笠ヶ岳 (志賀高原) <熊の湯スキー場から往復>

2018年03月31日(土) [日帰り]

• GPS: 04:44
• 距離: 4.8km
• 登り: 531m
• 下り: 515m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:59
• 休憩: 1:45
• 合計: 4:44

7:34 熊の湯スキー場
8:02 8:10 第4ペアリフト降り場
8:16 8:28 (東側のコル)
9:58 11:00 笠ヶ岳
11:40 11:57 (東側のコル)
12:09 12:15 第4ペアリフト降り場
12:18 熊の湯スキー場

天候

快晴。無風〜微風。

アクセス

利用交通機関：

バス

夜行日帰りスキーバスツアー(オリオンツアー)を利用。
・往復バス、リフト券(横手山・渋峠)、入浴付で8400円。
往) 新宿 23:00→硯川 5:30
復) 硯川 16:30→新宿 21:30

写真

3/31 7:34

まず熊の湯スキー場のゲレンデをハイクアップ。笠ヶ岳方向のリフト(第1ペア)ではなく南南西(第4ペア)へゲレンデを登ります。

3/31 7:58

振り返ると、昨年この時期登った志賀山と鉢山がでっかく正面に。

3/31 7:59

リフト降り場あたりまで登ると、右手に笠ヶ岳が。

3/31 8:05

降り場のすぐ奥からコルまで滑走して下る。(ただ、距離短かったので、そのままさっさとスノーシューで歩いて下りても時間変わらなかったと思う)

3/31 8:12

尾根を外さないよう滑る。なだらかすぎるが、雪面が硬いのが幸いして止まらず進める

3/31 8:26

コルまで滑り終えたらアイゼンに換装。ボードとスノーシューはここにデポしてハイクアップ開始。

3/31 8:30

なるほどこれは右から巻いていくしかないよね、と思ってたのですが、

3/31 8:45

近づくにつれ、雪が山頂近くまで付いているので登れる気がしてきたので、思い直して直登を仕掛ける。(奥で北側からの登りに合流できるのではと推測)

3/31 8:58

が、アイゼン、ピッケル必須の急な登りでした。

3/31 9:04

横見るとこんな感じ。体感的には60°くらいあるように感じたけれど、写真見ると45°くらいですね... キックステップで直登。

3/31 9:45

1時間ほど頑張ったら山頂近くなり斜度緩む。が、今度は雪が切れ気味で、木・スノーブリッジ・岩の上を強行突破。

3/31 10:13

山頂。無人。

3/31 10:06

北アルプスが横一直線。

3/31 10:11

日本海〜火打山

3/31 10:12

後立山

3/31 10:12

3/31 10:12

四阿山

3/31 10:11

浅間山

3/31 10:15

もちろんこの位置だと横手山スキー場全体が一望。

3/31 10:39

真北に、佐渡島の雪山がうっすら。

3/31 10:57

下山。まず真西に向かっておりる。ロープが見えるから多分あってるでしょう

3/31 11:01

少し下りたら、適当なとこで北へ進路を変える

3/31 11:08

北側斜面を東に向かってトラバース。急ではあるが、登りほど危険は感じずサクサク進む

3/31 11:24

左側に志賀山と鉢山。北側斜面は若干木の間隔が薄い所があり、滑って気持ち良さそう

3/31 11:41

荷物をデポした尾根上に戻ってくる。シューに履き替えリフト降り場までハイクアップ。

3/31 12:16

最後はゲレンデ滑走して下山！

3/31 12:37

下山後、麓(北東側)から振り返って1人総括。当初、回り込んで右側から登る予定だったのを、左の雪付いてる所を直登したわけで、見た目の斜度のキツさに愕然。

3/31 13:58

午後は平和に横手山をゲレンデ滑走。名物の ”雲の上のパン屋さん” (横手山頂ヒュッテ) でホッと一息。

3/31 15:22

やっぱり横手山から見た形が素晴らしいです。

3/31 13:08

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

ikerina

・昨年、横手山スキー場から見た山の形が見事で、ぜひ登りたい！と思ってたので行ってみました。冬場にバックカントリーで入るなら、南西側のヤマボクからアプローチするのが一般的なようですが、公共交通機関によるアクセスが難しいので、志賀高原側からアプローチしてみました。(横手山スキー場なら夜行のスキーバスで入って、朝一で行動開始できるので。)

・昔登られた方の山行記録(ID:106780)を参考にさせていただき、笠ヶ岳の北側に回り込み山頂目指すつもりだったのですが、東側斜面にも雪が付いていて、なんとか登れそうに見えたので直登してみました。(ただ、山頂からの滑走はムリと判断して、ボードはデポして純粋な登山に。)

・が、予想以上の斜度で、ピッケルを両手で力いっぱい根元まで打ち込みながら、それを支点によじ登るような感じになりました。スノボブーツ＋アイゼン(10爪、ストラップタイプ)では、硬めの雪面をキックステップでつま先登りするには限界があるようで、これまでになく怖い思いをしました。もっと時期が早く新雪が残ってる状態なら雪崩れそうな斜面でしたし、逆にもっと遅ければクラックや踏み抜きなども発生しそうなので、雪面状態に助けられた感じです。

・下りは順当に、山頂西側へ下り始め、北斜面をぐるり回り込むようにトラバースして戻りました。北斜面は、雪もやわらかく、板持ち込めば気持ちよく林間滑れそうでした。(山頂からは無理っぽいですが。)

・山頂からの眺めは素晴らしく、北アルプス稜線が真正面に北から南まで横一直線に一望できました。また、長野から佐渡島が見えるの、初めて知りました。(登山でなくてもいいから一度行ってみたいです)