権現岳ピストン 前日のモヤモヤを晴らす大展望


- GPS
- 06:38
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,414m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:37
天候 | 晴れ 風は稜線上で5〜10m/s程度 気温は稜線上でも2、3度 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・午前3時くらいに到着で先着3台 ・5時には残り1、2台の空き。 ・周辺道路に凍結はなかったけど、八ヶ岳高原ラインの清里方面に、倒木が片側車線を塞いでいるところがあった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
最初から最後まで積雪。トレースは終始あり、良く締まっていて、踏み抜くことはなかった。 スタートから3.5km程度は落葉樹林のダラダラとした緩斜面。標高1900m程度から本格的な登りに。 標高2000mを超えると、前三ツ頭まで標高差300mの急登が続く。 前三ツ頭から距離で数百メートル緩斜面を行くと再び急登。これを登り切ると三ツ頭。森林限界。 森林限界から上も雪は締まっていてアイゼンは良くきいた。 三ツ頭から標高差で数十メートル下り、いったん再度樹林帯に。ここが平坦で幕営適地。 ここからの登り返しはせいぜい標高差200m弱。灌木帯→岩稜帯。 山頂直下の南側斜面のトラバース距離10〜20mくらいが核心部。今回は踏み跡あり問題なかった。高所感もそれほどではない。ただ、この日のような高温だと雪崩やしないか怖い…。 キレット方面へのトレースは、うっすらと確認できた。 編笠山へのルート上には、この日に付けられたトレースがあった。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:グレゴリー バルトロ65
チェストバッグ:パーゴワークス スイングL
ポーチ:グレゴリー クイックポケットS
シューズ:スカルパ モンブランGTX
ハードシェル:ホグロフス ロック スピリット ジャケット
アンダーウェア:ファイントラック スキンメッシュT
ベースレイヤー:アイベックス ウーリーズ150クルー
ミドルレイヤー:パタゴニア キャプリーン サーマルウェイト(不使用)
インサレーション:ノースフェイス ハイブリッドアルファベスト
パンツ:ノースフェイス バーブパンツ
タイツ:モンベル ジオラインMW
アウターパンツ:ファイントラック エバーブレスフォトンパンツ(不使用)
ウィンターグローブ:ブラックダイヤモンド ソロイスト ロブスター(不使用)
グローブ:モンベル ウィンドストッパートレッキンググローブ
グローブ:マッキンリー インナーグローブ
靴下:ファイントラック スキンメッシュ
靴下:スマートウール マウンテニアリング
バラクラバ:ファイントラック メリノスピン(不使用)
帽子:ブラックダイヤモンド ビーニー
ゲイター:アウトドアリサーチ クロコゲイター
アイゼン:ペツル バサック
チェーンスパイク
ピッケル:ブラックダイヤモンド ベノムアッズ
ストック:ブラックダイヤモンド トレイル
ヘッドランプ:ブラックダイヤモンド スポット
サングラス
テルモス
地図(地形図)
コンパス
笛
ファーストエイドキット
保険証
ナイフ
ティッシュ
日焼け止め
リップクリーム
カメラ
時計:スント トラバースアルファ
スマホ
|
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備考 | スポドリ500ml×3 柿ピー、フルグラ、麦チョコミックス ブラックサンダーボルト |
感想
前日に鳳凰三山を敗退したモヤモヤを晴らすべく、今シーズンの必須課題としていた権現岳ピストンを急きょ敢行。
前日の鳳凰三山→
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1394350.html
前日が数か月振りのテント装備によるラッセル込みの10時間行動だったので、体力的に若干の不安はありましたが、トレースは期待できたし、軽い荷物で行けるので、まあ大丈夫だろうと。
韮崎の道の駅で2時くらいまで仮眠を取った後、天女山駐車場に移動し、ダラダラ準備。気温が高く、昼間は雪がかなり緩みそうだったので5時過ぎに早々とスタート。
前日に夕方まで行動していたこともあって体は重く、遅々として進まず、特に前三ツ頭から三ツ頭まではホトホト嫌になりました…。
しかし、三ツ頭からの南八ヶ岳の眺望を目の当たりにするとそんな疲れも吹っ飛び、最後の急登も登り切ることができました。
稜線上はさすがに風も程々に吹いていましたが、そこまで寒くもなく、ベースレイヤーとハードシェルのみで行動できました。グローブも結局スリーシーズン用で済みました。
いずれやろうと思っている冬季キレット縦走の視察も兼ねていたので縦走路分岐の方も見てきました。雪はそれほど多くなく、技術的・体力的にもまあ行けそうかなという感じでした。あとは気持ちの問題ですが、やはり、まずは残雪期にでもお試しで日帰り縦走をやってみた方が良いかなといったところです。
登りは4時間半かかりましたが、下山は滑るように下りることができ、2時間で下山。
樹林帯は暑く、最終的には10度超という…。ハードシェルも脱いでべースレイヤーのみで行動。時間がまだ午前中だったので雪がシャバシャバにはならなかったものの、雪ダンゴはそれなりに付きました。
雪山は、下山が速くて済むのが良いです。
前日のモヤモヤをひとまず晴らすことができましたが、結局テン泊はできていません…。3月中にもう一回、鳳凰三山のリベンジなり、テン泊の山行計画を練りたいと思います。
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