記録ID: 1372446
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳(地蔵尾根で雪崩に遭遇)
2018年02月02日(金) 〜
2018年02月03日(土)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:19
- 距離
- 16.7km
- 上り
- 1,239m
- 下り
- 1,271m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:22
天候 | 1日目 雪のち曇り 2日目 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪でふかふかな雪質 |
その他周辺情報 | 延命の湯 http://www.spatio.jp/hotspring/ |
写真
感想
今回は行者小屋テント泊で、地蔵尾根、文三郎尾根経由で赤岳に登る予定でした。しかし、地蔵尾根でまさかの雪崩に遭遇しました。
原因は現在分析中ですが、雪崩遭遇時の状況は、以下の通りです。
発生地点はGPSで引き返している地点です。発生直前に偶然にも写真を残していました。この辺りからトレースが消え、積雪が急に増してきました。膝ラッセルから腰ラッセルくらいになり、あと少しでピークを超えそうなときに、突然、ゴォーと音がし、そのまま、流されてしまいました。流されている時は、死ぬかもと思いつつ、ここでは死ねないと思い、無意識的にもがいたように思います。運良く埋没せず、また途中で止まってくれました。しかし、起き上がったところで、ほっとしたのか、さらに滑っていきましたが、なんとかピッケルで制動しました💦
今回は人為的な面もあるかもしれませんが、あらためて、自然と向き合うことの難しさを感じます。草津白根山の噴火もそうですが、予測が不可能と言わざるを得ないこともあります。
今回は雪崩に遭遇しつつも、生かしてもらったことに感謝し、今後に活かしていきたいと思います。いろいろ勉強させてもらいました🙂
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コメント
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
始めまして。お疲れ様でした。
雪崩に巻き込まれて大変でしたね。ご無事でなによりです。
来月始めに天狗岳へ行く予定です。私も気を引き締めます!
Cubej1さん、はじめまして(^^)
ありがとうございます。本当に無傷でなによりだったと思います。
調べてみたところ、天狗岳でも雪崩事故が発生しているみたいなので、くれぐれも注意してくださいね❗
satoshi80さん、こんばんは。
雪崩に遭遇されたとのこと、ご無事で何よりでした。
軌跡を見ると、地蔵尾根の稜線に向かう急坂にさしかかったあたりのようですね。私も今日は高水三山を歩きましたが、とても水分を多く含んだ雪だなーと感じてました。重い雪が自重に耐えきれず急斜面を滑ったのでしょうか?
雪崩の判断は本当に難しいです。私も、危なそうたけど突破してしまえと突っ込むことがよくありますが、運が良かっただけなのかもしれませんね。お互い気をつけたいものです。
yama-hisaさん、こんにちは。
ありがとうございます🙂
まさか、自分が雪崩に遭遇するなんて、思ってもみませんでした。谷川岳とか雪崩多発地帯でも遭遇したことがなかったので、完全に油断していました💧
八ヶ岳の雪はサラサラのパウダースノーでした。発生時は砂山が崩れていくような感覚だったと思います。パウダースノーが堆積していて、人間の行動も誘因となって、いっきに崩れたのかなー、と思っています💦
雪崩はいろいろな要因が重なり合って発生するので、本当に予測は難しいですねー、今回現場で回避できたか、そもそも計画そのものを回避すべきだったか、分析中です。
yama- hisaさんも、いろいろと雪山に行かれるようなので、気をつけてください😊
初めまして。satoshi80さん。
行者小屋で偶然となりのテントだったものです。
雪崩があったとの話を聞きましたが、昨日かと思ったら、今朝の事だったのですね。
自分も同じ日程で入山してまして、前日の2/2に地蔵尾根ー赤岳ー文三郎道の同じルートを通っておりました。
雪崩のあった所はヤバそうなルンゼのトラバースだなあと思いつつも、膝上ラッセルで済んだのでそのまま通過していました。
ですが、写真を見ると明らかに前日より手すりが埋まっており、夜のうちに風でかなり吹き溜まっていた様子ですね。
まずはとにかく助かって何よりでした。
少し違ったら自分が遇って死んでたかもですね。ホントに・・・
自分もまた雪崩の勉強を一通りし直して、気を付けたいと思います。
yukimarusanさん、はじめまして(^^)
ありがとうございます。しかもテントが隣だったのですね❗
ご指摘のように、吹き溜まりができて雪が堆積していたように思います。前日はテント場でもさほど雪が降っていなかったので、風で堆積した可能性が高そうです。
さっそく家に戻ってから雪崩の文献を読んでいますが、雪崩発生後の現場の状況からすると(切断面などは現認できず)、点発生乾雪表層雪崩と分析してます。ただ、雪崩発生を後続のパーティーの方が目撃されているので、今後の分析のためにも、雪崩れた時の状況を詳しく聞いておけばよかったです💦
yukimarusanさんも、今後の山行にはくれぐれも気をつけてください❗
ご無事で何よりでしたね。私は知らずに、その後登りました。トレース薄く、雪もゆるかったので、森林限界越えた辺りのトラバースで、雪崩あったら嫌だな〜と怖々登ってました。本当にあったとは、やっぱり雪山登山は危険なんだと再認識しました。
uenobuさん、はじめまして(^^)
地蔵屋根登られたのですね。地蔵屋根下山中は雪崩があったことを伝えるようにしていましたが、すれ違いになってしまったようですね💦でも二次災害とかなくてなによりでした。さらに赤岳まで行けてよかったです❗
今回のことで、雪山に慣れてくると逆に怖いなと思いました。何もないことが続くと大丈夫だというバイアスが入り、油断につながっていくように思います。
uenobuさんもこれからの登山、油断せずに楽しんでください❗
satoshi80さん、こんにちわ!
地蔵尾根の途中で雪崩 とは、びっくりされたでしょうね。
御無事で何より良かったです。
私も雪崩には気を付けていますが小さな表層雪崩程度しか実際に見たことはありません。ビーコン、スコップ、は持参で雪山に行きますが、実際に大きな雪崩に巻き込まれたらと想像すると怖いです。特に一人の時は雪の状態を確認しつつ尾根筋を登るとか、早朝出発、午前中までに行動するとかは考えていますが
雪の状況によってはいつ起こるかわかりませんね。
雪崩についてもう一度考えてみようと思います。
豪華な夕食 ステーキがとても美味しそうです
野菜も〜 コーヒーも〜 レベルアップしてますね
これからも安全に充実した冬山登山ができるように頑張りましょうね
shizukさん、こんにちは🙂
ありがとうございます😢
雪崩については常々意識しているつもりでも、実際に遭遇すると、まさか自分が遭うとは思わなかったという感覚です。雪崩に流されて、転落していくような感覚は忘れられないです。雪山二年生に過ぎないのに、幸か不幸か、すごい経験をしてしまいました💦
自分も再度雪崩ついて勉強をしなおしています。そうですよね、ビーコンを持参すべきですよね😅これを機会に、冬山装備も再度検討してみます。
またいろいろと教えてください🙇
テント泊で少し余裕ができてきたので、今回は食事に少し凝ってみました😅野菜は家で切ってあとは焼くだけでしたけど…
コーヒーは前からの唯一のこだわりでして、毎回、ゴリゴリと新鮮な豆を挽いてます☕厳冬期の朝の暖かいコーヒーは最高ですー
そうですねー、お互い安全第一の登山で頑張っていきましょう😊
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