十勝岳強風敗退→前十勝BC
- GPS
- 06:25
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 1,246m
コースタイム
天候 | 快晴なるも爆風のためグラウンド火口には立ち入れず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
グラウンド火口までのログ、低温のためか迷走してます。 |
写真
感想
快晴微風の予報が十勝岳連峰にも黒岳にも。どっちにしようか迷ったが十勝岳を選択し、白銀荘宿泊予約を土曜から金曜に変更した。
金曜日、予報通りの快晴である。テンション上がる。もう前十勝に人影が見える。ん〜噴煙が十勝岳の方向に真横に棚引いているのが気になった。ラウンド火口手前までは良かった。そこからは持続的な爆風のため断念せざるを得なかった。てんくらもtenki.jpもうそつきだ。
爆風の中、物を飛ばされないよう慌てず急いで正確に滑走準備を行った。避難小屋上部の斜面は良い雪だったがすでにギタギタである。物足りない。なんといってもこの日は初の白銀荘泊まりである。早く帰り過ぎたら時間を持て余す。のんびりゆっくりでいいのだ。(ついでに言わせてもらえば、クタクタでも3時間強運転して帯広に帰らなくていいのだ。入浴後ビールを飲んでいいのだ。)
面ツル斜面を求めて前十勝に転進した。思えば1人で前十勝に行くのは初めてである。どこにどんな斜面があるのか、岩ガリのリスクの小さい斜面はどこなのか全く分からないが、なんってったって白銀荘がそこに見えてんだからどうってことはないさ。探検してみよう。
前十勝一本目はちょっとクラスト気味の雪質。やっと昼時となったので下界を眺めながらお茶漬けとコーヒーをいただく。どこの斜面もこんな感じかも、いったん白銀荘に戻って三段山でツリーランにしたほうがいいかな?と考え、トラバースして別の斜面を滑走。そこが予想以上にいい雪質で、結局その斜面をもう一回登り返す。時間的にもチェックインに程よい時刻となり、スノーブリッジも勢いをつけて下り、上まで滑り上がることができ(これが1番うれしかったかも、「おりゃー」と声が出ました笑)、敗退山行ではあったものの満足できる山行となった。
白銀荘の感想:オーストラリア人、スペイン人、フランス人、韓国人、日本人。なんという多国籍。特に炊事場で外国人の人々が土鍋で鍋料理を作っていたのには驚きました。寝床は、人生最強の煎餅布団で、次回があるとすればmy エアマット+エアピローが必要ですね。結構暑いのでモバイルバッテリー+USB卓上扇風機があったほうがいいかも。鍵のかかるロッカーは無いので貴重品は常時携帯です。その他の乾燥中の山道具については山仲間を信じるしかないですね。
土曜日朝、さて今日はどこの山へ?と思案していたら、妻が頭痛と熱で寝込む、という情報が入ってきたので、病める時も健やかなる時もと誓った者としては、狩勝山にも日勝ピークにも立ち寄らず、スーパーで買い物をして帰宅し、土曜+日曜用のハヤシライスを大量に作ったのでありました。
ついでに1/27の八甲田の感想
やっと気づきましたが、八甲田ロープウェイに集まるパウダー中毒者はちょっと人種が違うんじゃないかと。どんな暴風雪でもロープウェイが動く限りは上に上がり、視界が全く無くても滑る。下半分は視界があったけど、いったい何が楽しいんじゃ?1000円以上も払う価値があるのか、と私は一本で止めました。でも急斜面だったら細板でも深雪をリズミカルに滑れそうな予感がしてきました。2/10は晴れ予報。
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