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記録ID: 139185
全員に公開
雪山ハイキング
栗駒・早池峰

紅葉見物が冬山準備訓練に! 早池峰山

2011年10月03日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:00
距離
7.0km
登り
860m
下り
864m

コースタイム

自宅5:25-東京駅6:28-8:56盛岡駅9:20-10:30河原坊駐車場
河原坊駐車場10:50-12:45早池峰山頂上13:05-13:30五合目-14:20小田越-14:50河原坊駐車場
河原坊駐車場15:00-17:10盛岡駅
天候 雨後雪(霰)後曇
コメガモリ沢から吹き上げる風が強い
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
・この時期バス便は無い。
・紫波江繋線はカーブが多く、単車線だが良く整備されている。
・河原坊の駐車場は40台前後駐車可。
・河原坊には水洗トイレ、休憩所等有り。
コース状況/
危険箇所等
・蛇紋岩で構成されるこの山の岩は、非常に滑りやすい。(特に雨や雪が付くと、一寸したことで直ぐに滑る)
・河原坊からのルートは、コメガモリ沢を直登するため、基本的に岩の上を歩くことになる。
・又、上部には何カ所か鎖場がある。
・雪のある時期に、コメガモリ沢を直登するのは非常に滑りやすく、傾斜もきついので滑落すると相当の怪我をする。有る程度雪の量が増えるか、少し凍る等でアイゼンが使える様になってからの方が安全と思われる。(特に下りに使用する場合)
・コメガモリ沢を4回渡渉する場所には、サポート用のロープが張ってある。

・河原坊から30分も登ると水場が有る。(表示等はないが、頂上に向かって沢左側の崖から出ている)
河原坊登山口
山は何も見えない
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
河原坊登山口
山は何も見えない
名残の花
ミヤマトリカブトかな
(コメガモリ沢下部で)
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
名残の花
ミヤマトリカブトかな
(コメガモリ沢下部で)
渡渉(2回目)
雨が霰に変わった
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
渡渉(2回目)
雨が霰に変わった
滑りやすい岩場の連続
2011年10月05日 10:16撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:16
滑りやすい岩場の連続
水場
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
水場
そろそろ霰が溜まり始めた
2011年10月05日 10:16撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:16
そろそろ霰が溜まり始めた
健気なナンブトラノオ
(河原坊4合目付近)
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
10/5 10:19
健気なナンブトラノオ
(河原坊4合目付近)
つるつる
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
つるつる
大分雪が多くなってきた
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
大分雪が多くなってきた
登山道左右のロープがルート選択を助けてくれる
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
登山道左右のロープがルート選択を助けてくれる
鎖も雪の下になり凍っている
ロープも凍って居て使えない
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
10/5 10:19
鎖も雪の下になり凍っている
ロープも凍って居て使えない
早池峰山頂上
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
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早池峰山頂上
内部は良く整備された頂上避難小屋
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
内部は良く整備された頂上避難小屋
小田越ルートも結構積もっている
2011年10月05日 10:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:19
小田越ルートも結構積もっている
霧氷
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
10/5 10:20
霧氷
凍った上に雪が乗り滑りやすい
2011年10月05日 10:16撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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10/5 10:16
凍った上に雪が乗り滑りやすい
五合目まで下ると雪も殆ど無くなる
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
五合目まで下ると雪も殆ど無くなる
凍ったイワカガミ
可哀想
(小田越5合目)
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
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凍ったイワカガミ
可哀想
(小田越5合目)
少しガスが消えてきた
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
少しガスが消えてきた
ナンブトラノオ?
(小田越4合目付近)
2011年10月05日 10:16撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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ナンブトラノオ?
(小田越4合目付近)
紅葉が綺麗
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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紅葉が綺麗
薬師岳も見えた
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
薬師岳も見えた
紅葉
(河原坊方面を見る)
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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紅葉
(河原坊方面を見る)
紅葉
(登山道を振り返る)
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
紅葉
(登山道を振り返る)
小田越登山口まで下った
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
小田越登山口まで下った
小田越に有った熊注意
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
小田越に有った熊注意
五合目以上は依然として雲の中
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
五合目以上は依然として雲の中
河原坊に戻ってきた
登山開始時よりは少し雲が上がった
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
河原坊に戻ってきた
登山開始時よりは少し雲が上がった
河原坊駐車場
3台だけになっていた
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
河原坊駐車場
3台だけになっていた
名残のミヤマカタバミ
(河原坊登山口)
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
名残のミヤマカタバミ
(河原坊登山口)
ノコンノギク
(河原坊登山口)
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10/5 10:20
ノコンノギク
(河原坊登山口)
さようなら早池峰山
(翌4日、新幹線より)
2011年10月05日 10:20撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
10/5 10:20
さようなら早池峰山
(翌4日、新幹線より)
撮影機器:

感想

東北大震災支援で、宿泊補助が出ると言う事で、今年6,7座目の東北の百名山に出かけた。(夜行バスよりもJRのクーポンの方が安そうなので、購入したら、一人追加等色々有り、余りお得感は無くなった)

・盛岡に一番早く着く新幹線で出発。
・車中は秋晴れの景色を楽しんでいたが、盛岡近くなったら、どうも早池峰山方向、岩手山共には天気が悪そう。

・レンタカーを借りて出発。途中から雨になるが、強い降りには成らない。
・山道(紫波江繋線)に入り、沢山の”○○滝”の看板が有るが、無視して登山口へ直行。
・走行距離;52km(盛岡駅-河原坊)
・駐車場は斜面を利用した立体的な物で、40台前後は止められそう。

・早めの昼食で、お握りを食て出発。
・幸い雨は止んでいるが、雲のため河原坊登山口からは、山が全然見えない。
・登山口に入ると直ぐにコメガモリ沢の渡渉になる。しかし水量は少なく、石伝いに渡れる。短い間に4回渡渉点がある。最初を除き、ロープが張ってあるが使う必要は無い。
・2回目の渡渉直後から、パラパラ音を立てて小さな霰が降って来始めた。
・同時に沢を強風が吹き上がってくる様になった。
・30分程登り、沢に水が無くなった頃に水場が有り、水の補給をする。(結局山中では、殆ど水は飲まずに、ホテル迄持ち帰ることになった。)
・それにしても、大きな石がゴロゴロする沢を直登するのは非常に疲れる。それと、ここの石は蛇紋岩で、表面がつるつるで角が無く、滑りやすい。
・霰は段々強くなり、50分位登ったところでは、白く溜まり始めており、更に登るに従って真っ白に積もっている。
・只でさえ岩だらけで、ルート選択が必要な所に白く雪が積もり、白いルート表示が判らない。しかし、登山道の両側にロープが張られて居るのでルートをはずれることはない。このロープの外に出ないようにしながら、極力直登する。
・中間点を少し過ぎると傾斜も急になり、雪の上で滑ったら相当の怪我になることは間違いない。途中の鎖場の鎖も雪の下で、引っ張り出そうとしても凍っている。ロープも凍って居て、固くて使えない。この状態では、今日はこのルートでの下山は相当の危険が伴いそうだ。
・紅葉見物に来たつもりであったが、これでは冬山の準備トレーニングだ。
・天候が悪いので、少しでも山中の時間を減らすために、登山口から休まずに登る。
・未だ山頂迄有りそうと思っていたら、突然山頂に到着。山頂の大岩が未だ続く登山道に見えていたのだ。
・「山と高原地図」のコースタイムの設定が間違っているのでは無かろうか?(条件の悪い中、45%程の時間短縮になった事になるが・・・?)
・今年6座目の東北地方百名山も、またもや視界無し。
・山頂にいた若い男女パーティに、証拠写真のシャターを押してもらう。(ズット不調だったGPSが山頂ではほぼ正確な1922mを表示)
・綺麗に整備された、山頂避難小屋で少し休む。
・自分より一歳先輩の地元の71歳の男性に、地元産リングをご馳走になり、早めに下山を開始する。3名の方はもう少し休んでから出発するとの事。

・下山は当初予定通り、小田越ルートにする。
・幸い風も収まり、降雪も止んでくれた。
・小田越側は低灌木等が有る為か、積雪量は少し多い感じがする。
・しかし、露岩帯に出て五合目の、御金蔵の岩を過ぎる頃から積雪はほとんど無くなり、少しずつガスも無くなり始めた。
・所々綺麗に紅葉した木々が見えるようになると、小田越の小屋の屋根が見えるようになった。
・向かいの薬師岳の全容が見えると少しで、灌木帯の中に入る。
・小田越から振り仰いでも、依然として5合目から上は雲の中。

・時間に余裕が有れば、薬師岳を往復したいところだが、途中で巨木も見たいので、そのまま河原坊に下る。
・登山口には自分の車を入れて、3台しか残っていない。
・早池峰総合休憩所の中の展示を見ようと思ったが、靴を脱がなければ成らないので止めて帰途につく。
・行きに目をつけていた、大ケ生(おおがゆう)地区に寄り道して、国天然記念物のシダレカツラ等の巨木を見る。

予想外の天気になったが、冬山のトレーニングになったし、紅葉も少し見ることが出来た。山頂からの眺望や、山全体を見ることは出来なかったが、良しとするか!

明日の岩手山は天気が良いことを・・・

・本日の歩数;20,900歩
・走行距離;68km(河原坊-盛岡駅)

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体力レベル
3/5

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