平標山〜仙ノ倉山(シッケイ沢)


- GPS
- 06:51
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,326m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:51
7:43 岩魚沢林道ゲート手前50m 7:48 -> シール登行
8:40 ヤカイ沢1476m 8:44 -> シートラーゲン
9:29 ヤカイ沢左岸尾根1760m 9:38 -> シール登行
10:07 平標山 10:32 -> スキー滑降
10:42 西ゼン1750m 10:50 -> シール登行
※1979m付近でちょっとだけ板を外して木道を歩いた
11:44 仙ノ倉山 12:11 -> スキー滑降
※毛渡沢林道の大滑沢、上越線高架下、関越道高架下でそれぞれちょっとだけ板を外した
14:13 県道541号 -> 車道歩き
14:15 毛渡沢橋東駐車地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※除雪済み。まだ料金は徴収されない。トイレも使用不可 下山口:毛渡橋西側の路肩スペース |
コース状況/ 危険箇所等 |
[平標山登山口〜平標山] ・岩魚沢林道は橋を渡った先、ゲート手前50mまで除雪されています [平標山〜仙ノ倉山] ・登山道のある稜線上はだいぶ雪が解けてます。 左右どちらかの斜面から登ればシール登行も可能 [仙ノ倉山〜シッケイ沢] ・沢が東向きに折れるところで幾つかデブリあり。滑走には支障なし [毛渡沢出合〜仙ノ倉谷出合] ・沢はほとんど割れてますが、スノーブリッジも多数。 ところどころハの字歩行は必要ですが、板を外すことなく滑れました [毛渡沢林道] ・大滑沢は雪切れのため渡渉要。濡れずに渡れます ・上越線、関越道の高架下も当然雪なし ・スギの植林帯は、落ちた枝葉で雪面がほとんど覆われているところも多いです |
その他周辺情報 | ![]() ![]() |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] ELAN:KARAKORUM('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)
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---|
感想
一部の地域を除いて残雪の少ない今シーズン、BC賞味期限が切れそうな山を優先して登ることにしました。
で、今週は仙ノ倉山シッケイ沢を選択。毛渡沢の状態が心配ですが、いちおう下山口の辺りも雪が残っているようなので、それなりに楽しめるでしょう。
車1台を下山口の毛渡沢橋にデポし、もう1台で平標山登山口駐車場へ。
別荘地から続く林道はゲートのちょっと手前(橋を渡って100mほど先)まで除雪されていました。今日は往路で通るだけなのでいいですが、いよいよBCも終わりという感じです。そういえば今日は登山者のほうが目につきます。
この時間、ヤカイ沢左岸尾根に上がるまでの北西斜面はまだカチカチ。シールが利きづらかったのでシートラで登りました。これまで四半世紀近くこの山に登っていますが、シール以外の手段を使ったのはこれが初めて。もはやこだわりはなく、効率優先です。
平標山頂からの展望は今日も見事。3月に入ってからは快晴続きで、晴れるのが当たり前という感覚になっちゃってます。
今日は空気も澄み、南に富士山、北には佐渡島もくっきり見えました。
平標山からは途中まで西ゼン源頭を滑走。
最上部のみカリカリでしたが、すぐに快適なザラメ雪に。今シーズン初めてです。傾斜もほどほどなので、思う存分楽しむことができました。
標高差250mほど滑ったところで、仙ノ倉山まで登り返し。
平標山からの登山道上はだいぶ雪解けが進んでいますが、西ゼン側からならシールで大丈夫。傾斜は緩やかで疲れも出ず、風もないので程よいお散歩といった感じでした。
仙ノ倉山からはシッケイ沢左俣を滑降。こちらもフィルムクラスト気味の抜群に滑りやすいザラメ雪。
沢地形が顕著になってからも快適なザラメのまま。以前、重くて深いベタ雪に苦しめられたのとは大違いです。
沢が東に向きを変えるところはデブリが幾つかありました。とはいえ沢全体を埋めるようなものはなく、滑りに支障はありません。
懸念していた毛渡沢は、まだ板を外すことなく滑り抜けられました。
ただ、スノーブリッジはところどころ残っているものの、沢はほとんど割れているので、左岸・右岸をどう滑るかがポイントになります。
今日はイマイチうまくいかず。左岸の滑走に行き詰まってスノーブリッジまで戻ったり、桂ノ沢からのデブリの上を通過することになったり……。
勝手知ったる人なら、もっと効率良く滑れたと思います。
仙ノ倉谷に合流したら、あとは土樽まで長い林道滑り(歩き)。これはもうしょうがない。ほとんどストック漕ぎ、ハの字歩行を織り交ぜながら1時間近く滑って終了です。
ともあれ今日も楽しかった。
毛渡沢に出てから後が長いけど、谷川東部の山々を見ながらの真っ白な沢の滑走はそれを補って余りある素晴らしさ。さすが、名だたるクラシックルートといった感じでした。
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