勢至平東端付近へ移動して講習開始
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3/4 9:39
勢至平東端付近へ移動して講習開始
<ビーコンチェック>
1.代表者がsend、メンバーがsearchにして、メンバーは受信できているか確認
2.代表者がsearch、メンバーがsendにして、代表者は受信できているか確認
3.代表者のみsearchからsendにして入山
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3/4 10:00
<ビーコンチェック>
1.代表者がsend、メンバーがsearchにして、メンバーは受信できているか確認
2.代表者がsearch、メンバーがsendにして、代表者は受信できているか確認
3.代表者のみsearchからsendにして入山
積雪断面観察のためにピットを掘ります。
斜面を鉛直に横150cm、縦150cm、奥行き100cm程度の断面が出るように掘り、90度の角度で両側面を掘ります。
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3/4 10:22
積雪断面観察のためにピットを掘ります。
斜面を鉛直に横150cm、縦150cm、奥行き100cm程度の断面が出るように掘り、90度の角度で両側面を掘ります。
断面に直射日光が当たると、状態がどんどん変化してしまって正しい観察ができなくなる。ピット掘りの位置は日差しの向きも考慮すること。
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3/4 10:22
断面に直射日光が当たると、状態がどんどん変化してしまって正しい観察ができなくなる。ピット掘りの位置は日差しの向きも考慮すること。
左側の側面を使うことにします。
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3/4 10:24
左側の側面を使うことにします。
<断面観察>
断面に指を突いて凹み具合のチェックは、ピット側面で行います。
【理由】ピット正面を使って、面に垂直に凹みを作成したとき、与えた力のベクトルは積層を横切ることになるので、凹み具合がそれぞれの層の状態を正しく反映していないことになる。
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3/4 10:29
<断面観察>
断面に指を突いて凹み具合のチェックは、ピット側面で行います。
【理由】ピット正面を使って、面に垂直に凹みを作成したとき、与えた力のベクトルは積層を横切ることになるので、凹み具合がそれぞれの層の状態を正しく反映していないことになる。
見た目にも粒径が異なり、同質な積層内でも境界面に近いか遠いかで凹み具合が異なります。
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3/4 10:33
見た目にも粒径が異なり、同質な積層内でも境界面に近いか遠いかで凹み具合が異なります。
<バープテスト>
ピット正面に30cm角柱を作成
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3/4 10:39
<バープテスト>
ピット正面に30cm角柱を作成
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3/4 10:40
50cm程度の深さでショベルに乗せる
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3/4 10:41
50cm程度の深さでショベルに乗せる
ショベルの下から叩く。弱層で剥がれる。
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3/4 10:41
ショベルの下から叩く。弱層で剥がれる。
<コンプレッションテスト>
30cm×30cm×100cmの角柱を作成。
100cmを越える高さにしてはいけない。【理由】毎回同じ条件でテストを行うため。
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3/4 10:43
<コンプレッションテスト>
30cm×30cm×100cmの角柱を作成。
100cmを越える高さにしてはいけない。【理由】毎回同じ条件でテストを行うため。
角柱にショベルを裏返しに乗せ、
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3/4 10:43
角柱にショベルを裏返しに乗せ、
弱い力で5回程度→やや強い力で5回程度→強い力で5回程度、パンパンと叩いて破断具合をみる。
叩く力と回数は常に同じにすること。【理由】毎回同じ条件でテストを行うため。
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3/4 10:44
弱い力で5回程度→やや強い力で5回程度→強い力で5回程度、パンパンと叩いて破断具合をみる。
叩く力と回数は常に同じにすること。【理由】毎回同じ条件でテストを行うため。
自分なりの【毎回同じ条件でテスト】を行い、自分なりのデータ積み上げから経験値を上げていくことで、確かな実験的検証データが得られ、積層断面と弱層や破断面と雪崩の関係性を理解する有益な知見となるはず。
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3/4 10:45
自分なりの【毎回同じ条件でテスト】を行い、自分なりのデータ積み上げから経験値を上げていくことで、確かな実験的検証データが得られ、積層断面と弱層や破断面と雪崩の関係性を理解する有益な知見となるはず。
<アンカーの作成>
幅100cm程度、奥行き70cm程度のプラトーをつくる。2段踏み(平面をつくった上に周辺の雪を乗せ、さらに上から踏み固める)すること。
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3/4 11:15
<アンカーの作成>
幅100cm程度、奥行き70cm程度のプラトーをつくる。2段踏み(平面をつくった上に周辺の雪を乗せ、さらに上から踏み固める)すること。
スノーピケット
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3/4 11:24
スノーピケット
断面はT字です。従来のスノーバー(断面L字)よりも引かれる方向に対して強固で変形しづらい。
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3/4 11:24
断面はT字です。従来のスノーバー(断面L字)よりも引かれる方向に対して強固で変形しづらい。
T字の縦棒が斜面に向く方向で、奥から10cmの位置に、鉛直から12〜17度の角度で打ち込む。【角度の理由】実験的に12〜17度がいちばん破壊されにくかったそうです。
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3/4 11:27
T字の縦棒が斜面に向く方向で、奥から10cmの位置に、鉛直から12〜17度の角度で打ち込む。【角度の理由】実験的に12〜17度がいちばん破壊されにくかったそうです。
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3/4 11:27
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3/4 11:27
ロープはこのままではなく
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3/4 11:28
ロープはこのままではなく
スノーピケットに通した穴よりも下方へ引っ張られるようにロープ通過用の溝を作成する。ピッケルのピック側で細い溝を掘ること。【理由】ブレード側で太い溝を掘ると、プラトーが破壊されやすくなるため。
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3/4 11:28
スノーピケットに通した穴よりも下方へ引っ張られるようにロープ通過用の溝を作成する。ピッケルのピック側で細い溝を掘ること。【理由】ブレード側で太い溝を掘ると、プラトーが破壊されやすくなるため。
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3/4 11:29
上から雪を被せて踏み固める
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3/4 11:29
上から雪を被せて踏み固める
スノーピケットのアンカー出来上がり
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3/4 11:30
スノーピケットのアンカー出来上がり
2名が力いっぱい引っ張っても破壊されません。
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3/4 11:30
2名が力いっぱい引っ張っても破壊されません。
スノーピケットを縦方向に打ち込めないときは、横方向に使ってアンカーをつくる。
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3/4 11:35
スノーピケットを縦方向に打ち込めないときは、横方向に使ってアンカーをつくる。
スノーピケットが収まる溝を掘り、画像の方向に埋めて
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3/4 11:37
スノーピケットが収まる溝を掘り、画像の方向に埋めて
同様にロープの通る溝を掘り
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3/4 11:37
同様にロープの通る溝を掘り
同様に上から雪を被せて踏み固める
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3/4 11:37
同様に上から雪を被せて踏み固める
2名が力いっぱい引っ張っても破壊されません。
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3/4 11:38
2名が力いっぱい引っ張っても破壊されません。
土嚢袋アンカー
子供の頭の大きさ程度に雪を入れ
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3/4 11:41
土嚢袋アンカー
子供の頭の大きさ程度に雪を入れ
ねじりあげて
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3/4 11:41
ねじりあげて
根元でガースヒッチ
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3/4 11:42
根元でガースヒッチ
余りをねじり上げて二つ折りして
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3/4 11:43
余りをねじり上げて二つ折りして
二つ折りの上から数回転巻いたあと、二つ折りの間を通し
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3/4 11:43
二つ折りの上から数回転巻いたあと、二つ折りの間を通し
出来上がり
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3/4 11:43
出来上がり
プラトーを掘って埋め、
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3/4 11:46
プラトーを掘って埋め、
スノーピケット同様に溝を掘り、
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3/4 11:46
スノーピケット同様に溝を掘り、
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3/4 11:47
上から雪を被せて踏み固めて完成
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3/4 11:47
上から雪を被せて踏み固めて完成
荷重の最初は遊び分だけ下方へ引かれるが、遊びがなくなるとしっかり固定される。
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3/4 11:48
荷重の最初は遊び分だけ下方へ引かれるが、遊びがなくなるとしっかり固定される。
束ねた枝でアンカー
中央にクローブヒッチ
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3/4 11:51
束ねた枝でアンカー
中央にクローブヒッチ
両脇でクローブヒッチ
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3/4 11:53
両脇でクローブヒッチ
同様に埋める(角度は60度以内!)
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3/4 11:56
同様に埋める(角度は60度以内!)
上から雪を被せ踏み固めて完成
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3/4 11:57
上から雪を被せ踏み固めて完成
<適切なショベルは?>
断面観察できるよう平面が出せる、以外の条件として、掘りやすいかどうか。肩が曲線のものは足で踏めないので固い雪面を掘れない。
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3/4 11:44
<適切なショベルは?>
断面観察できるよう平面が出せる、以外の条件として、掘りやすいかどうか。肩が曲線のものは足で踏めないので固い雪面を掘れない。
肩が直線のショベルは踏んづけることができるのでgood
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3/4 11:45
肩が直線のショベルは踏んづけることができるのでgood
<ビーコン捜索>
グリッドサーチの方法
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3/4 13:06
<ビーコン捜索>
グリッドサーチの方法
まず、いちばん短い距離が表示される位置を大雑把に見極め、
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3/4 13:06
まず、いちばん短い距離が表示される位置を大雑把に見極め、
左右に0.7〜0.8[m]ずつ(埋没深さによって数値は変わります)、雪面で1.5[m]程度の幅となる位置を決めて
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3/4 13:07
左右に0.7〜0.8[m]ずつ(埋没深さによって数値は変わります)、雪面で1.5[m]程度の幅となる位置を決めて
手でサッと溝をつけて左右方向の埋没範囲を決定。
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3/4 13:07
手でサッと溝をつけて左右方向の埋没範囲を決定。
同様に上下方向もサーチして
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3/4 13:07
同様に上下方向もサーチして
埋没範囲を決定
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3/4 13:08
埋没範囲を決定
<プロービング>
プローブは鉛直に行うことが基本。最初は重力に任せて落とすように刺し、そのまま押し込む。
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3/4 13:08
<プロービング>
プローブは鉛直に行うことが基本。最初は重力に任せて落とすように刺し、そのまま押し込む。
救助人数が多いときはグリッドプロービングを行う。
4名が横一直線に並び、
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3/4 13:09
救助人数が多いときはグリッドプロービングを行う。
4名が横一直線に並び、
各自の左右のつま先位置でプロービング
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3/4 13:10
各自の左右のつま先位置でプロービング
「左」「右」の号令で抜けのないように
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3/4 13:10
「左」「右」の号令で抜けのないように
ヒットしなかった場合、端の人が一足分だけ前進し、
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3/4 13:10
ヒットしなかった場合、端の人が一足分だけ前進し、
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3/4 13:10
残りの人も同じだけ前進して、再度「左」「右」の号令でつま先プロービング
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3/4 13:11
残りの人も同じだけ前進して、再度「左」「右」の号令でつま先プロービング
救助人数が少ないときは、スパイラルプロービング
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3/4 13:12
救助人数が少ないときは、スパイラルプロービング
中心から外へ向かって渦巻き状に25cm間隔でプロービングしていく。
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3/4 13:12
中心から外へ向かって渦巻き状に25cm間隔でプロービングしていく。
<V字コンベアベルト>
先頭の人が掘った雪を2列目から3列目にかけてコンベアのように後方へ送る。
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3/4 13:48
<V字コンベアベルト>
先頭の人が掘った雪を2列目から3列目にかけてコンベアのように後方へ送る。
先頭は体力消耗が激しいので、疲労しないうちに時計回りに回転して役割交代する。ショベルを振り回すので、当たって怪我しないよう、適度な距離を取ること。
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3/4 13:48
先頭は体力消耗が激しいので、疲労しないうちに時計回りに回転して役割交代する。ショベルを振り回すので、当たって怪我しないよう、適度な距離を取ること。
埋没した人を掘り出すだけでなく、横たえてCPRを行い、さらにシート担架を作成できる平面をつくらなければならない。
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3/4 14:07
埋没した人を掘り出すだけでなく、横たえてCPRを行い、さらにシート担架を作成できる平面をつくらなければならない。
<シート担架と搬送>
ツェルトに防水シート、エアマット。銀マットよりもエアマットのほうが快適だそうです。無ければシュラフや空にしたザックを使用する。
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3/4 14:17
<シート担架と搬送>
ツェルトに防水シート、エアマット。銀マットよりもエアマットのほうが快適だそうです。無ければシュラフや空にしたザックを使用する。
(あれば)防水シートで包み、
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3/4 14:18
(あれば)防水シートで包み、
ツェルトを左右からゆっくり丁寧に「せーの」で持ち上げて要救者を中央へ寄せ、上から片方にくるくると巻き込む。
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3/4 14:25
ツェルトを左右からゆっくり丁寧に「せーの」で持ち上げて要救者を中央へ寄せ、上から片方にくるくると巻き込む。
肩、腰、脛の位置の両側6か所に、カラビナ(ペットボトルキャッぷも可)を芯にしてスリングでクローブヒッチ固定。6か所のうち1〜2か所は120cm程度の長めのスリングを使用する(あとで連結するときにこの長さが必要となる)。
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3/4 14:26
肩、腰、脛の位置の両側6か所に、カラビナ(ペットボトルキャッぷも可)を芯にしてスリングでクローブヒッチ固定。6か所のうち1〜2か所は120cm程度の長めのスリングを使用する(あとで連結するときにこの長さが必要となる)。
スリングの縫い目はカラビナ芯にクローブヒッチで固定する脇あたりにくるように結ばないと、シートベントで連結するときに邪魔になるので、後戻り作業とならないよう最初から注意すること。
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3/4 14:29
スリングの縫い目はカラビナ芯にクローブヒッチで固定する脇あたりにくるように結ばないと、シートベントで連結するときに邪魔になるので、後戻り作業とならないよう最初から注意すること。
シートベントで左右連結→さらに上下を連結する。
足元のツェルト余りはねじりあげ、メインロープの中心位置でクローブヒッチ固定、
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3/4 14:36
シートベントで左右連結→さらに上下を連結する。
足元のツェルト余りはねじりあげ、メインロープの中心位置でクローブヒッチ固定、
メインロープは脛→腰→肩の順に、各カラビナ芯の上からクローブヒッチで連結していく。
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3/4 14:40
メインロープは脛→腰→肩の順に、各カラビナ芯の上からクローブヒッチで連結していく。
担架完成
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3/4 14:41
担架完成
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カラビナ芯の位置にビレイ用カラビナを装着
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3/4 14:42
カラビナ芯の位置にビレイ用カラビナを装着
120cm20mm幅(幅が広いほうが肩に食い込まない)スリングを通し、肩に担ぐ。
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3/4 14:44
120cm20mm幅(幅が広いほうが肩に食い込まない)スリングを通し、肩に担ぐ。
※以前はたすき掛けと習ったが、万一担架が滑落したさいに巻き込まれるのを防止するために現在は片方の肩で担ぐ、となっているそうです。
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3/4 15:05
※以前はたすき掛けと習ったが、万一担架が滑落したさいに巻き込まれるのを防止するために現在は片方の肩で担ぐ、となっているそうです。
2か所のアンカーから流動分散
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3/4 15:11
2か所のアンカーから流動分散
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3/4 15:11
1/3引き上げシステム
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3/4 15:21
1/3引き上げシステム
左の人を立ち木に見立てて搬送時のビレイを実演。流しながら取り、立ち木でターンする位置へ動く。搬送に合わせて立ち木の位置をどんどん入れ替えていく。
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3/4 16:12
左の人を立ち木に見立てて搬送時のビレイを実演。流しながら取り、立ち木でターンする位置へ動く。搬送に合わせて立ち木の位置をどんどん入れ替えていく。
<簡易半雪洞>
掘ったブロックを積み上げて
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3/4 14:09
<簡易半雪洞>
掘ったブロックを積み上げて
ツェルトを被せて固定するだけ
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3/4 12:34
ツェルトを被せて固定するだけ
人ひとり横たわるサイズなら10分程度で製作できる。
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3/4 12:33
人ひとり横たわるサイズなら10分程度で製作できる。
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