安達太良山(74)
- GPS
- 04:48
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 778m
- 下り
- 776m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:47
日帰り 山行 4時間16分 休憩 31分 合計 4時間47分
S 奥岳登山口07:46→08:38八の字→08:59勢至平分岐→09:19金明水→09:29くろがね小屋09:42→10:16峰の辻→11:00安達太良山11:15→11:26仙女平分岐11:27→11:59あだたら山ロープウェイ 山頂駅12:01→12:04薬師岳→12:33奥岳登山口12:33 G
天候 | 晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
入山口からくろがね小屋までは、アイゼン必要無し。 頂上までもキックステップで良いくらいの固さでしたが、スピード重視でアイゼン装着。 ピカピカのアイスバーンはありませんでした。 風が強く、稜線に出ると煽られました。 コースとしては特に難しいところはありませんでした。 |
写真
感想
今年の冬山は最後のチャンスと思い、安達太良山に行ってきました。
数日前から天気予報を確認し、少し風が強い様でしたが、決行しました。
結果的に、とても満足できる山旅となりました。
東京を朝3時半に出発して、麓まで3時間半掛かりました。
途中で霧だったり、雲が掛かったり、ドキドキしながら車を走らせました。
郡山を過ぎる頃から空が晴れて、左手に雪山が見え始めました。
初めて見る安達太良山でした。裾野の広い美しい山でした。
スキー場の駐車場で装備を整え出発しました。
ゲレンデの右脇から登山道に入ります。
最初はカラマツ林の中の雪道です。
麓ですが、積雪量は多い感じでした。
直登コースと分かれて右手に行くと、斜面が現れます。
ブナ林が終わるとダケカンバが現れ、勢至平の脇に到着します。
ここまで登ってくると、阿武隈山地と郡山盆地が見えてきます。
ここからの安達太良山の稜線が見えてきます。
右手は、鉄山の崖が圧倒的です。
勢至平を右に回り込む様にトラバースしていくとくろがね小屋に到着します。
小屋の軒先で休憩させてもらいました。
天気が良く日差しが眩しい。
ここからアイゼンを装着して、左手の斜面を登ります。
クラストしていてサクサクとアイゼンの刃先が刺さります。
斜面を登って尾根に出ると、安達太良山が見えてきます。
雪面がアイスバーンのように融けて固まっていて輝いていました。
一度谷筋に下りて登り直すと峰の辻です。
途中から風が強くなり、体があおられる感じでした。
主稜を越えてくる西風が吹き下ろしてきます。
牛首から行くか直登ルートにするか迷いましたが、
早く西側の景色を見たいと思って牛首ルートを行きました。
風が強く、主稜直前に、ストックからピッケルに交換。
万一吹き飛ばされた時に備えました。
学生以来でしょうか、耐風姿勢を取りました。
稜線からは西側に磐梯山、北側に吾妻山。
遠く北東側に蔵王山が見えました。
稜線からは乳首が白く見えました。
西風に吹き飛ばされそうになりがら、東側の分岐点に到着。
荷物をデポして、頂上に向かいます。
安山岩でしょうか?少し白っぽい火山岩が積み重なっています。
運良く頂上に人がいたので、写真を撮ってもらいました。
単独行だと写真がめんどくさい。
頂上からは、南側に那須岳、南西に会津山塊でしょうか?山並みが続いています。
西側には沼の池を挟んで、磐梯山のトンガリが。
北西側には桧原湖でしょうか、湖が見えました。
北側には馬蹄形の吾妻山山塊がどっしりとしていました。
東側には阿武隈山地が盆地を挟んで南北に連なっています。
今回福島の山に登るのは初めてなので、位置関係が新鮮でした。
東北の山は良い山が多いと改めて思いました。
中部山岳地帯も良いのですが、穏やかで、凛としています
下りは尻パッドで超速で滑り降ります。気持ちイイ。
トレースを壊さないように、外して滑りおります。
分岐までは殆ど滑り降りました。
ゴンドラ乗り場からの斜面も滑りました。
最後スキー場の部分も滑り降りました。
最後まで滑ろうとゲレンデの端を歩いていたら怒られましたが。
でもここから登山口まではわずかでした。
振り返ると真っ白い山が青空に浮かんでいました。
今回も安全に戻ることができました。
とても素敵な山でした。
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