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Yamareco

記録ID: 137063
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳 美濃戸〜硫黄-赤岳-阿弥陀岳-御小屋尾根

2011年09月24日(土) 〜 2011年09月25日(日)
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コースタイム

美濃戸口5:30〜美濃戸口山荘(6:30着6:40発)〜赤岳鉱泉(8:30着朝食9:10発)〜白い砂地の分岐(10:30通過)〜硫黄岳爆裂火口(11:30着11:50発)〜横岳(12:40着昼食13:10発)〜三叉峰13:30通過〜地蔵の頭(14:00着通過)〜行者小屋14:30着泊。
2日目:4:40行者小屋発〜文三郎ルート〜赤岳山頂(6:15着7:10発)〜阿弥陀岳(8:30着8:40発)〜御小屋尾根経由〜不動清水通過(10:00)〜美濃戸口12:30着
天候 文句なしの晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
毎日アルペン号利用。22:30発5000円 5:00美濃戸着 帰りは15:00美濃戸発新宿行き4500円 全席指定。
コース状況/
危険箇所等
初めての八ヶ岳縦走。硫黄〜赤岳〜阿弥陀岳をテント泊で攻めました。
1日目:美濃戸口からは赤岳鉱泉へ向かいます。まずは美濃戸山荘へ車も走れる林道を歩きます。まったく風情もなく途中がんがん車が追い越していきました。どうやら美濃戸山荘付近の山小屋の駐車場に駐車をしようとしている登山者のようです。実際には駐車場は6;00の段階で一杯でした。ここに駐車を考えている人はよほど早くから行かないと入りきれません。仕方なく林道のわずかなスペースに駐車している人が結構いました。美濃戸山荘を通過すると行者小屋方面と赤岳鉱泉方面へ分かれる分岐があります。ここは赤岳鉱泉方面へ進みますが、しばらくは車も通れそうな道が続きます。風情なし!途中沢を渡る辺りからようやく登山道らしくなってきます。しかし登山道もよく整備されているため、迷いはあまり無いです。ただし今回は台風一過のあとで水量も豊富。さらに草の様子を見ると一方向を向いているのでおそらく台風の雨で一時登山道が水の下に入ってしまったと考えられます。この場合迂回路があるようですが、気がつかなかった。不安な場合は美濃戸山荘でよく確認したほうが良いでしょう。ここまでは慣らしハイキングです。赤岳鉱泉を過ぎると一気に高度を上げ始め、苦闘の末、硫黄岳到着です。それでも危険箇所は無かった。爆裂火口とナイスな展望を満喫したら、稜線を歩きます。硫黄岳周辺は比較的なだらかですが、横岳付近になるといよいよクサリの登場です。それでもまだ登りやすいクサリです。1日目は赤岳を前にして、地蔵ルートで一気に行者小屋まで下がります。もったいない!また明日登るのかよ、、、
行者小屋でテント泊です。もうすでにテントが一杯。ようやく場所を見つけてテントを張ります。ペグも打てますが豊富な石でステイをとります。トイレは簡易トイレが数台あるのですが、強烈なアンモニア臭にめまいを覚えるほど、、、仕方ないか、、、それにしても入りたくねー!
翌朝は3:00起き。相当冷え込んだようです点とは霜で真っ白。文三郎ルートでアタック開始。いよいよ山頂近くになるとクサリ場もかなり強烈になり、縦這いする箇所もあった。それでも6:00過ぎに登頂。山頂は以外に狭いので躊躇いましたが、気合でマルタイの棒ラーメンを食べました。その後阿弥陀岳へ向かいます途中中だけを越えて阿弥陀岳へ登るのですがこちらもクサリ場のえぐい箇所がいくつもあった。ザック担いでいない輩が結構いたが中だけ下にザックを置いてピストンしている。どうやら彼らは行者小屋経由で美濃戸に戻るようだ。渡しはこのまま御小屋尾根経由で美濃戸に向かいます。
阿弥陀の山頂で展望を満喫したらいよいよ御小屋尾根ルートです。あまりヤマレコでも紹介されていないルートですが、下り始めてすぐに崩壊箇所が続きます。しかもクサリではなくロープです。これだけでも人には薦められないなと感じました。
不動清水までくるとなだらかで歩きやすいから松林の中を歩きます。ここは感じが良いです。ところで水場の不動清水ですが画像確認ください。一応500ml程キープしましたが、飲む気にはなりません。ところでこの御小屋尾根ですが途中何も標識が無いのが気になりました。ちゃんと標識設置して貰いたいものです。御小屋の最下部には別荘地帯が広がっており、美濃戸口バス停までアスファルトの上を15分くらい歩きました。登山靴には結構きつい。

今回クサリ場連発でしたがいい練習になりました。御小屋尾根ルートはお勧めしません。また人気観光スポットですので30人くらいの年配の方々のツアーが結構あります。
沢沿いの穏やかな登山道を歩きます
2011年09月25日 21:24撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/25 21:24
沢沿いの穏やかな登山道を歩きます
朝日がまぶしい!
2011年09月25日 21:29撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/25 21:29
朝日がまぶしい!
でもちょっと寒いです。
2011年09月25日 21:31撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/25 21:31
でもちょっと寒いです。
硫黄岳から見た赤岳、阿弥陀岳
2011年09月25日 21:35撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/25 21:35
硫黄岳から見た赤岳、阿弥陀岳
これが硫黄岳の爆裂火口。
2011年09月25日 21:51撮影 by  DSLR-A900, SONY
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9/25 21:51
これが硫黄岳の爆裂火口。
左から伸びる稜線を歩いて横岳に向かいます。はじめは緩やかですが、、、
2011年09月25日 21:55撮影 by  DSLR-A900, SONY
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9/25 21:55
左から伸びる稜線を歩いて横岳に向かいます。はじめは緩やかですが、、、
振り返ると硫黄岳が、、この奥が切り立った爆裂火口です
2011年09月25日 22:00撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/25 22:00
振り返ると硫黄岳が、、この奥が切り立った爆裂火口です
赤岳に近づいてきた。
2011年09月25日 22:09撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/25 22:09
赤岳に近づいてきた。
赤岳目前で行者小屋に地蔵ルートで下ります。一気に下るのでかなりの勾配です。
2011年09月26日 07:55撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/26 7:55
赤岳目前で行者小屋に地蔵ルートで下ります。一気に下るのでかなりの勾配です。
翌朝の横岳、硫黄岳の様子。
2011年09月26日 07:34撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/26 7:34
翌朝の横岳、硫黄岳の様子。
これは朝日の権現だけかな?
2011年09月25日 21:10撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/25 21:10
これは朝日の権現だけかな?
赤岳山頂からの朝日と雲海!
2011年09月25日 21:20撮影 by  DSLR-A900, SONY
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9/25 21:20
赤岳山頂からの朝日と雲海!
2011年09月26日 07:39撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/26 7:39
さて阿弥陀山頂からの周辺の展望。どの山が何かわかりますか?
2011年09月26日 20:27撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/26 20:27
さて阿弥陀山頂からの周辺の展望。どの山が何かわかりますか?
槍がひょっこり見えますね
2011年09月26日 20:29撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/26 20:29
槍がひょっこり見えますね
北、中央、南アルプスが一望できます。
2011年09月26日 20:30撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/26 20:30
北、中央、南アルプスが一望できます。
2011年09月26日 20:31撮影 by  DSLR-A900, SONY
9/26 20:31
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