記録ID: 1400178
全員に公開
アルパインクライミング
谷川・武尊
日程 | 2018年03月10日(土) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 小雪→曇り→晴れ&少し雲(終日冷たい風でした。) |
アクセス |
利用交通機関
車は谷川ベースプラザ(谷川岳ロープウェイ土合口駅)に止めました。
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 14時間7分
- 休憩
- 1時間39分
- 合計
- 15時間46分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
CTはヤマパンの移動時間です(リードとフォローで多少時間が異なります。)
コース状況/ 危険箇所等 | ▶谷川岳東尾根は冬季バリエーションルートで気軽には登れません! ▶群馬県谷川岳遭難防止条例により危険地区内を登山する方は登山届け又は登山計画書の提出が必要になります。 (一般登山者は登山しようとする日の10日前までに、山岳会所属の登山者は登山しようとする日までに谷川岳登山指導センターへ提出。) https://www.police.pref.gunma.jp/seianbu/02tiiki/tozan-todoke_no.2.html ▶天気、風、雪の質や量などで難易度は変わると思います。 自己責任で事故のないよう登りましょう。 ▶3/10現在の雪の状態 ★一ノ倉沢 ・一ノ倉尾根の東斜面の雪は大方雪崩れている感じでした。 ・3/4と比べるとデブリが増えてました。 ★一ノ沢 ・デブリの雪は固く締まっていてアイゼンがバッチリ効きます。 ・デブリ以外のところは根雪の上にそこそこ締まってる雪が10〜15cm程度積もってました。 ★左方ルンゼ ・F4上部〜F5基部の雪田はそこそこ締まってる雪が10〜15cm程度積もってました。F5上部からのチリ雪崩のせいでしばらくするとトレースは消えてなくなる感じでした。 ・F5上部もそこそこ締まってる雪が10〜15cm程度積もっていて、傾斜のせいか常にF5のノドにはチリ雪崩が降ってました。 |
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過去天気図(気象庁) |
2018年03月の天気図 [pdf] |
装備
共同装備 | ダブルロープ(60m)×2 アイススクリュー×12 アルパイン用クイックドロー×7 クイックドロー×4 ハーケン×2 アングルハーケン×1 イボイノシシ×1 アブミ×1 スノーバー×2 デッドマン×1 ビバークセット(ツエルト×1・ ガスヘッド×1・ ガス×1・ コッヘル×1式) トランシーバー×1セット ファーストエイドキッド×1式 |
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写真
感想/記録
by yama_pound
今回は所属山岳会の後輩Iくんと一ノ沢右壁左方ルンゼに行ってきました!
先週の東尾根で谷川の雪の状態と左方ルンゼの氷の状態を偵察、月曜日から毎日天気予報をにらめっこ、雪崩についていろいろ調べ、ルートについて簡単に調べ、日が経つにつれ徐々に緊張感が高まっていきました。
アタック前日のみなかみの天気の雨に『んーー?どうしたものか・・・』
雨の日の翌日の土曜日よりも曇り晴れ天気予報の1日を置いた日曜日のほうが雪崩のリスクは少なくアタック条件は良さそうだと思いましたが、経験の浅い私たちが現場も見ずに情報だけであれこれ言っててもしゃーないので何事も勉強ということでとりあえず現場に行ってみて判断することにしました!!(ダメそうなら即撤退して日曜に再アタックするということも視野にいれてました。)
今冬シーズンのがんばりどころだぞー
Climbing‼
ヾ響
・金曜の夜には雨が止む予報だったのに土曜日の朝方は小雪が降ってました。。
一ノ倉沢までの林道は先行者がいないみたいでノートレース、気温が下がってくれたのは好都合でしたがあまり雪に降られてるのも嫌かな(-_-;)
・一ノ倉沢の先週とのデブリの違いや雪の状態、一ノ沢の先週とのデブリの違いや雪の状態を見てみて気にしていた金曜日の雨より前の今週初めから中頃までにある程度雪崩があったと考え今の状況なら雪崩のリスクは少ないと判断して予定通りアタックすることにしました。
・先頭で左方ルンゼに取付けたので渋滞がなく良かったです♫
(この日左方ルンゼに取付いたPTは私たちと後続の2人PTのみでした。)
・左方ルンゼは日陰で終日風が吹いていたので寒かったです(-_-)
・F1〜F4の氷は柔らかくてプロテクションが効いてないような感じのところも・・・
そんな状況なので傾斜が緩いところを攻めて絶対落ちないよう登りました。
・F5の基部の左の壁に古びた残置ハーケン1枚にアングルハーケン1枚付け足し(フォローが回収しました。)ヤマパンがビレイ、中間支点はアイススクリューで3個所取ってましたがプロテクションは効いているかどうかわからない感じ・・、ベルグラでしたがチョックストーンの上の氷は締まっていてアックスが決まってくれたので良かったです。
核心のピッチはIくんが『とりあえず登ってみてダメそうなら交代でお願いしまーす。』と言い残してリード、見事ノーテンで突破しました!!
(ダメそうならアブミ使って登るつもりだったみたいですがアブミ掛けるプロテクションが無かったので普通に登ったようですw)
フォローで気を抜いてた私はサクサク行きすぎて1フォール・・・修行が足りませぬ(-_-;)
・『F5上部は左から』と変な情報をインプットしてしまっていて悪い草付き〜リッジを登り失敗しました(-_-;)
2ピッチ登ったところでIくんが右下の雪壁にトレースを見つけ一・二ノ沢中間稜へ抜けるのはこのリッジではなく右下の雪壁からだと気付き懸垂下降するも時間切れで稜線へは抜けませんでした。
・思いのほか時間がかかりすぎて(初見ルートだったこと、判然としない終了点ばかりで良い灌木探しやリス探しに手間取ったこと、F5上部〜稜線へのルートミス)今回は左方ルンゼのみの登攀になりましたが、また機会があれば今度はしっかり一・二ノ沢中間稜〜東尾根を継続登攀して谷川岳へと抜けたいです!
・気にしていた雪崩がなくて良かったです♫
(多少のチリ雪崩はありましたが想定内です。。)
・7回の懸垂下降で左方ルンゼ基部まで下りてきてあとは名残惜しそうにゆっくり下るIくんのペースにあわせて一ノ沢を下って行きました。。
・『次回(来シーズン)は3スラですね!!』と嬉しそうに言うIくんに引き気味で『そだねー』と返事をしながら車を運転して帰路につきました。。
反省
・特にありません。
先週の東尾根で谷川の雪の状態と左方ルンゼの氷の状態を偵察、月曜日から毎日天気予報をにらめっこ、雪崩についていろいろ調べ、ルートについて簡単に調べ、日が経つにつれ徐々に緊張感が高まっていきました。
アタック前日のみなかみの天気の雨に『んーー?どうしたものか・・・』
雨の日の翌日の土曜日よりも曇り晴れ天気予報の1日を置いた日曜日のほうが雪崩のリスクは少なくアタック条件は良さそうだと思いましたが、経験の浅い私たちが現場も見ずに情報だけであれこれ言っててもしゃーないので何事も勉強ということでとりあえず現場に行ってみて判断することにしました!!(ダメそうなら即撤退して日曜に再アタックするということも視野にいれてました。)
今冬シーズンのがんばりどころだぞー
Climbing‼
ヾ響
・金曜の夜には雨が止む予報だったのに土曜日の朝方は小雪が降ってました。。
一ノ倉沢までの林道は先行者がいないみたいでノートレース、気温が下がってくれたのは好都合でしたがあまり雪に降られてるのも嫌かな(-_-;)
・一ノ倉沢の先週とのデブリの違いや雪の状態、一ノ沢の先週とのデブリの違いや雪の状態を見てみて気にしていた金曜日の雨より前の今週初めから中頃までにある程度雪崩があったと考え今の状況なら雪崩のリスクは少ないと判断して予定通りアタックすることにしました。
・先頭で左方ルンゼに取付けたので渋滞がなく良かったです♫
(この日左方ルンゼに取付いたPTは私たちと後続の2人PTのみでした。)
・左方ルンゼは日陰で終日風が吹いていたので寒かったです(-_-)
・F1〜F4の氷は柔らかくてプロテクションが効いてないような感じのところも・・・
そんな状況なので傾斜が緩いところを攻めて絶対落ちないよう登りました。
・F5の基部の左の壁に古びた残置ハーケン1枚にアングルハーケン1枚付け足し(フォローが回収しました。)ヤマパンがビレイ、中間支点はアイススクリューで3個所取ってましたがプロテクションは効いているかどうかわからない感じ・・、ベルグラでしたがチョックストーンの上の氷は締まっていてアックスが決まってくれたので良かったです。
核心のピッチはIくんが『とりあえず登ってみてダメそうなら交代でお願いしまーす。』と言い残してリード、見事ノーテンで突破しました!!
(ダメそうならアブミ使って登るつもりだったみたいですがアブミ掛けるプロテクションが無かったので普通に登ったようですw)
フォローで気を抜いてた私はサクサク行きすぎて1フォール・・・修行が足りませぬ(-_-;)
・『F5上部は左から』と変な情報をインプットしてしまっていて悪い草付き〜リッジを登り失敗しました(-_-;)
2ピッチ登ったところでIくんが右下の雪壁にトレースを見つけ一・二ノ沢中間稜へ抜けるのはこのリッジではなく右下の雪壁からだと気付き懸垂下降するも時間切れで稜線へは抜けませんでした。
・思いのほか時間がかかりすぎて(初見ルートだったこと、判然としない終了点ばかりで良い灌木探しやリス探しに手間取ったこと、F5上部〜稜線へのルートミス)今回は左方ルンゼのみの登攀になりましたが、また機会があれば今度はしっかり一・二ノ沢中間稜〜東尾根を継続登攀して谷川岳へと抜けたいです!
・気にしていた雪崩がなくて良かったです♫
(多少のチリ雪崩はありましたが想定内です。。)
・7回の懸垂下降で左方ルンゼ基部まで下りてきてあとは名残惜しそうにゆっくり下るIくんのペースにあわせて一ノ沢を下って行きました。。
・『次回(来シーズン)は3スラですね!!』と嬉しそうに言うIくんに引き気味で『そだねー』と返事をしながら車を運転して帰路につきました。。
反省
・特にありません。
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