大隅半島(その2)

2018年03月06日(火) 〜 2018年03月09日(金)

• GPS: 29:59
• 距離: 130km
• 登り: 2,858m
• 下り: 2,836m

コースタイム

3月6日　4：47 宿(YH)-5：31 大内山峠-7：40 大川橋-8：50 佐多旧薬園-10：42 尾波瀬隧道-11-11 大泊郵便局-13：00 佐多岬展望台-14：13 宿(田尻)
3月7日　佐多岬ホテル前から佐多薬草園前まで前日の徒歩ルートなので、バスで移動する。
8：24 佐多薬草園前-10：50 大川を横断-11：36 ＊＊峠-15：03 宿(YH)
3月8日　5：53 宿(YH)-7：15 花之木-9：29 神ノ川横断-12：19 姶良川横断-13：29宿(高山川畔)
3月9日　7：09 宿-8：32 東串良町境-9：01 大崎町境-11：03 志布志市境-12：20 志布志駅前-13：28 大隅夏井駅

写真

3/6 6:15

生麦事件の後、英艦の錦江湾来攻を察知して、沿岸防備を固めた。その時の砲台跡があるが、夜明け前のこの暗さではスルーです。

3/6 6:30

子の本土最南端は疑わしい。
この南に伊座敷や大泊などいくつも集落があり、食堂がないとは考えられません。

3/6 6:43

辺田は木ロウの原料となるハゼ群落地だそうです。
”米五併二合五勺につきハゼ実一俵(四十二斤)”とあるが、実感がわきません。（併は升と解釈しても）

3/6 6:45

折角の夜明けですが、小雨です。

3/6 7:39

大川の田の神ですが、風化が激しいです。

3/6 8:09

洞門に代わって、間もなく伊座敷トンネルが供用開始になるようです。

3/6 8:10

角餅のような岩石でできた突端で釣りを楽しんでいます。

3/6 8:35

伊座敷漁港を見下ろしています。

3/6 8:39

本土最南端がいろいろ出てきます。

3/6 8:48

明日はここから昨夜泊った根占町に向けて山道の県道を歩きます。

3/6 8:50

本日は3月6日ですが、表示は昨日のままです。
9時か10時ごろ日にちを変えるのでしょう。
ご苦労様。”町長未承認”が愉快です。

3/6 9:14

距離がわからないのでパス。

3/6 9:31

良く分からないが、島影が見えるので、指宿方面と思います。

3/6 9:50

道路の環境美化にも地方の悩みが現れています。
通常は地元の自治会や企業がボランティアで美化活動を実施しています。近くに集落や企業がないため、町役場の各課が担当しています。
部署名だけでなく、課長会、部長会などもあれば良いと思います。

3/6 10:04

これも距離が不明でパス。翌日、バスの運転手に尋ねたら、行かなくて正解でした。

3/6 10:22

曇っているのが残念。
快晴ならば、色が異なり別世界と思われます。

3/6 10:32

佐多岬灯台のモニュメントです。

3/6 10:33

スケールの大きい標識です。

3/6 10:33

佐多岬に近づいてきて、いろいろと盛り上げてくれますが、佐多岬はまだまだ数時間歩きます。

3/6 10:39

眼下は尾波瀬集落です。

3/6 10:43

佐多岬まであと10Kmです。
野鳥の識別はできませんが、関東では見かけない野鳥を何回か見かけました。

3/6 10:44

尾波瀬集落ですが、空き家がどれくらいか気になるところです。

3/6 11:10

大泊です。

3/6 11:48

さたでい号は本日欠航でした。

3/6 12:12

中央右側のお椀を伏せたようなところが大瀬鼻です。
県道が突き当たり右側が大泊の集落です。

3/6 12:28

いよいよ佐多岬と思わせるモニュメントですが、ここは北緯31度線を示しています。

3/6 12:33

漸く本当に最南端が見えてきました。
画面中央で左、三分の一の所に灯台が小さく見えます。

3/6 12:45

御崎神社です。

3/6 12:59

佐多岬の先にある大輪島です。灯台が見えます。
あそこまでは行けません。

3/6 13:00

本当の最南端までは行けませんが、展望台までは進めます。展望台からの眺めです。

3/6 13:00

この日は種子島も屋久島も見えませんでした。

3/6 13:01

展望台からです。

3/6 13:01

遊歩道を整備中なので、もっと先まで行けるようになるでしょう。

3/6 13:04

大規模な工事をしています。

3/6 13:05

展望台内部は真新しいです。

3/6 13:06

展望台の外観です。

3/6 13:07

工事が終了すれば、この先に行けるのでしょう。

3/6 13:08

生コンなど資材を野猿方式で移送しています。

3/6 13:11

山行ガイドが付いていれば、本当の最南端まで行けるのですが、この辺りから分岐するのでしょう。

3/6 13:38

名残り惜しい佐多岬。

3/6 13:43

枇榔島。

3/6 13:56

道路脇の転落防止ロープの設置工事をしていました。
こんなに大きな基礎が埋め込まれているとは知りませんでした。

3/6 14:10

通常見かけるのは地表に出ているこの部分だけです。
まさしく氷山の一角のようです。

3/7 6:54

宿を出て、バス停がある佐多岬ホテルまで朝の散歩です。

3/7 7:39

今日もイマイチの天気です。

3/7 7:43

佐多岬ホテルのロビーにはいろんな人の記録がありました。
宗谷岬・佐多岬の自転車競技。

3/7 7:44

この方は列車の旅。

3/7 7:44

小学5年生がおばあちゃんと自転車で九州一周。

3/7 7:45

沿岸一人旅。
時にリュック、あるいはリヤカー。
立派ですね〜。

3/7 7:45

縦断旅。自炊は大変だと思います。

3/7 7:49

場違いな人だかり。映画のロケだそうです。

3/7 8:31

佐多薬草園前でバスを降車して、間もなくに最南端小学校がありました。

3/7 9:02

開聞岳。なんとか及第点です。悔しい！

3/7 9:18

菜の花の黄色は春を感じさせます。

3/7 9:23

大隅半島は風が強いのを実感していましたが、風力発電も盛んです。

3/7 9:52

今にも雨が降り出しそうです。

3/7 10:10

九州自然歩道の分岐。
土地勘がないので、役に立ちません。

3/7 12:55

鹿児島は桜島の降灰のためか、お墓に屋根があるのは珍しくないが、このタイプの屋根は初めてです。
墓石の小型化に対応して出現したのでしょう。

3/7 13:07

手入れがされた田地は美しい。

3/7 13:35

出来れば田代経由で肝付に向かいたいが、肝付は一日の行程では遠すぎるし、途中に宿がないため、一昨日お世話になった根占のユーホステルに向かいます。

3/7 13:48

根占は枇杷茶の特産地です。

3/7 13:50

枇杷畑です。

3/7 14:04

錦江湾が見えました。

3/7 15:02

サウスロードユースホステルに到着です。
食事がおいしく、部屋も浴室も快適でした。

3/8 6:56

今日は30Km程度だが小さなピークがいくつもあるコースです。
天気予報では雨である。降り出す前に、できるだけ進みたい。

3/8 8:54

田園の中を流れる神ノ川。岩が特徴的です。

3/8 8:56

時刻はほぼ正確です。
子どもの教育には貴重な存在であったと思います。

3/8 8:59

所変われば、仏さまに備えるものは変化があります。

3/8 9:18

経験的に通信アンテナの塔を過ぎると麓に集落があることを体が知っています。しかし、今回は小さなピークをいくつも越えるので、アンテナを越えてもあまり嬉しくありません。

3/8 9:41

自然の立木の間に、しめ縄らしきものが掛けられています。社があるのだろうか？

3/8 12:44

肝属郡肝付町に入ります。
郡名も町名もキモツキだが、漢字は違います。

3/8 13:27

高山橋の親柱には流鏑馬がデザインされています。
宿はこの橋のすぐ傍です。早めのチェックインを快諾してくれました。荷物を置いて町内の散策にでましたが、GPSを忘れ、軌跡を残せませんでした。

3/8 14:50

一直線の道の先に四十九所神社があります。この道路の左半分は舗装されていますが、右半分は未舗装です。流鏑馬用の馬場です。毎年、中学2年生が射手を務めます。
馬に触れたことのない子も40日練習して役目を果たすそうです。

3/8 14:53

高山護国神社

3/8 14:56

高山護国神社。
境内は建設会社の資材置き場の様でした。

3/8 14:56

四十九所神社。
名前通り四十九柱の神様が祀られています。

3/8 15:05

二階堂家(自民党の大物政治家はここの当主でした)は鎌倉から赴任して、この地で栄えたようです。
見学用の入口は、この先にありました。

3/8 15:09

立派な茅葺です。

3/8 15:09

二階堂進の胸像がありました。

3/8 15:12

奥の屋敷は現在の当主宅かもしれません。

3/8 15:14

茅の厚みが暑いです。

3/8 15:15

屋根裏その他に竹材が多く使われています。

3/8 15:22

3/9 7:08

高山川は幾度も水害に悩まされているようです。
幸いにも、今日は今回の旅で、もっともよい天気に恵まれました。

3/9 7:14

高山川に沿って河口に向かえば太平洋は近いが、起伏のある近道を進みます。

3/9 7:35

高山川の本流になる肝属川です。

3/9 7:35

快晴で気持ち良いです。

3/9 7:47

小原地区は県道の西側は住宅地、東側は水田とはっきり区分けされています。

3/9 7:50

塀はブロックのようだが、区画は昔のままで家も和風が多く、この地区一帯には独特の雰囲気があります。

3/9 7:50

かっては鹿屋から串良まで大隅鉄道のちに国鉄が走っていたそうです。

3/9 7:50

下小原地区は何が特徴と的確に捉えられないが、魅力的な街です。

3/9 7:51

下小原地区は何が特徴と的確に捉えられないが、魅力的な街です。

3/9 7:58

下小原池

3/9 8:20

車庫のように大きな屋根付きのお墓です。
墓石の文字に金粉が塗られているのは南九州の特徴に思います。

3/9 8:22

軽トラで朝市をやっていました。人気のようです。

3/9 8:23

ここも鉄道駅の跡地が公園になっていました。

3/9 10:31

大崎町で大きなカブトムシのモニュメントがありました。理由は不明だが、大崎町では毎年、カブトムシの相撲大会があるようです。

3/9 10:49

菱田の一里塚。
古江港八里、志布志二里

3/9 10:52

蓬原の読みに驚きました。
”蓬”は”よもぎ”でなく、”ふつ”
”原”は”ばる”ではなく、”はら”

3/9 11:08

菱田川河口から太平洋を眺めます。

3/9 11:23

津波対策で高台に町づくりを進めているようです。

3/9 13:03

宮崎まで100Km。

3/9 13:06

菜の花の向こうに風変わりな屋根。
何だろうと思っていたらラブホでした。

3/9 13:14

夏井集落。いよいよ大隅半島の旅も終わりです。

3/9 13:22

山頭火の足跡はあちこちで出会います。
中国地方で出会ったが、南九州も多いです。

3/9 13:22

大隅半島の旅はここをゴールにしました。
大隅夏井駅です。
明日からはここを始点に日南の旅です。

3/9 13:24

近くの宿がないので、志布志駅に戻りますが、14：46まで列車はありません。

3/9 14:43

隣の駅は福島高松とややこしい駅名です。

3/9 14:45

やっと列車が来ました。

3/9 14:54

終着駅には珍しい無人の志布志駅です。

撮影機器：

サイバーショット DSC-W810 SONY

感想

ア?ドッポ

1月に桜島から根占まで歩いたので、今回は根占から佐多岬、肝付、志布志、大隅夏井駅まで旅をしました。
出来るだけ太平洋岸を歩いて内之浦経由で志布志に入りたかったが、道路事情や宿の関係で内陸部を経由する形になった。
機会があったら、ロケット打ち上げに合わせて、内之浦湾方面からR448にはトライしてみたい。
いずれにしても、なかなか実現しなかった佐多岬を踏破できたのは喜びである。