器は必要)。また周囲を稜線が囲んでいるので、風は穏やか。広いテン場で自然を満喫出来た。 →2泊目のアスパイアリング小屋のテン場代は5ドル。小屋常駐のワーデンさんに支払う。いずれもサンドフライ生息地で日中はハエやサンドフライが襲ってくるし、晴れている中では遮るもものが無いと非常に強い日差しの直撃に晒されるので、バグネット付きのテントじゃないと日中はつらいかもしれない(自分は木陰に逃げた)。 ・レンタカー →クイーンズタウン空港では大手、中小様々選択できけど到着時に営業していて以前にも利用したAVISを利用。日本ではあまり見かけないオーストラリア車だった。坂道でもよく走ってくれたけど疲れた。 <DOC> ・West Matukituki Track http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/otago/places/mount-aspiring-national-park/things-to-do/tracks/west-matukituki-track/ ・Cascade Saddle Route http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/otago/places/mount-aspiring-national-park/things-to-do/tracks/cascade-saddle-route/ <地形図> https://goo.gl/bQZs9g |
装備
個人装備 |
バックパック
スリーピングバック
スリーピングマット
アルミシート
レインウェア
ダウンジャケット
着替え
グローブ
クッカー・コッヘル・カトラリー
ウォーターフィルタ
ウォーターキャリア
緊急セット
携帯電話&携帯用品
サングラス
傘
食料
燃料
その他消耗品
ストック
シェルター
サンダル
|
---|---|
備考 | ・浄水器 Cascade Saddle Campsite には氷河が源流とおもわれる河の側にあるが、現地で水を調達するのには浄水器はあったほうがいい。 ・サンダル Cascade Saddle Campsite前の渡渉は登山靴だと浸水する可能性が高い。 ・日傘&日焼け止め 今年はかなり熱く半裸になってる男性多数。水着姿の女性もいた。 日傘があれば多少楽。日焼け止めは当然必須。 |
感想
Cascade Saddle は谷底まで1000m以上切れ落ちていて、迫力あるダート氷河や美しいアスパイアリング山(3033m)も眺められる場所だけど、同時に北アの高天原のような箱庭的な秘境感もある。前回歩いた時にテント場があることを知り、是非ここで泊まりたいと計画した。
踏破済みのルートなので結果を最小限。
メインとなる2日目は、当初の計画では朝早く起きてサドルまでピストン。2泊目をアスパイアリング小屋より奥にあるリバプールハットに宿泊する計画だったけど、谷間のルートのため朝は日陰となり景色が堪能できないことがわかり、早朝スタートを断念。その後も景色に見ながらの移動は、ペースが上がらずリバプールハット泊は諦め、手前のアスパイアリング小屋のテン場で幕営とし、最終日は登山口への移動のみという結果になった。
今回選んだCascade Saddle Trackは、NZのハイキングの中で一番感動したトラックだったので再訪したんだけど、Cascade Saddleのテント場にあった4幕で眠った人しか見られない景色で、テントから頭を出して天の河を眺めながら眠った一夜は、忘れられない思い出になった。
<Rees Dart Track - Cascade Saddle - French Ridge Track / New Zealand>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1080630.html
※前回の記録。アクセスはシャトルバスを使用。
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