錦秋! 大清水〜尾瀬沼〜尾瀬ケ原〜鳩待峠
Rheingold
kagoshima
- GPS
- 40:00
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 851m
- 下り
- 443m
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(10月8日)
1114渋谷-1300高崎(湘南新宿ライン)
1331高崎-1419沼田(上越線)
1445沼田駅前-1614尾瀬戸倉(関越交通バス)
(10月9日)
0705尾瀬かもしか村-<タクシー:3230円>-0720大清水
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■10月9日(日)=初日
0801大清水-0818一ノ瀬休憩所-0840岩清水-0935三平峠【小休止】0941
0959三平下【失踪騒動】1027-1043尾瀬沼東岸(長蔵小屋前・ビジターC)【再会休憩】
1050尾瀬沼東岸-1111大江湿原南端(三本カラマツ)-<浅湖湿原>-1200沼尻平【トイレ休憩】
1214沼尻平-1227白砂湿原【昼食】1301-<白砂峠>-1411見晴新道分岐-1423見晴(尾瀬小屋)
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■10月10日(祝)=2日目
0540尾瀬ケ原散策、0620朝食
0729見晴(尾瀬小屋)-0745東電小屋分岐-0808東電小屋0819-0837ヨッピ吊橋-
0908竜宮十字路-0913竜宮現象0921-0936下ノ大堀-0951牛首分岐-1134山ノ鼻(ビジターC)【トイレ休憩】
1040山ノ鼻-1048川上川畔【昼食】1121-1216鳩待峠
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【復路】
1220鳩待峠-鳩待峠バス待合所(尾瀬戸倉)
1307尾瀬戸倉-1430沼田駅(関越交通バス)
1513沼田→東京方面(上越線臨時特急「水上4号」)
| 天候 | 10月9日:晴れ後夕方曇り 10月10日:晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
大清水(関越交通路線バス、高速バス) 鳩待峠(シャトルバス、乗合タクシー) 関越交通路線バスの時刻表は; http://www.kan-etsu.net/r-bus/timetable/numata-kamata-2.htm |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■道の状況 ・快適な散策路で、危険箇所はありません。 ・木道が損傷した所、滑りやすい所に注意を。 ■登山ポスト ・各登山口に。 ■散策前後の温泉 ・尾瀬戸倉の周辺に多数あり。 ・私たちは「尾瀬かもしか村」に前泊して湯に浸かりました。 http://kamosikamura.jp/ |
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感想
かれこれ30年近い付き合いになるkagoshima、kannosuke両氏とともに、秋の三連休を使って尾瀬を歩くことにしました。
土曜日の明け方近くまで仕事が詰まっているメンバーもいたため、日程に余裕をもたせて前泊することにした次第です。
折しもニュースは草紅葉の最盛期を伝え、期待は高まる一方。前泊の宿は7000円弱で温泉もあり、食事も美味で大正解。
初日の朝、大清水の登山口には「社会実験」の告知が。一ノ瀬休憩所までの区間で無公害バスを試験運行していました。
この林道は初代環境庁長官の大石武一が舗装計画を取りやめた自然保護の象徴的な存在です。いま、なぜ、バス運行か?
実は、入山ルートが鳩待峠に集中し、入山口の分散化が課題なのだそうです。乗客からはアンケートをとっていました。
社会実験のことはずっと伏していたのですが、大清水に着くやいなや同行者の知るところとなり、「これ、乗ろうよ」と。
「わざわざ来たのは歩くためだ」「でも、社会実験だろ。貢献すべきだ」--多勢に無勢、結局、バスに乗り込みます。
騒音も排気ガスも出ないし、確かに楽ですが、山道を元気に歩いている子供たちからも覗き込まれて、恥ずかしい限り。
ということで、事実上の散策は一ノ瀬休憩所からです。暑くなく寒くなく、爽やかな秋晴れ。歩きはじめると快適です。
標高1500mにして傍らの沢は蕩々とした流れです。薄らと汗が浮かび、2つめのベンチがある岩清水で上着を脱ぎます。
南側斜面を登って平坦な木道になると、樹林の中に三平峠。道はすぐに下り坂になり、十数分で尾瀬沼が見えてきます。
尾瀬沼山荘の脇にある入山者カウンターを通り、三平下。尾瀬に足を踏み入れました。ここで同行者の2人がトイレへ。
失踪騒ぎの始まりでした。ベンチで待つ間に肌寒くなり、バーボンをチビチビ。気づけば27分経過! ようやく異変察知。
周囲には姿がなく、沼畔を探します。電気バスで一緒だった方々には「ワイン袋を下げた彼らを見ませんでしたか」と。
尾瀬沼東岸でkannosuke氏を発見。両手を合わせ、済まなさそうな顔で「赤いザックの人が前の方を歩いていたんで、つい」。
ビジターセンターから出てきたkagoshima氏は「ザック置き場、そこにあるぞ」。誠にリラックスした風情で、こちらも脱力。
来た道を引き返し、電気バスの皆さんに「お騒がせしました」。この方々とは、その後2日間に5回も声を掛け合う仲に。
そんなこんなで始まった珍道中ですが、天気に恵まれたのが何より。尾瀬沼越しに見上げる燧ケ岳は草紅葉に映えます。
ビジターセンターが設置してくれた望遠鏡を覗くと、青空の下、俎�瑤猟詐紊鵬申戎佑發離魯ぅ�ーが張り付いていました。
大江湿原の三本カラマツは、それぞれに彩りを変えつつある木々を背にして、尾瀬沼を見つめるように立っていました。
昼食は白砂湿原で、と決めていました。沼尻平の雑踏を過ぎ、林を抜けると可愛らしい空間が現れる、そこが白砂田代。
風もなく、紅葉が池塘に映ります。デッキに腰を降ろし、みそ汁をつくり、宿で用意してもらった握り飯を頬ばります。
白砂峠から見晴への下りは、今回の行程で最も山道らしい区間。深い緑から黄緑、黄、橙、赤へとグラデーションが見事。
尾瀬小屋に着くと午後2時半の少し前。玄関から柔和な至仏山が見えます。部屋は2階の4畳間で、昨年来たときと同じ。
入浴は午後3時からで、1時間繰り上がっていました。階段を下りる際に左膝に痛みを覚えました。完治していませんね。
烏の行水をして、デッキでビールを飲み、夕食後は談話室でニュースを見て、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
翌朝の尾瀬ケ原は曇り気味。霧に包まれた景色が幻想的です。朝食は2巡目にして、ゆっくりと朝の散策を楽しみました。
午前7時を過ぎると陽が差して、至仏山をはじめとする山々の彩りが豊富になっていました。まずは北へ進路をとります。
真っすぐ西へ向かえば鳩待峠まで3時間弱ですが、ルートの変化を求め、東電小屋からヨッピ吊橋、竜宮を経由することに。
日ごろ運動不足気味の同行者に配慮して時間に余裕をもたせたつもりでしたが、足取りは思った以上に軽く、快調です。
拠水林を抜け、橋を渡り、池塘に映る山を眺め、ベンチに横たわり空を見上げる。燧ケ岳と至仏山を何回見返したことか。
紅葉は、むしろ標高が低い尾瀬ケ原北端の方が尾瀬沼周辺よりも進んでいるように感じました。あるいは錯覚でしょうか。
木道の痛み方は、昨秋よりもひどいように感じました。7月の豪雨によるものか、懸念される維持費逼迫の余波なのか。
川上川の畔で昼食をとり、kagoshima氏がなぜか往路の沼田駅前で仕入れたリンゴがデザート。「丸かじり、久しぶりだなあ」
今年2回目の尾瀬も、至福のときでした。電気バスの社会実験、木道の荒廃と、尾瀬の来し方行く末を少しだけ意識して。
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こんにちはNicolasuです。
家族で以前通った逆ルートなので、
見たことのある景色の写真がいっぱいで、
ウキウキしながら見せていただきました。
やっぱり紅葉がすすむと一段ときれいですね。
今年は紅葉の始まる前に行ったので、
いつかは紅葉の時期にも訪れてみたいと思います。
大清水〜一の瀬のバス前回もチラシが貼ってあり
とても気になっていました。
うちの子供たちも見たら「乗る！！」
って言うでしょう
わたしもあの区間だったら乗ってもいいかも…
お返事が遅れ、失礼しました。
おかげさまで快適な散策でした。
やはり天気がいいと、景色も映えますね。
今年の紅葉をしっかり目に焼きつけました。
尾瀬の小屋群は明日あたりから冬ごもりでしょうか。
これから各地に紅葉が広がっていきますね。
しかし、今週末は仕事場、来週末は出張に発ちます。
秋もいよいよ佳境の時期なのに……。
禁足令が出たような状況に焦りつつ、次回を構想中です。
Nicolasさんのすてきな記録を楽しみにしています。
今回のレコ、堪能させて頂きました
白砂湿原…とても素敵な場所ですよね！
こじんまりとしていて、静かなんだけど、何かエネルギーを感じる場所
そこで昼食にしたのですね。羨ましいです
あと牛首の紅葉は本当に素晴らしいと思います。お写真を拝見して記憶が蘇りました
尾瀬は何度訪れても良いですよね。
Rheingoldさんのレコを拝見した後「次回の尾瀬は、どこを回ろうかな…
pippiさん、おはようございます。
またまた返信が遅れ、失礼しました。
この週末は出張先で過ごしました。
近場の自然探索にでも出かけられたらいいなぁ〜、
と思っていましたが叶わず、ヤマレコを開きました。
皆さんの記録を眺めて、深まる秋を味わっています。
pippiさんの爽やかで楽しい記録には、毎回元気づけられています
そして、実は私もテント泊を始めたいと思うようになりました
実現に向け、肉体と精神を鍛え、資金と時間を工面しなければ
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