定義から後白髭,船形山


- GPS
- 07:38
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,545m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:41
天候 | 里は春っぽいが県境は雲の中で冬。午後からは晴れてくる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
週末は東日本全体的に天気がよい予報で,春山をイメージしてお出かけ。定義の林道もだいぶ雪解けが進み,路面が顔を出して雪解けの流れがあちこちに見える。十里平を見下ろす日当たりのよいところではフキノトウが芽吹きはじめている。
4km地点も前は埋もれていた看板と道標もすっかり姿を出している。
春のイメージとは裏腹に風は強く,県境は黒い雲に覆われている。上の方は霧氷の雪景色で,雪庇にあがってからは,雨具をザックに入れる場所を空けておかないとなあ〜などという春山どころではなく,バラクラバ,帽子,オーバーグラブのしっかり冬の正装。
雪庇からは通称ゲレンデを直登して後白髭に。あまり展望はないが,雪が締まっており,時間と体力はまだまだなので先に進む。ここからやや晴れ間がでてくる。後白髭と蛇ヶ岳の間の稜線は,柔らかくなだらかな曲線,霧氷の木立,三ツ峰の斜面などなんとも美しく,こんなところを小汚いおっさんが歩いてよいものかと申し訳ない気持ちになる。
三叉路からはどうみても今日のトレースが,風に飛ばされながらも残っていて不思議に思う。蛇ヶ岳にも早め到着したのでさらに先に進む。途中で下山してくる方とスライド。帽子がクマ,くまぷーさんでした。聞けば,泉から登ってきたとのこと。天気が一つで薬師森はやめたとのこと。泉オーエンス→船形山→定義のロングコース。自分だと小屋どまりのコースを日帰り,いやスゴイです。トレースの正体もわかりました。
本山はガスっているが,それより下部は視界があり,昨夜の霧氷とその木立の陰影がとにかくキレイな稜線を楽しむ。ゲレンデの下りは朝の締まり雪がぐずぐずになり,スノーシューでは踏ん張りきかずそのままずり落ちてしましそうで樹林帯に逃げてこわごわ降りる。戻りはほぼ天気もよく,ルートの心配もなく,頭をからっぽにして雪庇やブナを満喫。
林道入り口に戻るとまもなく一台の車が。泉オーエンスに車を置いたくまぷーさんの移送対応とのこと。少々お話をすると先週くまぷーさんと花染山にいったヤマレコの記事でのメンバーとのこと。帰ってからヤマレコをみると,yum150さんということになるのかな〜。お疲れ様でした〜
コメント
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ヤマレコHNはちらちら見かけたことがありましたが、どなたがそうなのか頭の中でまったくリンクしておりませんでした。あの小屋泊の時は生涯はじめての山での酒でしたので忘れられません。まあ船形も小屋も小屋泊もルートもテントもすべてが初めての日でありましたが(笑)
しかし相変わらず韋駄天ですねえ・・・。オーエンス↔定義も余裕ではないかと思えます!しかし、距離はともかく北泉と三峰ですかね、逆ルートだと萎えていたかもしれません。
kumapuuさんこんにちは。後白髭や船形山頂小屋でお会いして以来でお久しぶりでした。トレードマークの熊の帽子ですのですぐわかりましたよ。投稿も拝見しましたがスンゴイ時間から登ってたのですね、尋常ではないです。
それにしてもコンビニでも売っている数百円のペットボトルワインが初宿泊の初お酒になってなんともお恥ずかしいです。もっとまともなワインしておけばと反省しきりです。
後白髭のゲレンデからシリセードで降りたのでしょうか、相当急で途中掴まるものもなく、果てしなく加速してしまいそうで、ヨタヨタとへっぴり腰で下ってました。
日帰りで船形ロングコースを制覇され、宿泊対象にならないかもしれませんが、また、小屋でお会いできるとよいですね。
ナイトハイクは好物なものでして・・・(笑)今年もユキワリコザクラが咲く頃に大滝から夜にのぼって朝陽を見てすぐ降りてくるかもしれません。朝陽のあたる花を見ると清々しい気分になります。
尻セードは、写真の師匠に森の中で散々鍛えられておりまして、この雪はいざゆかん!!でした。
一昨日はありがとうございました。この場所で待っていて大丈夫か不安でしたので声を掛けていただいてお話しできてとても安心しました。
私もyamkoiさんとはいちど後白髪でお会いしたことがあるのでは?登りの途中で追い越され頂上で追い付いたのかと思いきや、その時はすでに船形山まで行って帰ってきたところでした。・・唖然・・・としたのを憶えています! 本当に俊足ですね~
その時に見た後白髪から船形山への稜線に憧れて、歩いてみたいと願っているのですが、未だ叶わず、「何とも美しい稜線」とのyamkoiさんのレコを見て羨ましいかぎりです。
yum150さん,こんにちは。登山道に戻ってまもなく車がきて,この時間にこんなところにくる車はkumapuuさんのお迎えしかないとすぐわかりましたが,やや強い視線を感じて「kumapuuさんのような若い?イケメンではないし,kumapuuさんと間違っておられないよな〜」と思って念のために話しかけたのですが,そういうことだったのですね。女性とは山の中でスライドした方とルートや天候などについて話すことはあっても,里で山ウェアではないキレイな女性と話すことはないので,山の会話ながらもちょっとキンチョーしてました。
kumapuさんとは後白髭で多分2回,船形山頂小屋泊で1度お会いしてましたが,後白髭のときご一緒されてた方がyum150さんでしたか。もしかすると泉や船形周辺でお会いしているかもしれませんね。ちなみにその時は三峰までいった時だと思います。定義〜船形日帰りピストンは今回初めての記憶です。
今シーズンは,yum150さんが蛇ヶ岳〜花染に行かれたあたりが,雪がしっかり締まって1年を通して楽チンに歩けるコンデションだと思います。雪上で段差や木の根もなくひたすら自分の歩幅とペースで無心に歩けるので,ラッセルがない今は夏よりも早くかつ体へのダメージもなく(下りは走れる?滑れる?)ロングコースを歩くには打ってつけの季節だと思っています。yamapuuさんもベストな時期に計画→達成されたのだと思います。船形の稜線はグリーンシーズンは展望が乏しいのですがこの時期はさえぎるものもなく最高です。登山道がないので天候が悪化してもルートがとれることだけが留意点ですが,それ以外はベストシーズンかな〜と思って通っています。蛇ヶ岳〜花染や後白髭に行かれたyum150さんなら,後白髭の先の三叉路周辺には,定義からでも,升沢からでも十分いけると思います。お勧めします。また,どこかでお会いしましょう。
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