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ヤマレコ

記録ID: 1400178 全員に公開 アルパインクライミング谷川・武尊

一ノ沢右壁左方ルンゼ(谷川岳)

日程 2018年03月10日(土) [日帰り]
メンバー , その他メンバー1人
天候小雪→曇り→晴れ&少し雲(終日冷たい風でした。)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
谷川岳ロープウェイ土合口駅に止めました(1,000円/日)
http://www.tanigawadake-rw.com/price/
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地図/標高グラフ


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歩くペース 1.2〜1.3(ゆっくり)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち50%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
14時間7分
休憩
1時間39分
合計
15時間46分
S土合口駅/谷川岳ベースプラザ03:4903:52谷川岳登山指導センター03:5305:10一ノ倉沢出合05:1205:54一ノ沢右壁左方ルンゼ基部05:5910:10F5基部11:1911:25F5上部の終了点11:2813:59懸垂下降を開始した地点14:0717:03一ノ沢右壁左方ルンゼ基部17:0818:29一ノ倉沢出合18:3519:35土合口駅/谷川岳ベースプラザG
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
CTはヤマパンの移動時間です(リードとフォローで多少時間が異なります。)
コース状況/
危険箇所等
▶谷川岳東尾根は冬季バリエーションルートで気軽には登れません!

▶群馬県谷川岳遭難防止条例により危険地区内を登山する方は登山届け又は登山計画書の提出が必要になります。
 (一般登山者は登山しようとする日の10日前までに、山岳会所属の登山者は登山しようとする日までに谷川岳登山指導センターへ提出。)
https://www.police.pref.gunma.jp/seianbu/02tiiki/tozan-todoke_no.2.html

▶天気、風、雪の質や量などで難易度は変わると思います。
 自己責任で事故のないよう登りましょう。

▶3/10現在の雪の状態
 ★一ノ倉沢
  ・一ノ倉尾根の東斜面の雪は大方雪崩れている感じでした。
  ・3/4と比べるとデブリが増えてました。
 
 ★一ノ沢
  ・デブリの雪は固く締まっていてアイゼンがバッチリ効きます。
  ・デブリ以外のところは根雪の上にそこそこ締まってる雪が10〜15cm程度積もってました。

 ★左方ルンゼ
  ・F4上部〜F5基部の雪田はそこそこ締まってる雪が10〜15cm程度積もってました。F5上部からのチリ雪崩のせいでしばらくするとトレースは消えてなくなる感じでした。
  ・F5上部もそこそこ締まってる雪が10〜15cm程度積もっていて、傾斜のせいか常にF5のノドにはチリ雪崩が降ってました。

装備

共同装備 ダブルロープ(60m)×2本 アイススクリュー×12本 アルパイン用クイックドロー×7本 クイックドロー×4本 ハーケン×2枚 アングルハーケン×1枚 イボイノシシ×1本 アブミ×1個 スノーバー×2本 デッドマン×1個 ツエルト×1幕 ガスヘッド×1個 ガス×1個 コッヘル×1式 トランシーバー×1セット ファーストエイドキッド×1式

写真

谷川岳登山指導センター
2018年03月10日 03:52撮影 by iPhone 7, Apple
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谷川岳登山指導センター
1
一ノ沢右壁左方ルンゼ基部に到着
2018年03月10日 05:54撮影 by iPhone 7, Apple
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一ノ沢右壁左方ルンゼ基部に到着
3
ここからが本番!!
2018年03月10日 05:54撮影 by iPhone 7, Apple
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ここからが本番!!
4
まずは傾斜の緩いところをフリーで!
2018年03月10日 06:00撮影 by iPhone 7, Apple
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まずは傾斜の緩いところをフリーで!
3
ここからロープを出しました
2018年03月10日 07:06撮影 by iPhone 7, Apple
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ここからロープを出しました
6
右よりの垂直ラインで楽しもうなんて気はさらさらなく弱点を突いて高度を上げていきます
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右よりの垂直ラインで楽しもうなんて気はさらさらなく弱点を突いて高度を上げていきます
4
時折チリ雪崩・・・ウェアが雪まみれになり冷たいです(-_-;)
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時折チリ雪崩・・・ウェアが雪まみれになり冷たいです(-_-;)
4
F4はここまで上がってくればあと少し緩斜面を登って終わり。
左上に見えてるのは一ノ倉沢です。
2018年03月10日 08:51撮影 by iPhone 7, Apple
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F4はここまで上がってくればあと少し緩斜面を登って終わり。
左上に見えてるのは一ノ倉沢です。
3
F4上部の雪田
2018年03月10日 09:42撮影 by iPhone 7, Apple
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F4上部の雪田
3
振り返って登ってきたところを見ますがF4から下はほぼ垂直なので見えません
2018年03月10日 09:42撮影 by iPhone 7, Apple
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振り返って登ってきたところを見ますがF4から下はほぼ垂直なので見えません
2
雪田にアックスは決まらない。。
2018年03月10日 09:42撮影 by iPhone 7, Apple
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雪田にアックスは決まらない。。
1
両手が雪に潜ってます(笑)
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両手が雪に潜ってます(笑)
正面にF5
2018年03月10日 09:53撮影 by iPhone 7, Apple
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正面にF5
2
F5基部まで登っていきます
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F5基部まで登っていきます
3
F5基部より
2018年03月10日 10:30撮影 by iPhone 7, Apple
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F5基部より
2
F5核心、通称ノド!!
Iくんがリードノーテンで突破、私はフォローで1フォール・・・フォローだからって気を抜きすぎでした(-_-;)
2018年03月10日 11:20撮影 by iPhone 7, Apple
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F5核心、通称ノド!!
Iくんがリードノーテンで突破、私はフォローで1フォール・・・フォローだからって気を抜きすぎでした(-_-;)
6
チョックストーンの右側の壁
2018年03月10日 11:20撮影 by iPhone 7, Apple
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チョックストーンの右側の壁
3
チョックストーンの左側の壁
2018年03月10日 11:20撮影 by iPhone 7, Apple
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チョックストーンの左側の壁
2
F5上部は、まぁ問題ないだろう。と思ってさくさく登っていきましたが、この写真のすぐあとに右へ行って上に抜けるのが正解なのに厳しく険しい正面を突破し無駄に時間を食ってしまいました(-_-;)
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F5上部は、まぁ問題ないだろう。と思ってさくさく登っていきましたが、この写真のすぐあとに右へ行って上に抜けるのが正解なのに厳しく険しい正面を突破し無駄に時間を食ってしまいました(-_-;)
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草付き〜リッジを登るが右下にトレースらしきものを見つけ地図で確認。
一・二ノ沢中間稜へ抜けるのはここからではなく右下の雪壁からだとようやくここで気付くがあとの祭り・・・
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草付き〜リッジを登るが右下にトレースらしきものを見つけ地図で確認。
一・二ノ沢中間稜へ抜けるのはここからではなく右下の雪壁からだとようやくここで気付くがあとの祭り・・・
1
ロープ先の間違いルートから懸垂下降でここまで下りてきて時間を確認。
予定より4時間押しなので一・二ノ沢中間稜〜東尾根への継続登攀は諦め同ルート下降することにする。
2018年03月10日 14:13撮影 by iPhone 7, Apple
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ロープ先の間違いルートから懸垂下降でここまで下りてきて時間を確認。
予定より4時間押しなので一・二ノ沢中間稜〜東尾根への継続登攀は諦め同ルート下降することにする。
1
見えてる雪壁を左上すれば稜線に抜けれるのにー
2018年03月10日 14:13撮影 by iPhone 7, Apple
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見えてる雪壁を左上すれば稜線に抜けれるのにー
1
一・二ノ沢中間稜はまたの機会ということで下降します。
2018年03月10日 14:13撮影 by iPhone 7, Apple
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一・二ノ沢中間稜はまたの機会ということで下降します。
4回目の懸垂下降中
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4回目の懸垂下降中
3
60mダブルロープ×2本で懸垂して距離を稼ぎます!
2018年03月10日 15:17撮影 by iPhone 7, Apple
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60mダブルロープ×2本で懸垂して距離を稼ぎます!
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7回目の懸垂下降中
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7回目の懸垂下降中
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7回の懸垂下降で左方ルンゼ基部まで下りてきました。
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7回の懸垂下降で左方ルンゼ基部まで下りてきました。
暗くなってきたなー
2018年03月10日 17:03撮影 by iPhone 7, Apple
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暗くなってきたなー
2
一ノ沢下降中
2018年03月10日 17:14撮影 by iPhone 7, Apple
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一ノ沢下降中
2
一ノ倉沢のデブリ
2018年03月10日 18:00撮影 by iPhone 7, Apple
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一ノ倉沢のデブリ
1
一ノ倉沢から見た一ノ沢
2018年03月10日 18:00撮影 by iPhone 7, Apple
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一ノ倉沢から見た一ノ沢
4
また登りに来ます。
2018年03月10日 18:08撮影 by iPhone 7, Apple
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また登りに来ます。
2
撮影機材:

感想/記録

今回は所属山岳会の後輩Iくんと一ノ沢右壁左方ルンゼに行ってきました!
先週の東尾根で谷川の雪の状態と左方ルンゼの氷の状態を偵察、月曜日から毎日天気予報をにらめっこ、雪崩についていろいろ調べ、ルートについて簡単に調べ、日が経つにつれ徐々に緊張感が高まっていきました。
アタック前日のみなかみの天気の雨に『んーー?どうしたものか・・・』
雨の日の翌日の土曜日よりも曇り晴れ天気予報の1日を置いた日曜日のほうが雪崩のリスクは少なくアタック条件は良さそうだと思いましたが、経験の浅い私たちが現場も見ずに情報だけであれこれ言っててもしゃーないので何事も勉強ということでとりあえず現場に行ってみて判断することにしました!!(ダメそうなら即撤退して日曜に再アタックするということも視野にいれてました。)
今冬シーズンのがんばりどころだぞー
いざ、クライム・オン!

ヾ響

・金曜の夜には雨が上がる予報だったのに土曜日の朝方は小雪が降ってました。。
 一ノ倉沢までの林道は先行者がいないみたいでノートレース、気温が下がってくれたのは好都合でしたがあまり雪に降られてるのも嫌かな(-_-;)

・一ノ倉沢の先週とのデブリの違いや雪の状態、一ノ沢の先週とのデブリの違いや雪の状態を見てみて気にしていた金曜日の雨より前の今週初めから中頃までにある程度雪崩があったと考え今の状況なら雪崩のリスクは少ないと判断して予定通りアタックすることにしました。

・先頭で左方ルンゼに取付けたので渋滞がなく良かったです♫
 (この日左方ルンゼに取付いたPTは私たちと後続の2人PTのみでした。)

・左方ルンゼは日陰で終日風が吹いていたので寒かったです(-_-)

・F1〜F4の氷は柔らかくてプロテクションが効いてないような感じのところも・・・
そんな状況なので傾斜が緩いところを攻めて絶対落ちないよう登りました。

・F5の基部の左の壁に古びた残置ハーケン1枚にアングルハーケン1枚付け足し(フォローが回収しました。)ヤマパンがビレイ、中間支点はアイススクリューで3個所取ってましたがプロテクションは効いているかどうかわからない感じ・・、ベルグラでしたがチョックストーンの上の氷は締まっていてアックスが決まってくれたので良かったです。
 核心のピッチはIくんが『とりあえず登ってみてダメそうなら交代でお願いしまーす。』と言い残してリード、見事ノーテンで突破しました!!
 (ダメそうならアブミ使って登るつもりだったみたいですがアブミ掛けるプロテクションが無かったので普通に登ったようですw)
 フォローで気を抜いてた私はサクサク行きすぎて1フォール・・・修行が足りませぬ(-_-;)

・『F5上部は左から』と変な情報をインプットしてしまっていて悪い草付き〜リッジを登り失敗しました(-_-;)
 2ピッチ登ったところでIくんが右下の雪壁にトレースを見つけ一・二ノ沢中間稜へ抜けるのはこのリッジではなく右下の雪壁からだと気付き懸垂下降するも時間切れで稜線へは抜けませんでした。

・思いのほか時間がかかりすぎて(初見ルートだったこと、判然としない終了点ばかりで良い灌木探しやリス探しに手間取ったこと、F5上部〜稜線へのルートミス)今回は左方ルンゼのみの登攀になりましたが、また機会があれば今度はしっかり一・二ノ沢中間稜〜東尾根を継続登攀して谷川岳へと抜けたいです!

・気にしていた雪崩がなくて良かったです♫
 (多少のチリ雪崩はありましたが想定内です。。)

・7回の懸垂下降で左方ルンゼ基部まで下りてきてあとは名残惜しそうにゆっくり下るIくんのペースにあわせて一ノ沢を下って行きました。。

・『次回(来シーズン)は3スラですね!!』と嬉しそうに言うIくんに引き気味で『そだねー』と返事をしながら車を運転して帰路につきました。。


反省

・特にありません。
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